差分

321 バイト追加 、 2019年10月10日 (木) 12:32
編集の要約なし
33行目: 33行目:  
[[ジェガン]]の機能を小型化する方向で開発されており、ジェネレーター等の部品はジェガンからの流用であるものの、出力や推進面、及び装備拡張機能ではジェガンを上回っており、小型モビルスーツの有用性を実証する形となった。
 
[[ジェガン]]の機能を小型化する方向で開発されており、ジェネレーター等の部品はジェガンからの流用であるものの、出力や推進面、及び装備拡張機能ではジェガンを上回っており、小型モビルスーツの有用性を実証する形となった。
   −
当時のジオン残党の掃討を主目的とした次世代の小型モビルスーツ開発までの埋め合わせ<ref>及び15m級MSへの刷新移行期間用機体</ref>として量産が決定し、[[オールズモビル]]戦役においては同期の[[Gキャノン]]と共に十分な働きを示した。
+
当時のジオン残党の掃討を主目的とした次世代の小型モビルスーツ開発までの埋め合わせ<ref>及び15m級MSへの刷新移行期間用機体</ref>として量産が決定し、第二次[[オールズモビル]]戦役<ref>第一次OM戦役では何らかの理由で配備されなかったのか掃討部隊の主力機種はジェガンだった。</ref>においては同期の[[Gキャノン]]と共に十分な働きを示した。
    
しかし、当時のアナハイムはMSの小型化に消極的であり、ヘビーガンはサナリィの要求を満たすだけの性能は備えておらず<ref>尤もサナリィが求めていた性能はどう見ても「戦時機体」スペックであり戦間厭戦期の機体の評価としては過剰に貶している部分が有った。</ref>、またGキャノンのOEM生産時のデチューニングに対する不満から、サナリィはアナハイムへの開発委託から自主開発への道を切り開くことになる。
 
しかし、当時のアナハイムはMSの小型化に消極的であり、ヘビーガンはサナリィの要求を満たすだけの性能は備えておらず<ref>尤もサナリィが求めていた性能はどう見ても「戦時機体」スペックであり戦間厭戦期の機体の評価としては過剰に貶している部分が有った。</ref>、またGキャノンのOEM生産時のデチューニングに対する不満から、サナリィはアナハイムへの開発委託から自主開発への道を切り開くことになる。
   −
また、後に現れた[[クロスボーン・バンガード]]の量産機と比べると出力や運動性能、ビーム・シールドの未装備など性能面での劣勢は否めず、この頃になると現地のパイロットからも「ジェガンと大差無い」と不評を買った。
+
また、後発機である[[クロスボーン・バンガード]]の量産機群と比べると出力や運動性能、[[ビームシールド]]の未装備など性能面での劣勢は否めず、この頃になると現地のパイロットからも「ジェガンと大差無い」と不評を買った。
    
配備数は多く、[[宇宙世紀]]0130年代の「[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]」でも主力モビルスーツとして勤め、後年宇宙世紀0153年「[[機動戦士Vガンダム]]」でも地球連邦軍の払い下げのヘビーガンがマケドニア政庁に配備されている。
 
配備数は多く、[[宇宙世紀]]0130年代の「[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]」でも主力モビルスーツとして勤め、後年宇宙世紀0153年「[[機動戦士Vガンダム]]」でも地球連邦軍の払い下げのヘビーガンがマケドニア政庁に配備されている。
62行目: 62行目:  
:標準的な近接戦用の武装。手首を回転させることで[[ビーム・シールド]]の様に扱う事ができる。なお、サーベルラックの位置が設定されておらず、サーベルの本数も資料によって1~2本とバラつきがある。
 
:標準的な近接戦用の武装。手首を回転させることで[[ビーム・シールド]]の様に扱う事ができる。なお、サーベルラックの位置が設定されておらず、サーベルの本数も資料によって1~2本とバラつきがある。
 
;シールド
 
;シールド
:実体式の防御兵装。
+
:実体式の防御兵装。Eパック搭載機能などの付加機能は無いシンプルな物。手部携行グリップは備えず前腕部マウントに直接装着する形式。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
71行目: 71行目:  
=== 機動戦士ガンダムF90FF ===
 
=== 機動戦士ガンダムF90FF ===
 
;対[[リゼル]]
 
;対[[リゼル]]
:第1話より、[[ガンダムF90-Eタイプ]]の運用試験を兼ねた模擬戦にて。3機のヘビーガンと3機のリゼルがデブリ帯で対決し、ヘビーガンが接近戦でリゼルを圧倒。変形し距離をとるリゼルだったが、身を潜めている最中にF90のジャミングによりレーダーとモニターに不具合が発生。そこに奇襲を掛け、見事圧勝した。<br/>『F91』では終始CV軍の小型機に圧倒されたヘビーガンではあるが、腐っても小型機。大型機相手には無類の強さを発揮できる事を証明したシーンである。
+
:第1話より、[[ガンダムF90-Eタイプ]]の運用試験を兼ねた模擬戦にて。3機のヘビーガンと3機のリゼルがデブリ帯で対決し、ヘビーガンが接近戦でリゼルを圧倒。変形し距離をとるリゼルだったが、身を潜めている最中にF90のジャミングによりレーダーとモニターに不具合が発生。そこに奇襲を掛け、見事圧勝した。<br/>『F91』では終始CV軍の後発小型機に圧倒されたヘビーガンではあるが、腐っても小型機。大型機相手には無類の強さを発揮できる事を証明したシーンである。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
匿名利用者