「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の版間の差分

 
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| 配信元 =  
 
| 配信元 =  
 
| 放送期間 =  
 
| 放送期間 =  
*第1クール:2022年10月2日~2022年12月(予定)
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*第1クール:2022年10月2日~2023年1月8日
*第2クール:2023年4月~2023年6月(予定)
+
*第2クール:2023年4月9日~2023年7月2日
 
| 公開日 =  
 
| 公開日 =  
 
| 発売日 =  
 
| 発売日 =  
 
| 発表期間 =  
 
| 発表期間 =  
| 話数 =  
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| 話数 = 24
 
| 巻数 =  
 
| 巻数 =  
 
| 次作 =  
 
| 次作 =  
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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{{書籍概要
 +
| タイトル = 小説版
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| 読み =
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| 外国語表記 =
 +
| 著者 = 高島雄哉
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| 作者 =
 +
| 原案 =
 +
| 原作 = 矢立肇 <br/>富野由悠季
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| 脚本 =
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| 作画 =
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| 文章 =
 +
| 企画 =
 +
| 編集 =
 +
| 企画・編集 =
 +
| 表紙カバー =
 +
| デザイン =
 +
| 装幀・デザイン =
 +
| キャラクターデザイン =
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| メカニックデザイン =
 +
| コミック =
 +
| イラスト = 高木秀栄
 +
| 挿絵 =
 +
| シナリオ =
 +
| モデリング協力 =
 +
| 撮影 =
 +
| CGエフェクト =
 +
| 3Dモデリング =
 +
| カバーモデリング =
 +
| 監修 =
 +
| 協力 =
 +
| 編集・協力 =
 +
| 編集人 =
 +
| 発行人 =
 +
| 発行所 =
 +
| 出版社 = KADOKAWA
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| レーベル =
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| 印刷所 =
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| 製本 =
 +
| 印刷・製本 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 = 月刊ガンダムエース
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| 発売日 =
 +
| 刊行日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 掲載期間 = 2022年11月26日~
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| 刊行期間 = 2023年2月25日~
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| 巻数 = 3
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| 話数 =
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| 価格 =
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| その他 =
 +
}}
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
2022年放送のTVシリーズ。TVシリーズで初めて女性を主人公とした作品として注目を集めた<ref>アニメ作品初の女性主人公は『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』の[[セレーネ・マクグリフ]]。</ref>。ガンダムの新規TVシリーズは『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の完結以来5年ぶり。
+
2022年放送のTVシリーズ。『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の完結以来5年ぶりのTVシリーズとなり、『鉄血のオルフェンズ』の完結と共に一度終了したTBS・MBS系列の日曜午後5時枠(通称「日5」)の再開に合わせ放送された。また、本編放送に先駆けて前日譚『PROLOGUE』が2022年7月14日より公開された。
  
本作は、『鉄血のオルフェンズ』の完結と共に一度終了したTBS・MBS系列の日曜午後5時枠(通称「日5」)の再開に合わせ放送された。また、本編放送に先駆けて前日譚『PROLOGUE』が2022年7月14日より公開された。
+
TVシリーズで初めて女性を主人公とした作品として注目を集めた<ref>アニメ作品初の女性主人公は『[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]』の[[セレーネ・マクグリフ]]。</ref>他、学園を舞台としたストーリーや各企業との積極的なコラボレーションなど、これまでのシリーズになかった要素を前面に打ち出し、特に新規層の開拓に力を入れている。
  
1クール毎の分割放送方式を採用しており、第1クールは2022年10月から2022年12月まで放送し、第2クールは2023年4月から6月まで放送される。なお、1クール・2クールの合間には『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』、『[[機動戦士ガンダムNT]]』、『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]』のTV再編集版が放送予定。
+
1クール毎の分割放送方式を採用しており、第1クールは2022年10月から2023年1月まで放送し、第2クールは2023年4月から7月まで放送された。なお、1クール・2クールの合間には『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』、『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]』、『[[機動戦士ガンダムNT]]』のTV再編集版が放送された。
 +
 
 +
2023年2月より刊行された小説版では、本編のノベライズの他、小説オリジナルキャラクターを交えたオリジナルエピソードも描かれる。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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:ジェターク社の御曹司で、パイロット科3年生。
 
