セラヴィーガンダム

2018年8月11日 (土) 21:05時点におけるエス氏 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連機体)

GN-008 セラヴィーガンダム(Seravee Gundam)

ソレスタルビーイングが新たに開発した太陽炉搭載型モビルスーツ
第4世代ガンダム(厳密には第3.5世代ガンダム)に分類され、第3世代機であるガンダムヴァーチェの後継機となっている。
火力と防御力がさらに強化されており、機動性もある程度確保されている。また、パワーもかなり強力である。
最大の特徴はバックパックに巨大なガンダムの顔を持っている事で、これは通常は収容されているものの、最大出力時には展開して「フェイスバーストモード」へと移行する。実はこのバックパックこそ本機の本体と言うべき部分であり、セラフィムガンダムへと変形する。
ヴァーチェと同様、トランザムシステムも使用可能である。

ちなみに本機が砲撃戦用機体である事を知っているイノベイド達が遠距離戦を避ける為、接近戦を行うシーンも少なくなかった。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
ガンダムマイスターティエリア・アーデ
第4世代機の中では最初にロールアウトしている。アロウズイノベイターとの戦闘に投入され、ブリング・スタビティガラッゾを撃墜するなどの戦果を挙げている。
後にGNヘビーウェポン装備型へと強化された。

装備・機能

特殊機能

トランザムシステム(TRANS-AM)
オリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
第4世代機はトランザムの使用を前提に設計している事から、これらの問題をある程度克服する事に成功している。
フェイスバーストモード
背部のガンダムフェイスを展開する事で出力を最大にまで引き上げる。ソレスタルビーイング復活をアピールする意図もあったらしい。
GNフィールド
GN粒子で形成されたバリア。様々な攻撃を防ぐ事ができる。武装の集束フィールドに利用する事も可能。
分離
バックパックが分離してセラフィムになる。

武装・必殺攻撃

GNキャノンII
ヴァーチェのGNキャノンの改良型で、背部に2門、両脚部に1門ずつの計4門を装備する。個々に砲撃する事が可能。
GNバズーカII
こちらはGNバズーカの改良型で、上下に分割が可能な構造となっている事で威力を抑えてGNバズーカよりも連射速度が向上しているがGNキャノンⅡなどと連結させる事で威力や攻撃のバリエーションを増やしている。連結状態は「ダブルバズーカ」と呼ばれ、その状態で砲口を展開する事で「バーストモード」になる。
ちなみに、バーストモード時には球状に圧縮された粒子ビームが発射される。
GNビームサーベル
両腕に1本ずつ格納されている接近戦用の武装。また、GNキャノンIIの内部にも各1本ずつ格納されている。
隠し腕
GNキャノンIIの内部に各1基ずつ内蔵されている装備。敵機の意表を突いた攻撃を行う事が出来る。尚、親指が二本あり、展開時に一本が折り畳んだままでバックパックの時とセラフィムの時に向きに合わせた方の指が展開する為、バックパックの時とセラフィムの時で手が左右反転する事を防いでいる。GNビームサーベル共々全て展開する事で六刀流での攻撃が可能であり、その姿は視聴者から「阿修羅セラヴィー」などと呼ばれることも。もっとも、作中では六刀流になっても巨体ゆえか格闘戦でも最大限の力を発揮とまではいかなかった様子。六刀流を用意したのは開発当初、ティエリア以外のガンダムマイスターがいなかったことから、セラヴィーだけで戦うことを前提とし、射撃だけでなく格闘でも力を発揮させるためだったのかもしれない。尚、六刀流は元々オープニング映像でのみ使用される予定であったが、後にファンサービスとして本編でも使用される事となった。

攻撃バリエーション

クァッドキャノン
機体の前方に粒子圧縮用の小型GNフィールドを展開し、それによってGNキャノンII4門のビームを集束させて発射する攻撃。これはガンダムアストレアで行われたGNランチャー4門による同時発射実験のデータが反映されている。
バスターキャノン
肩のGNキャノンII1門にシングルバズーカモードのGNバズーカII1挺を連結させる事で使用可能な攻撃。劇中未使用。
ツインバスターキャノン
両肩のGNキャノンIIにシングルバズーカモードのGNバズーカII2挺を連結させる事で使用可能な攻撃。
この姿は、ガンダムダブルエックスの「ツインサテライトキャノン」を元ネタにしている。威力は高いが機体の下に潜りこまれて回避される事が多い。
ダブルバズーカキャノン
ダブルバズーカモードのGNバズーカIIと肩のGNキャノンII1門を連結させて使用する攻撃。劇中未使用。
ダブルバズーカバーストキャノン
ダブルバズーカキャノンのバーストモード。劇中未使用。
ハイパーバースト
ダブルバズーカモードのGNバズーカIIとGNキャノンII4門を連動させ、小型GNフィールドによって粒子ビームを集束させる事で巨大な球状に圧縮された粒子ビームを形成して発射する。本機の最強攻撃だが、メメントモリでは完全に破壊出来なかったり、レグナントのGNフィールドに簡単に防がれたりされている。

対決・名場面

関連機体

セラヴィーガンダムGNHW/B
セラヴィーガンダムGNHW/3G
セラヴィーガンダムII
セラフィムガンダム
ガンダムヴァーチェ
前世代機。
ラファエルガンダム
セラヴィーガンダムシェヘラザード
本機をベースに製作された改造ガンプラ。

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