「ゲイルストライクガンダム」の版間の差分
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+ | これら外見から判別出来る改良以外にも、機体全体の強化も図られており、特に関節駆動部に新技術を導入した結果、全高と重量が微細ながら増す結果となったが、関節部の強化により負荷に対する耐久力が向上している。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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+ | :ゲイルストライクでは関節駆動系の大幅な見直しが行われ、瞬発的な関節かどうへの対応力が高くなっている。その反面、過度な機動を連続して行った場合、関節に大きな負荷がかかり加熱する事がわかっている。熱は関節素材の耐久力を低下させるため、素早い排熱効果のあるスリット構造を持った膝アーマーが装備された。これは、関節にかかる機動を行えばその行動によって空冷されるため、高い排熱効果を誇る他、宇宙空間ではスリットがそのまま放熱板として機能する。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ||
− | : | + | :頭部に内蔵された対空砲。威力は低いが弾数が多く、ミサイルなどの迎撃に有効。MS戦では牽制などに仕様される。GAT-Xシリーズの標準装備とされる事が多く、本機のベースとなったストライクでも採用されていた。 |
− | ; | + | ;対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」 |
− | : | + | :腕アーマーの中に収納されている折りたたみ式の小型実体剣。ストライクから採用されている武装だが、本機では火器の代わりに敵に投げつけて使うなど、運用法に違いが見られる。 |
+ | ;57mm高エネルギー[[ビームライフル]] | ||
+ | :連合が開発に成功したMS用のビーム兵器。現在はMSの標準装備となっており、戦艦に匹敵する攻撃力をMSにもたらす。本機は格闘戦に特化しているため、使用される機会は少ない。 | ||
;ウイングソー | ;ウイングソー | ||
− | : | + | :本機主兵装となる対艦刀。名前は直訳すると「翼の鋸」となる。刃部分が敵装甲素材に合わせた周波数で微細に振動する事により、高い切断能力を得る。逆にデータの無い素材を切断する場合には能力の低下は否めない。格闘戦において両手に装備したこの対艦刀を広げる事で翼と同様に機能する。腕を動かす事で多彩な軌道変更が可能であり、主に[[AMBAC]]や滞空時の気流制御に使用使用され、近接戦闘においてこれまでにない運動性を発揮する。 |
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− | : | + | :実体剣ではなく、ビームの刃を持つ剣。ストライクではエールストライカーに付属していたが、本機では両肩に標準装備となっている。 |
;対ビームシールド | ;対ビームシールド | ||
− | : | + | :シールド表面でビームを拡散する事が可能なシールド。連合の機体では広く採用され、主に手に持って使用される装備だが、シールドストライカーでは格闘戦の邪魔にならないように背面のメインスラスター上部に可動アームを介して装備されており、制御翼の一部としても機能している。主に背後の防御に対応しているが、前面に展開する事も可能。 |
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== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | + | ;[[ストライクガンダム]] / [[エールストライクガンダム]] | |
− | + | :ベース機。 | |
− | : | + | ;[[レーゲンデュエルガンダム]] / [[ヘイルバスターガンダム]] / [[ネブラブリッツガンダム]]<br/>[[ニクスプロヴィデンスガンダム]] / [[ヴァンセイバーガンダム]] / [[ガンダムアストレイ ミラージュフレーム]] |
− | ;[[ | + | :[[ライブラリアン]]に所属する機体。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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2024年7月10日 (水) 21:44時点における最新版
ゲイルストライクガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Gale Strike Gundam |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
正式名称 | ゲイルストライク |
分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | LG-GAT-X105 |
全高 | 18.01m |
本体重量 | 65.11t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | ライブラリアン |
所属 | ライブラリアン ⇒ 未所属 |
主なパイロット | ND-HE |
概要編集
地球連合軍によって開発されたストライクをライブラリアンが強化再設計した機体。型式番号の頭に付く「LG」は「ライブラリアン・ゲイル」を意味し、ゲイル」は英語で「疾風」を意味する。これは変則機動で敵機を切り刻む姿が、戦場に強風が吹き荒れているかのようであるため名付けられた。