:ジェターク社の御曹司で、パイロット科3年生。
 
;[[エラン・ケレス]]
 
;[[エラン・ケレス]]
:ペイル社が擁立するパイロット科3年生。
+
:ペイル社が擁立するパイロット科3年生。強化人士と呼ばれる強化人間。
 
;[[シャディク・ゼネリ]]
 
;[[シャディク・ゼネリ]]
 
:グラスレー社CEOの養子。パイロット科3年生。
 
:グラスレー社CEOの養子。パイロット科3年生。
 
;[[チュアチュリー・パンランチ]]
 
;[[チュアチュリー・パンランチ]]
:パイロット科1年生で、愛称はチュチュ。
+
:地球寮に所属するパイロット科1年生で、愛称はチュチュ。
 
;[[ニカ・ナナウラ]]
 
;[[ニカ・ナナウラ]]
:メカニック科1年生。
+
:地球寮所属。メカニック科1年生。
 
;[[ラウダ・ニール]]
 
;[[ラウダ・ニール]]
 
:ジェターク寮の副寮長を務めるパイロット科3年。グエルの異母兄弟。
 
:ジェターク寮の副寮長を務めるパイロット科3年。グエルの異母兄弟。
 
;[[フェルシー・ロロ]]
 
;[[フェルシー・ロロ]]
:パイロット科2年。ジェターク寮所属。
+
:パイロット科2年。ジェターク寮所属。グエルの取り巻き。
 
;[[ペトラ・イッタ]]
 
;[[ペトラ・イッタ]]
:メカニック科2年。ジェターク寮所属。
+
:メカニック科2年。ジェターク寮所属。グエルの取り巻き。
 
;[[セセリア・ドート]]
 
;[[セセリア・ドート]]
 
:ブリオン寮所属。経営戦略科2年。決闘委員会の一人。
 
:ブリオン寮所属。経営戦略科2年。決闘委員会の一人。
 
;[[ロウジ・チャンテ]]
 
;[[ロウジ・チャンテ]]
 
:ブリオン寮所属。メカニック科1年。決闘委員会の一人。
 
:ブリオン寮所属。メカニック科1年。決闘委員会の一人。
 +
;[[マルタン・アップモント]]
 +
:経営戦略科3年。地球寮の寮長。
 +
;[[ヌーノ・カルガン]]
 +
:メカニック科2年。地球寮所属。
 +
;[[オジェロ・ギャベル]]
 +
:メカニック科2年。地球寮所属。ギャンブル好き。
 +
;[[ティル・ネイス]]
 +
:メカニック科3年。地球寮所属。
 +
;[[リリッケ・カドカ・リパティ]]
 +
:経営戦略科1年。地球寮所属。
 +
;[[アリヤ・マフヴァーシュ]]
 +
:メカニック科3年。地球寮所属。
 +
;[[カミル・ケーシンク]]
 +
:メカニック科3年。ジェターク寮所属。
 +
;[[サビーナ・ファルディン]]
 +
:パイロット科3年。グラスレー寮所属。シャディクの補佐役。
 +
;[[エナオ・ジャズ]]
 +
:パイロット科3年。グラスレー寮所属。
 +
;[[レネ・コスタ]]
 +
:パイロット科2年。グラスレー寮所属。
 +
;[[イリーシャ・プラノ]]
 +
:パイロット科2年。グラスレー寮所属。
 +
;[[メイジー・メイ]]
 +
:パイロット科2年。グラスレー寮所属。
 
;[[ハロ]]
 
;[[ハロ]]
 +
:フロントでの生活で活用されるインフラロボット。
 +
 
=== ベネリットグループ ===
 
=== ベネリットグループ ===
 
;[[デリング・レンブラン]]
 
;[[デリング・レンブラン]]
 
:ベリネットグループの総裁。[[カテドラル]]の統括代表。ミオリネの父親。
 
:ベリネットグループの総裁。[[カテドラル]]の統括代表。ミオリネの父親。
 
;[[サリウス・ゼネリ]]
 
;[[サリウス・ゼネリ]]
:グラスレー社CEO。
+
:グラスレー社CEO。シャディクの養父。
 
;[[ヴィム・ジェターク]]
 
