ユリン・ルシェル
ユリン・ルシェル(Yurin Luciel)
- 登場作品:機動戦士ガンダムAGE
- 声優:早見沙織
- 種族:人間(Xラウンダー)
- 性別:女
- 年齢:15歳
- 身長:148cm
- 所属:民間人
- 主な搭乗機:ファルシア、ガンダムAGE-1 ノーマル
フリット・アスノがスペースコロニー・ノーラで出会った少女。
アジア系の血筋で長い黒髪を三つ編みにしている。また、高い能力を持つXラウンダーである。
物静かだが、人見知りする性格。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムAGE(第一部)
- かつてUEの襲撃によって家族を亡くしており、それ以降はノーラ内の施設で暮らしていた。
やがてミンスリーの大富豪アルザック・バーミングスに養女として引き取られることになったが、彼女はそれを拒絶して施設を飛び出す。逃避行の途中でUE襲撃の影響によりノーラが崩壊し始め、窮地に陥ったところをフリットのガンダムAGE-1に救出される。そこに現れたガフランやゼダスに苦戦するフリットをXラウンダーの能力で助け、ノーラ脱出や敵機の撃破に貢献している。
その後、本来の引き取り手であるバーミングスの屋敷に迎えられてからも、彼と新たな家族関係を築くことができずにいたが、UEとの決戦の準備の為ミンスリーを訪れたフリットと再会。彼と束の間の一時を過ごす。決戦の日を迎え屋敷を離れる彼と、お互い再び生きて会う約束を交わすが、彼女の能力に目を付けたデシル・ガレット達に拉致されてしまう。
宇宙要塞アンバットに連れてこられた彼女はXラウンダー専用機ファルシアに強引に乗せられ、戦場で敵としてフリットと望まぬ再会を果たす。デシルに機体を操られるままフリットを追い詰めていくが、デシルがとどめを刺そうとしたところで彼からフリットを庇って突き刺されてしまう。最期はフリットに「生きるのって難しいね」と言い残し、ファルシアと共に炎の中に消えていった。 - 機動戦士ガンダムAGE(第四部)
- キオの呼びかけに応じて見えたフリットの精神世界において、少年時代のフリットにヴェイガンとフリット自身をを許すように言った。
- 機動戦士ガンダムAGE(ゲーム版)
- フリットとのキスシーンが追加されている。また、キャラライブラリではバーミングスの養子となった事を反映してか名前が「ユリン・バーミングス」となっている。
人間関係
- フリット・アスノ
- 友人。その出会いは彼に多大な影響を与えた。
- アルザック・バーミングス
- 遠縁の親戚で後に義父となる。
- ウルフ・エニアクル
- BD・DVDの特典CDにて、フリットと共に話をしている。
- デシル・ガレット
- フリットへの雪辱の為に、フリットと仲が良いと言う理由で拉致する。
名台詞
第一部
- 「生きるのって…難しいね…」
第四部
- 「ありがとう、優しいフリット……でも、もういいんだよ……いいんだよ…許してあげて。…みんなを、そして…あなた自身を…」
- ラ・グラミス攻防戦にて少年時代のフリットの前に現れた時のセリフ。ヴェイガンへの憎しみと仲間を守れなかった自責の念から解放され、フリットは真の救世主となる。
搭乗機体・関連機体
- ファルシア
- デシルらに拉致された際に無理やり乗せられる。
しかし、彼女自身は一切操縦しておらず、デシルがゼダスから遠隔操作していた。 - ガンダムAGE-1 ノーマル
- ノーラ脱出時に一時的に搭乗。
余談
アニメ「WORKING!!」の山田葵と容姿が似ていたため、放送当時は視聴者からネタにされた。