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− | + | 宇宙での運用のためにスラスター出力の強化と機体各部に姿勢制御用バーニアが追加された他、デスサイズの持つステルス性能がさらに強化されている。バックパックの「ハイパージャマー」は宇宙での運用を想定し改良されたことで2倍の性能を獲得し、胸部には特殊ジャミング粒子の散布能力を高める「リブジャマー」が新たに搭載されている。また、頭部にもジャミング機能を高めるモールドが追加されており、より広範囲のレーダーや光学カメラを無効化可能となっている。 | |
− | + | 機体の戦闘力も強化され、その中で最も特徴的なのが上半身を覆う開閉式の特殊装甲「アクティブクローク」の追加である。これには5人のガンダム開発者がOZで開発した[[メリクリウス]]の[[プラネイトディフェンサー]]の技術が応用されており、ビームに対して絶大な防御効果を発揮する物となっている。また、展開することで翼としても機能し、内面に備わる姿勢制御用バーニアにより運動性と機動性が高められている。なお上半身を覆った状態でも、ある程度腕部の可動域を損なわないレイアウトとなっている。 | |
− | + | 他にもサイド・リアアーマーの大型化により防御力が強化され、後頭部に追加されたカメラにより背後からの奇襲にも対応可能となっている。武装はデスサイズの物を改良しており、攻撃力が強化されている。アクティブクロークを展開し攻撃する様は、悪魔が羽を広げて襲ってくるような印象を与えたとされている。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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− | :本機の最大の特徴とも言える上半身をすっぽり覆う外套(クローク)状の追加装甲。前面には[[メリクリウス]]の[[プラネイトディフェンサー]] | + | :本機の最大の特徴とも言える上半身をすっぽり覆う外套(クローク)状の追加装甲。前面には[[メリクリウス]]の[[プラネイトディフェンサー]]と同等の機能を持つフィールドジェネレーターを計4基設置。強力な電磁フィールドを発生させ、[[ヴァイエイト]]級のビーム砲の直撃をも防ぎ切る。また、装甲自体にも対ビームコーティングが施されており、それ自体の防御力も高い。同時に、本体同様電波吸収・拡散効果を持つステルス塗装も施され、ハイパージャマーとの連動によって自機の金属反応をほぼ完全に消失させる事が出来る。 「アクティブ」の名通り装甲は前後左右側面6枚が独立して可動し、高機動戦闘時は前後の装甲が肩上部に跳ね上げられ、まるで悪魔の翼を連想させる不気味なシルエットを形成する。翼は空力装備としての機能も有しており、大気圏内においても非常に高い機動性を発揮する。なおクロークの基部フレームを両肩口に設置したために、マシンキャノンの搭載は見送られた。 |
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+ | :各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆装置。 | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;バルカン砲 | ;バルカン砲 | ||
− | : | + | :頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。改修前と同様に、主に牽制に用いられる。 |
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;バスターシールド | ;バスターシールド | ||
− | : | + | :腕部に装着される[[ガンダニュウム合金]]製のシールド。武装の性質は変わらないがビーム刃の出力が強化され、ブレードの威力も強化されている。さらにシールド後部のスラスター出力も強化されており、破壊力が向上している。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
+ | === 別デザイン === | ||
;[[ガンダムデスサイズヘル (EW版)]] | ;[[ガンダムデスサイズヘル (EW版)]] | ||
− | : | + | :EW版デザインの本機。 |
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+ | === 系列機・派生機 === | ||
;[[ガンダムデスサイズ]] | ;[[ガンダムデスサイズ]] | ||
− | : | + | :原型機。 |
+ | ;[[ガンダムデスサイズギルティ]] | ||
+ | :EW版デスサイズまたはEW版デスサイズヘルの量産型。頭部形状が本機の物と同型となっている。 | ||
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+ | === 技術的関与のある機体 === | ||
+ | ;[[メリクリウス]] | ||
+ | :この機体の[[プラネイトディフェンサー]]の技術が本機に応用された。 | ||
+ | |||
+ | === その他 === | ||
+ | ;[[ガンダムリヴランスヘブン]] | ||
+ | :『[[ガンダムブレイカー バトローグ]]』に登場する、本機をベースとする[[ガンプラ]]。機体カラーや名称など様々な面に本機とは対照的なカスタマイズが施されている。 | ||
+ | <!-- == 余談 == --> | ||
+ | <!-- *説明 --> | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | + | === [[ガンプラ]] === | |
− | + | <amazon>B000JX6R50</amazon> | |
− | + | <amazon>B000NBW9MI</amazon> | |
− | == | + | === フィギュア === |
− | < | + | <amazon>B0002U3EYC</amazon> |
+ | <amazon>B00E8ZJXBK</amazon> | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