;[[ヴィム・ジェターク]]
 
:ジェターク社CEO。グエルの父親。
 
:ジェターク社CEO。グエルの父親。
 
;[[ニューゲン]] / [[カル]] / [[ネボラ]] / [[ゴルネリ]]
 
;[[ニューゲン]] / [[カル]] / [[ネボラ]] / [[ゴルネリ]]
 
:ペイル社の共同CEO。
 
:ペイル社の共同CEO。
 +
;[[プロスペラ・マーキュリー]]
 +
:シン・セー開発公社CEO。GUNDで失った身体を補う仮面の女性。スレッタの母。
 +
;[[ゴドイ]]
 +
:プロスペラの秘書兼ボディガード。
 +
;[[ベルメリア・ウィンストン]]
 +
:ペイル社の技術研究員。元ヴァナディース機関の一員。
 +
;[[ユーシュラー・ミルザハニ]]
 +
:ラングランズ社CTO。ミオリネの旧花婿を自称する。小説版に登場。
 +
 +
=== カテドラル ===
 
;[[ラジャン・ザヒ]]
 
;[[ラジャン・ザヒ]]
 
:カテドラルの一員。デリングの部下。
 
:カテドラルの一員。デリングの部下。
 +
;[[ケナンジ・アベリー]]
 +
:元[[ベギルベウ]]パイロット。現在は艦長職に就く。
 +
=== 宇宙議会連合 ===
 +
;[[フェン・ジュン]]
 +
:運び屋としてミオリネに接触して来た宇宙議会連合のエージェント。
 +
;[[グストン・パーチェ]]
 +
:宇宙議会連合のエージェント。フェンと共に運び屋に偽装している。
 +
 +
=== フォルドの夜明け ===
 +
;[[ナジ・ゲオル・ヒジャ]]
 +
:反スペーシアン組織「フォルドの夜明け」のリーダー。
 +
;[[ソフィ・プロネ]]
 +
:ルブリス・ウルのパイロット。自分の本能に素直な少女。
 +
;[[ノレア・デュノク]]
 +
:ルブリス・ソーンのパイロット。スペーシアンへの強い忿懣と厭世観を持つ。
 +
;[[オルコット]]
 +
:フォルドの夜明けのMS隊指揮官。
 +
;[[ベッシ・エンリケ]]
 +
:フォルドの夜明けの古参パイロット。
 +
;[[グリスタン・ディンバリ]]
 +
:フォルドの夜明けの参謀役。
 +
;[[フィリップ・クー]]
 +
:フォルドの夜明けのMSパイロット。
 +
;[[マチェイ・ガオ]]
 +
:装甲車の操縦も得意とする戦闘員。
 +
;[[ジャリル・リ・ナランカ]]
 +
:フォルドの夜明けの若手MSパイロット。
 +
;[[シーシア]] / [[セド]]
 +
:地球の特定復興地域に暮らす少年少女。
  
 
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
 
=== GUND-ARM ===
 
=== GUND-ARM ===
 
;[[ガンダム・エアリアル]]
 
;[[ガンダム・エアリアル]]
 +
:
 +
:;[[ガンダム・エアリアル (改修型)]]
 
:
 
:
 
;[[ガンダム・ファラクト]]
 
;[[ガンダム・ファラクト]]
 
:
 
:
;[[ガンダム・ルブリスウル]]
+
;[[ガンダム・ルブリス・ウル]]
 
:
 
:
;[[ガンダム・ルブリスソーン]]
+
;[[ガンダム・ルブリス・ソーン]]
 +
:
 +
;[[ガンダム・キャリバーン]]
 +
:
 +
;[[ガンダム・シュバルゼッテ]]
 
:
 
:
 
=== [[ジェターク・ヘビー・マシーナリー]] ===
 
=== [[ジェターク・ヘビー・マシーナリー]] ===
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:;[[ディランザ グエル専用機]]
 
:;[[ディランザ グエル専用機]]
 
::
 
::
 +
:;[[ディランザ ラウダ専用機]]
 +
:;[[ディランザ・ソル]]
 +
;[[ダリルバルデ]]
 +
:
 +
;[[デスルター]]
 +
:
 +
;[[ユザール]]
 +
:
 
