グフ複合試験型 | |
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外国語表記 | GOUF Compound examination type |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 地上用試作型モビルスーツ |
型式番号 | MS-07W |
頭頂高 | 18.5m |
全備重量 | 67.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要
ジオンの主力戦闘機ドップに似た戦闘機「リトル・ドップ」が変形し、機体の胸部に収納されコクピットとなるという、ジオン版コアブロックシステムとも呼べるシステムを搭載した実験機である。連邦軍のRXシリーズの情報もこの機体の開発に大きく影響したであろう事は想像に難くない。
しかし、この機体のシステムはRXシリーズほど完成されたシステムではなく、コクピットとなるリトル・ドップは、稼働中に本体から離脱する事は出来るものの、再び単独で本体に戻る機能はなく、開発途中の機体であったと推測出来る。
リトル・ドップはMSの胸部に収める関係からドップと比較して一回り小さく設計されており、性能面も一変している。また、連邦のコアブロックシステムとは異なりエンジンブロックがそのまま機体背部に露出するという、後のホリゾンタル・イン・ザ・ボディに近いドッキング方式を採用していという特徴もあった。
一年戦争後期、キャリフォルニア・ベースで発見され、同時に格納庫内で改装中と思われるシーランスも発見されている事から、地球上の全領域MS開発の為の試験機だったとも推測されている。
カラーリングについてはガルマ・ザビ専用ザクIIに酷似しているが、関連性は不明。
登場作品と操縦者
- MSV-R
- 出典元。
装備・機能
特殊機能
- 脱出機能
- リトル・ドップによって脱出可能。改装中だったシーランスの存在から、これを利用した換装システムが盛り込まれていた可能性が示唆されている。
武装・必殺攻撃
グフ本体側
- 75mm5連装フィンガーバルカン
- 両腕部のマニピュレータ先端に内蔵されている機関砲。
- ジャイアント・バズ
- 主にドム系列機が装備している大口径のバズーカ砲。
- ヒート・ソード
- 加熱式の実体剣。非使用時にはシールド裏に装備されている。
- シールド
- グフ系列機が主に装備しているシールド。本機のシールドは補助スラスターが内蔵された専用の物を両腕に装着している。
リトル・ドップ側
- 6連装30mm機関砲
- リトル・ドップに2基装備されている機関砲。
- ミサイルランチャー
- リトル・ドップに2発装備されているミサイル。
対決・名場面
関連機体
- グフ
- 原型機。
余談
- ガルマ専用ザクと似通ったカラーリングの本機だが、これは元々『月刊ガンダムエース』の一般公募に「ガルマ専用グフ」として提出された時の名残。そのデザインをクリンナップしたのが本機である。