ストライクが汎用性の高い機体であったのに対し、本機は格闘戦に特化した仕様に変更されている。最大の特徴は、エールストライカーに採用されていた推進システムを両肩に移植している事である。この結果、ゲイルストライクは前方向への推進力に加え、左右(腕を動かせば更に方向範囲が広がる)への強力な推進力を得る事になった。これは、接近戦へと入るため、敵との距離を詰めるのに有効であり、移動するゲイルストライクはそれまでのモビルスーツには無かった速さと変則軌道を持ち、接近戦に入る前に迎撃する事は非常に困難である。また、腰部に装備された対艦刀「ウイングソ―」は移動時には機体の移動をサポートする翼として機能する。
これら外見から判別出来る改良以外にも、機体全体の強化も図られており、特に関節駆動部に新技術を導入した結果、全高と重量が微細ながら増す結果となったが、関節部の強化により負荷に対する耐久力が向上している。
頭部センサー及びコンピュータは高性能化、大型化に伴い排熱効果を効率化するため、マスク部のガス冷却スリットを廃止し、ベルチェ素子による小型冷却装置に変更された。コレに伴いマスクのデザインが大きく変わる事になった。
ライブラリアンは機体同士の連携も重視しており、組織で開発された他の機体が装備する一部のバックパック兵装をストライカーパックシステムを介して運用することが可能である。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
- 初登場作品。
装備・機能編集
特殊機能編集
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流して相転移させる特殊装甲。その際、装甲には色がつく。物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能だが、高出力のビーム兵器の前には無力である。
- ショルダーユニット
- エールストライカーの推進システムを改良して移植した肩部ユニット。本来、機体を前に押し出す強力な推力を側面方向に配置した事で、それまでのMSにはない運動性能を得ることとなった。肩ユニットは、バーニアに加え推進剤のタンクがあるため、ストライクに比べて大型化する事になった。
- ニーアーマー
- ゲイルストライクでは関節駆動系の大幅な見直しが行われ、瞬発的な関節かどうへの対応力が高くなっている。その反面、過度な機動を連続して行った場合、関節に大きな負荷がかかり加熱する事がわかっている。熱は関節素材の耐久力を低下させるため、素早い排熱効果のあるスリット構造を持った膝アーマーが装備された。これは、関節にかかる機動を行えばその行動によって空冷されるため、高い排熱効果を誇る他、宇宙空間ではスリットがそのまま放熱板として機能する。
- ストライカーパックシステム
- ストライカーパックシステムはベース機から引き続き採用されており、各種ストライカーを換装可能。
- シールドストライカー
- 対ビームシールドを可動アームに装備したストライカーパック。アームのシールドを固定する基部には四方に小型バーニアが取り付けられており、防御したい方向へシールドを向けるための操作速度を大きく高めている。
シールドは格闘戦で邪魔となるため、背中のメインスラスター上部に配置し、スラスター推力の制御翼の一部として運用する設計となっている。シールドとして使用時には可動アームが第三の腕として格闘戦中の背面の防御にも対応する。
武装・必殺攻撃編集
ゲイルストライク本体側編集
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に内蔵された対空砲。威力は低いが弾数が多く、ミサイルなどの迎撃に有効。MS戦では牽制などに仕様される。GAT-Xシリーズの標準装備とされる事が多く、本機のベースとなったストライクでも採用されていた。
- 対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 腕アーマーの中に収納されている折りたたみ式の小型実体剣。ストライクから採用されている武装だが、本機では火器の代わりに敵に投げつけて使うなど、運用法に違いが見られる。
- 57mm高エネルギービームライフル
- 連合が開発に成功したMS用のビーム兵器。現在はMSの標準装備となっており、戦艦に匹敵する攻撃力をMSにもたらす。本機は格闘戦に特化しているため、使用される機会は少ない。
- ウイングソー
- 本機主兵装となる対艦刀。名前は直訳すると「翼の鋸」となる。刃部分が敵装甲素材に合わせた周波数で微細に振動する事により、高い切断能力を得る。逆にデータの無い素材を切断する場合には能力の低下は否めない。格闘戦において両手に装備したこの対艦刀を広げる事で翼と同様に機能する。腕を動かす事で多彩な軌道変更が可能であり、主にAMBACや滞空時の気流制御に使用使用され、近接戦闘においてこれまでにない運動性を発揮する。
シールドストライカー側編集
- ビームサーベル
- 実体剣ではなく、ビームの刃を持つ剣。ストライクではエールストライカーに付属していたが、本機では両肩に標準装備となっている。
- 対ビームシールド
- シールド表面でビームを拡散する事が可能なシールド。連合の機体では広く採用され、主に手に持って使用される装備だが、シールドストライカーでは格闘戦の邪魔にならないように背面のメインスラスター上部に可動アームを介して装備されており、制御翼の一部としても機能している。主に背後の防御に対応しているが、前面に展開する事も可能。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ストライクガンダム / エールストライクガンダム
- ベース機。
- レーゲンデュエルガンダム / ヘイルバスターガンダム / ネブラブリッツガンダム
ニクスプロヴィデンスガンダム / ヴァンセイバーガンダム / ガンダムアストレイ ミラージュフレーム - ライブラリアンに所属する機体。