=== [[グラスレー・ディフェンス・システムズ]] ===
 
=== [[グラスレー・ディフェンス・システムズ]] ===
 
;[[ミカエリス]]
 
;[[ミカエリス]]
 
:
 
:
 
;[[ハインドリー]]
 
;[[ハインドリー]]
 +
:
 +
:;[[ハインドリー・シュトルム]]
 +
::
 +
;[[ベギルペンデ]]
 
:
 
:
 
=== [[ペイル・テクノロジーズ]] ===
 
=== [[ペイル・テクノロジーズ]] ===
 
;[[ザウォート]]
 
;[[ザウォート]]
 
:
 
:
=== アスティカシア高等専門学校 ===
+
:;[[ザウォート・ヘヴィ‎‎]]
 +
::
 +
;[[ティックバラン]]
 +
:
 +
 
 +
=== [[ブリオン社]] ===
 
;[[デミトレーナー]]
 
;[[デミトレーナー]]
 
:
 
:
 
:;[[デミトレーナー チュチュ専用機]]
 
:;[[デミトレーナー チュチュ専用機]]
 
::
 
::
 +
;[[デミギャリソン]]
 +
:
 +
;[[デミバーディング]]
 +
:
 +
=== その他 ===
 
;[[カペル・クゥ]]
 
;[[カペル・クゥ]]
=== その他 ===
 
;[[ダリルバルデ]]
 
 
:
 
:
;[[ベギルペンデ]]
+
:;[[カペル・ジオ]]
 +
:
 +
;[[クリバーリ]]
 +
:
 +
:;[[クリバーリ・ドゥン]]
 +
::
 +
;[[アズラワン]]
 +
:
 +
;[[ホズラーII]]
 +
:
 +
;[[ハイペリス]]
 +
:
 +
;[[ズヴァルヴィ]]
 +
:
 +
;[[ジネーテ]]
 +
:
 +
;[[ラコウィー]]
 +
:
 +
;[[ガンヴォルヴァ]]
 +
:
 +
;[[プロドロス]]
 +
:
 +
;[[ガンドノード]]
 +
:
 +
;[[カラゴール]]
 
:
 
:
;[[ティックバラン]]
+
;[[モビルクラフト]]
 
:
 
:
 +
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;A.S.(アド・ステラ)
 
;A.S.(アド・ステラ)
:本作の年紀法。
+
:本作の年紀法。人類が宇宙に進出した後に制定された宇宙暦。「星へ」を意味する「Ad Stella」を語源とする。宇宙開発を活発化させているが、その莫大な費用を裏で支えるべく戦争シェアリングが行われている。
 
;[[スペーシアン]] / [[アーシアン]]
 
;[[スペーシアン]] / [[アーシアン]]
 
:宇宙出身者と地球出身者。宇宙産業の発展から両者間の経済格差が広がった事で、アーシアンとスペーシアンの間に軋轢が生じている。
 
:宇宙出身者と地球出身者。宇宙産業の発展から両者間の経済格差が広がった事で、アーシアンとスペーシアンの間に軋轢が生じている。
132行目: 302行目:
 
::学園の寮。それぞれベネリットグループの「御三家」と呼ばれる企業の名前を冠する。
 
::学園の寮。それぞれベネリットグループの「御三家」と呼ばれる企業の名前を冠する。
 
:;地球寮
 
:;地球寮
::アーシアンの所属する寮。
+
::アーシアンの所属する寮。家畜の飼育も行われている。
 +
:;ホルダー
 +
::決闘で選ばれたナンバー1パイロットの称号。白い制服と[[ノーマルスーツ]]の着用が許される。
 
;[[ベネリットグループ]]
 
;[[ベネリットグループ]]
:アスティカシア高等専門学校を運営するMS産業最大手の企業。[[ジェターク・ヘビー・マシーナリー]]、[[ペイル・テクノロジーズ]]、[[グラスレー・ディフェンス・システムズ]]の御三家を傘下に持つ。
+
:アスティカシア高等専門学校を運営するMS産業最大手の企業。[[ジェターク・ヘビー・マシーナリー]]、[[ペイル・テクノロジーズ]]、[[グラスレー・ディフェンス・システムズ]]の御三家をはじめ、数多の企業を傘下に持つ。
 