− | + | *[http://www.gundam-w.jp/tv/ms/08.html 『新機動戦記ガンダムW』公式サイト:ガンダムデスサイズH(ヘル)] | |
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
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2021年10月26日 (火) 22:22時点における最新版
ガンダムデスサイズヘル | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Deathscythe Hell |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
コードネーム |
02 (ゼロツー) ※OZ側からの呼称 |
分類 | 特殊作戦用モビルスーツ |
型式番号 | XXXG-01D2 |
頭頂高 | 16.3m |
本体重量 | 7.4t |
装甲材質 | ガンダニュウム合金 |
アビリティレベル |
|
原型機 | ガンダムデスサイズ |
開発拠点 | OZ月面基地 |
改修 |
ドクターJ プロフェッサーG ドクトルS H教授 老師O |
所属 | コロニー独立組織 ⇒ Gチーム |
所有者 | デュオ・マックスウェル |
母艦 | ピースミリオン |
主なパイロット | デュオ・マックスウェル |
概要編集
OZの月面基地に拘束された5人のガンダム開発者たちが、同基地に回収されていた大破状態のガンダムデスサイズを元に極秘に強化改修した機体。名称は「一度破壊されたデスサイズが地獄の淵から蘇った」という意味合いをこめて「ヘル(地獄)」と付け加えられた。
宇宙での運用のためにスラスター出力の強化と機体各部に姿勢制御用バーニアが追加された他、デスサイズの持つステルス性能がさらに強化されている。バックパックの「ハイパージャマー」は宇宙での運用を想定し改良されたことで2倍の性能を獲得し、胸部には特殊ジャミング粒子の散布能力を高める「リブジャマー」が新たに搭載されている。また、頭部にもジャミング機能を高めるモールドが追加されており、より広範囲のレーダーや光学カメラを無効化可能となっている。
機体の戦闘力も強化され、その中で最も特徴的なのが上半身を覆う開閉式の特殊装甲「アクティブクローク」の追加である。これには5人のガンダム開発者がOZで開発したメリクリウスのプラネイトディフェンサーの技術が応用されており、ビームに対して絶大な防御効果を発揮する物となっている。また、展開することで翼としても機能し、内面に備わる姿勢制御用バーニアにより運動性と機動性が高められている。なお上半身を覆った状態でも、ある程度腕部の可動域を損なわないレイアウトとなっている。
他にもサイド・リアアーマーの大型化により防御力が強化され、後頭部に追加されたカメラにより背後からの奇襲にも対応可能となっている。武装はデスサイズの物を改良しており、攻撃力が強化されている。アクティブクロークを展開し攻撃する様は、悪魔が羽を広げて襲ってくるような印象を与えたとされている。
登場作品と操縦者編集
- 新機動戦記ガンダムW
- パイロットはデュオ・マックスウェル。
装備・機能編集
特殊機能編集
- ハイパージャマー
- バックパックに搭載されている電波妨害装置。バックパック上部左右の噴出口の形状は改修前から変更されていないが、基本性能が2倍に強化されている。
- リブジャマー
- 胸部に6基搭載されている肋骨状の粒子増幅用の補助装置。ハイパージャマーから散布される特殊ジャミング粒子を、より効率よく広範囲に展開可能となっている。
- アクティブクローク
- 本機の最大の特徴とも言える上半身をすっぽり覆う外套(クローク)状の追加装甲。前面にはメリクリウスのプラネイトディフェンサーと同等の機能を持つフィールドジェネレーターを計4基設置。強力な電磁フィールドを発生させ、ヴァイエイト級のビーム砲の直撃をも防ぎ切る。また、装甲自体にも対ビームコーティングが施されており、それ自体の防御力も高い。同時に、本体同様電波吸収・拡散効果を持つステルス塗装も施され、ハイパージャマーとの連動によって自機の金属反応をほぼ完全に消失させる事が出来る。 「アクティブ」の名通り装甲は前後左右側面6枚が独立して可動し、高機動戦闘時は前後の装甲が肩上部に跳ね上げられ、まるで悪魔の翼を連想させる不気味なシルエットを形成する。翼は空力装備としての機能も有しており、大気圏内においても非常に高い機動性を発揮する。なおクロークの基部フレームを両肩口に設置したために、マシンキャノンの搭載は見送られた。
- 自爆装置
- 各ガンダムに搭載されている機密保持用の自爆装置。
武装・必殺攻撃編集
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。改修前と同様に、主に牽制に用いられる。
- ツインビームサイズ
- ビーム発振器を2基に増設した連装刃タイプのビームサイズ。1枚目の刃で敵MSの装甲を、2枚目でフレームを両断し確実な撃破を目的とする。また加速用のバーニアも付加されており、斬撃速度・威力の強化が図られている。これらの改良により、総合的な威力は単刃タイプの4倍に強化されている。発振器の角度調節機構と柄の伸縮機構は継承され、非使用時にはリアアーマーのラックにマウントされる。
- バスターシールド
- 腕部に装着されるガンダニュウム合金製のシールド。武装の性質は変わらないがビーム刃の出力が強化され、ブレードの威力も強化されている。さらにシールド後部のスラスター出力も強化されており、破壊力が向上している。
対決・名場面編集
関連機体編集
別デザイン 編集
- ガンダムデスサイズヘル (EW版)
- EW版デザインの本機。
系列機・派生機 編集
- ガンダムデスサイズ
- 原型機。
- ガンダムデスサイズギルティ
- EW版デスサイズまたはEW版デスサイズヘルの量産型。頭部形状が本機の物と同型となっている。
技術的関与のある機体 編集
- メリクリウス
- この機体のプラネイトディフェンサーの技術が本機に応用された。
その他 編集
- ガンダムリヴランスヘブン
- 『ガンダムブレイカー バトローグ』に登場する、本機をベースとするガンプラ。機体カラーや名称など様々な面に本機とは対照的なカスタマイズが施されている。
商品情報編集
ガンプラ編集
Amazon.co.jp 商品リンク: B000JX6R50
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