;[[GUNDフォーマット]]
 
;[[GUNDフォーマット]]
 
:人類が宇宙へ適応する為の手段として開発されたサイバネティクス「GUND」をMS用に発展させた技術。これを搭載し、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体は[[GUND-ARM]]と呼ばれる。
 
:人類が宇宙へ適応する為の手段として開発されたサイバネティクス「GUND」をMS用に発展させた技術。これを搭載し、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体は[[GUND-ARM]]と呼ばれる。
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;[[カテドラル]]
 
;[[カテドラル]]
 
:モビルスーツ開発評議会傘下の監査組織。
 
:モビルスーツ開発評議会傘下の監査組織。
 
+
;[[強化人士]]
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:GUND-ARM運用の為に人為的な強化措置が施された[[強化人間]]。
 +
;[[宇宙議会連合]]
 +
:フロント間の政治問題を解決するための行政機構。
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;[[フォルドの夜明け]]
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:ナジ・ゲオル・ヒジャの率いる反スペーシアン組織。
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;[[クワイエット・ゼロ]]
 +
:デリングとプロスペラが秘密裏に進める計画。GUNDフォーマットのネットワークを使い世界を書き換える事を目的としている。
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
 
=== オープニングテーマ ===
 
=== オープニングテーマ ===
;祝福
+
;祝福(第1話・第24話エンディングテーマ、第2話~第12話オープニングテーマ)
 
:歌:YOASOBI
 
:歌:YOASOBI
:後述の「ゆりかごの星」を原作とした楽曲。
+
:後述の「ゆりかごの星」を原作とした楽曲。アニメPVが製作され、第1話ではそれを元にした映像がEDで使用された。
 +
;slash(第13話〜)
 +
:歌:yama
 +
 
 +
=== エンディングテーマ ===
 +
;君よ 気高くあれ(第2話~第12話)
 +
:歌:シユイ
 +
;Red:birthmark(第13話~第23話)
 +
:歌:アイナ・ジ・エンド
  
 +
=== 挿入歌 ===
 +
;宝石の日々(第24話)
 +
:歌:アイナ・ジ・エンド
 
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
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|-
 
|-
 
| 1 || 魔女と花嫁 ||  
 
| 1 || 魔女と花嫁 ||  
 +
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| 2 || 呪いのモビルスーツ||
 
| 2 || 呪いのモビルスーツ||
 +
|-
 +
| 3 || グエルのプライド ||
 +
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 +
| 4 || みえない地雷 ||
 +
|-
 +
| 5 || 氷の瞳に映るのは ||
 +
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 +
| 6 || 鬱陶しい歌 ||
 +
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| 7 || シャル・ウィ・ガンダム? ||
 +
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 +
| 8 || 彼らの採択 ||
 +
|-
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| 9 || あと一歩、キミに踏み出せたなら ||
 +
|-
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| 10 || 巡る思い || [[ニカ・ナナウラ]]の声優交代<ref>[https://g-witch.net/news/detail.php?id=20276 公式サイト ニカ・ナナウラ役 代役のお知らせ(宮本侑芽→白石晴香)]</ref>。
 +
|-
 +
| 11 || 地球の魔女 ||
 +
|-
 +
| 12 || 逃げ出すよりも進むことを || Season1最終話。
 +
第1クール終了。
 +
|-
 +
| 13 || 大地からの使者 || 第2クール開始。
 +
|-
 +
|| 14 || 彼女たちのネガイ ||
 +
|-
 +
|| 15 || 父と子と ||
 +
|-
 +
|| 16 || 罪過の輪 ||
 +
|-
 +
|| 17 || 大切なもの ||
 +
|-
 +
|| 18 || 空っぽな私たち ||
 +
|-
 +
|| 19 || 一番じゃないやり方 ||
 +
|-
 +
|| 20 || 望みの果て ||
 +
|-
 +
|| 21 || 今、できることを ||
 +
|-
 +
|| 22 || 紡がれる道 ||
 +
|-
 +
|| 23 || 譲れない優しさ ||
 +
|-
 +
|| 24 || 目一杯の祝福を君に || 次回予告では「最終回」のみ表記
 
|}
 
|}
  
 
== 関連作品 ==
 
== 関連作品 ==
 
;[[機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE]]
 
;[[機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE]]
:本作の前日譚となるアニメ作品。イベント公開の後、ネット配信が行われた。2022年9月25日には本作に先駆けてテレビ放送された。
+
:本作の21年前に起きた[[ヴァナディース事変]]を描いたアニメ作品。イベント公開の後、ネット配信が行われた。2022年9月25日には本作に先駆けてテレビ放送された。
 
;ゆりかごの星
 
;ゆりかごの星
:本作のオープニングテーマである「祝福」の原作となった大河内一楼による書き下ろし小説。同曲の完全限定生産盤に付属。
+
:本作のオープニングテーマである「祝福」の原作となった大河内一楼による書き下ろし小説。水星に住んでいた頃のスレッタの成長がガンダム・エアリアルの視点から語られる。本編のテレビ放送開始と共に公式サイトで公開され、「祝福」の完全限定生産盤にも付属する。
<!-- 外伝などの関連作品がある場合に記載。 -->
+
;[[機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート]]
 
+
:ヴァナディース事変から5年後の地球を舞台とした外伝作品。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->
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{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむ すいせいのましよ}}<!-- 作品タイトルの読みをひらがなで記載すること。濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
 
{{DEFAULTSORT:きとうせんしかんたむ すいせいのましよ}}<!-- 作品タイトルの読みをひらがなで記載すること。濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
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+
[[Category:シリーズ一覧]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム 水星の魔女|*きとうせんしかんたむ すいせいのましよ]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム 水星の魔女|*きとうせんしかんたむ すいせいのましよ]]
[[Category:シリーズ一覧]]
 
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2024年3月15日 (金) 18:35時点における最新版

機動戦士ガンダム 水星の魔女
外国語表記 Mobile Suit Gundam THE WITCH FROM MERCURY
原作 矢立肇
富野由悠季
監督 ⼩林寛 (監督)
安藤良 (副監督)
シリーズ構成 大河内一楼
キャラクターデザイン モグモ (原案)
田頭真理恵
戸井田珠里
高谷浩利
メカニックデザイン JNTHED
海老川兼武
稲田航
形部一平
寺岡賢司
柳瀬敬之
音楽 大間々昂
制作 バンダイナムコフィルムワークス
創通
MBS
放送局 MBS・TBS系列
放送期間
  • 第1クール:2022年10月2日~2023年1月8日
  • 第2クール:2023年4月9日~2023年7月2日
話数 24
テンプレートを表示
小説版
著者 高島雄哉
原作 矢立肇
富野由悠季
イラスト 高木秀栄
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊ガンダムエース
掲載期間 2022年11月26日~
刊行期間 2023年2月25日~
巻数 3
テンプレートを表示

概要編集

2022年放送のTVシリーズ。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の完結以来5年ぶりのTVシリーズとなり、『鉄血のオルフェンズ』の完結と共に一度終了したTBS・MBS系列の日曜午後5時枠(通称「日5」)の再開に合わせ放送された。また、本編放送に先駆けて前日譚『PROLOGUE』が2022年7月14日より公開された。

TVシリーズで初めて女性を主人公とした作品として注目を集めた[1]他、学園を舞台としたストーリーや各企業との積極的なコラボレーションなど、これまでのシリーズになかった要素を前面に打ち出し、特に新規層の開拓に力を入れている。

1クール毎の分割放送方式を採用しており、第1クールは2022年10月から2023年1月まで放送し、第2クールは2023年4月から7月まで放送された。なお、1クール・2クールの合間には『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』、『機動戦士ガンダムNT』のTV再編集版が放送された。

2023年2月より刊行された小説版では、本編のノベライズの他、小説オリジナルキャラクターを交えたオリジナルエピソードも描かれる。

ストーリー編集

A.S.(アド・ステラ)122――

数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。

モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。

名は、スレッタ・マーキュリー。無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

登場人物編集

学園生徒 編集

スレッタ・マーキュリー
本作の主人公。水星から編入してきた少女。パイロット科2年生。
ミオリネ・レンブラン
成績優秀な経営戦略科2年生。ベネリットグループの総裁、デリング・レンブランの一人娘。
グエル・ジェターク
ジェターク社の御曹司で、パイロット科3年生。
エラン・ケレス
ペイル社が擁立するパイロット科3年生。強化人士と呼ばれる強化人間。
シャディク・ゼネリ
グラスレー社CEOの養子。パイロット科3年生。
チュアチュリー・パンランチ
地球寮に所属するパイロット科1年生で、愛称はチュチュ。
ニカ・ナナウラ
地球寮所属。メカニック科1年生。
ラウダ・ニール
ジェターク寮の副寮長を務めるパイロット科3年。グエルの異母兄弟。
フェルシー・ロロ
パイロット科2年。ジェターク寮所属。グエルの取り巻き。
ペトラ・イッタ
メカニック科2年。ジェターク寮所属。グエルの取り巻き。
セセリア・ドート
ブリオン寮所属。経営戦略科2年。決闘委員会の一人。
ロウジ・チャンテ
ブリオン寮所属。メカニック科1年。決闘委員会の一人。
マルタン・アップモント
経営戦略科3年。地球寮の寮長。
ヌーノ・カルガン
メカニック科2年。地球寮所属。
オジェロ・ギャベル
メカニック科2年。地球寮所属。ギャンブル好き。
ティル・ネイス
メカニック科3年。地球寮所属。
リリッケ・カドカ・リパティ
経営戦略科1年。地球寮所属。
アリヤ・マフヴァーシュ
メカニック科3年。地球寮所属。
カミル・ケーシンク
メカニック科3年。ジェターク寮所属。
サビーナ・ファルディン
パイロット科3年。グラスレー寮所属。シャディクの補佐役。
エナオ・ジャズ
パイロット科3年。グラスレー寮所属。
レネ・コスタ
パイロット科2年。グラスレー寮所属。
イリーシャ・プラノ
パイロット科2年。グラスレー寮所属。
メイジー・メイ
パイロット科2年。グラスレー寮所属。
ハロ
フロントでの生活で活用されるインフラロボット。

ベネリットグループ編集

デリング・レンブラン
ベリネットグループの総裁。カテドラルの統括代表。ミオリネの父親。
サリウス・ゼネリ
グラスレー社CEO。シャディクの養父。
ヴィム・ジェターク
ジェターク社CEO。グエルの父親。
ニューゲン / カル / ネボラ / ゴルネリ
ペイル社の共同CEO。
プロスペラ・マーキュリー
シン・セー開発公社CEO。GUNDで失った身体を補う仮面の女性。スレッタの母。
ゴドイ
プロスペラの秘書兼ボディガード。
ベルメリア・ウィンストン
ペイル社の技術研究員。元ヴァナディース機関の一員。
ユーシュラー・ミルザハニ
ラングランズ社CTO。ミオリネの旧花婿を自称する。小説版に登場。

カテドラル 編集

ラジャン・ザヒ
カテドラルの一員。デリングの部下。
ケナンジ・アベリー
ベギルベウパイロット。現在は艦長職に就く。

宇宙議会連合 編集

フェン・ジュン
運び屋としてミオリネに接触して来た宇宙議会連合のエージェント。
グストン・パーチェ
宇宙議会連合のエージェント。フェンと共に運び屋に偽装している。

フォルドの夜明け 編集

ナジ・ゲオル・ヒジャ
反スペーシアン組織「フォルドの夜明け」のリーダー。
ソフィ・プロネ
ルブリス・ウルのパイロット。自分の本能に素直な少女。
ノレア・デュノク
ルブリス・ソーンのパイロット。スペーシアンへの強い忿懣と厭世観を持つ。
オルコット
フォルドの夜明けのMS隊指揮官。
ベッシ・エンリケ
フォルドの夜明けの古参パイロット。
グリスタン・ディンバリ
フォルドの夜明けの参謀役。
フィリップ・クー
フォルドの夜明けのMSパイロット。
マチェイ・ガオ
装甲車の操縦も得意とする戦闘員。
ジャリル・リ・ナランカ
フォルドの夜明けの若手MSパイロット。
シーシア / セド
地球の特定復興地域に暮らす少年少女。

登場メカ編集

GUND-ARM編集

ガンダム・エアリアル
ガンダム・エアリアル (改修型)
ガンダム・ファラクト
ガンダム・ルブリス・ウル
ガンダム・ルブリス・ソーン
ガンダム・キャリバーン
ガンダム・シュバルゼッテ

ジェターク・ヘビー・マシーナリー 編集

ディランザ
ディランザ グエル専用機
ディランザ ラウダ専用機
ディランザ・ソル
ダリルバルデ
デスルター
ユザール

グラスレー・ディフェンス・システムズ 編集

ミカエリス
ハインドリー
ハインドリー・シュトルム
ベギルペンデ

ペイル・テクノロジーズ 編集

ザウォート
ザウォート・ヘヴィ‎‎
ティックバラン

ブリオン社 編集

デミトレーナー
デミトレーナー チュチュ専用機
デミギャリソン
デミバーディング

その他 編集

カペル・クゥ
カペル・ジオ
クリバーリ
クリバーリ・ドゥン
アズラワン
ホズラーII
ハイペリス
ズヴァルヴィ
ジネーテ
ラコウィー
ガンヴォルヴァ
プロドロス
ガンドノード
カラゴール
モビルクラフト

用語編集

A.S.(アド・ステラ)
本作の年紀法。人類が宇宙に進出した後に制定された宇宙暦。「星へ」を意味する「Ad Stella」を語源とする。宇宙開発を活発化させているが、その莫大な費用を裏で支えるべく戦争シェアリングが行われている。
スペーシアン / アーシアン
宇宙出身者と地球出身者。宇宙産業の発展から両者間の経済格差が広がった事で、アーシアンとスペーシアンの間に軋轢が生じている。
アスティカシア高等専門学園
ベネリットグループの運営する学校。学校施設はフロント内に建造されており、パイロット科、メカニック科、経営戦略科学科が存在する。生徒間のトラブルを解決する手段として決闘があり、それを承認する為の決闘委員会も設けられている。
ジェターク寮 / ペイル寮 / グラスレー寮
学園の寮。それぞれベネリットグループの「御三家」と呼ばれる企業の名前を冠する。
地球寮
アーシアンの所属する寮。家畜の飼育も行われている。
ホルダー
決闘で選ばれたナンバー1パイロットの称号。白い制服とノーマルスーツの着用が許される。
ベネリットグループ
アスティカシア高等専門学校を運営するMS産業最大手の企業。ジェターク・ヘビー・マシーナリーペイル・テクノロジーズグラスレー・ディフェンス・システムズの御三家をはじめ、数多の企業を傘下に持つ。
GUNDフォーマット
人類が宇宙へ適応する為の手段として開発されたサイバネティクス「GUND」をMS用に発展させた技術。これを搭載し、領域横断的な戦闘能力を獲得した機体はGUND-ARMと呼ばれる。
パーメット
太陽系内に偏在する鉱物から発見された元素。GUNDフォーマットの媒介や電子対抗装備に用いられる。
フロント
宇宙空間に造られた巨大人工居住施設。小惑星を基部に建造される。
モビルスーツ開発評議会
モビルスーツ開発の互助を目的とした組織。MSメーカーのCEO達がメンバーを務める。
カテドラル
モビルスーツ開発評議会傘下の監査組織。
強化人士
GUND-ARM運用の為に人為的な強化措置が施された強化人間
宇宙議会連合
フロント間の政治問題を解決するための行政機構。
フォルドの夜明け
ナジ・ゲオル・ヒジャの率いる反スペーシアン組織。
クワイエット・ゼロ
デリングとプロスペラが秘密裏に進める計画。GUNDフォーマットのネットワークを使い世界を書き換える事を目的としている。

楽曲編集

オープニングテーマ編集

祝福(第1話・第24話エンディングテーマ、第2話~第12話オープニングテーマ)
歌:YOASOBI
後述の「ゆりかごの星」を原作とした楽曲。アニメPVが製作され、第1話ではそれを元にした映像がEDで使用された。
slash(第13話〜)
歌:yama

エンディングテーマ 編集

君よ 気高くあれ(第2話~第12話)
歌:シユイ
Red:birthmark(第13話~第23話)
歌:アイナ・ジ・エンド

挿入歌 編集

宝石の日々(第24話)
歌:アイナ・ジ・エンド

各話リスト編集

話数 サブタイトル 備考
1 魔女と花嫁 
2 呪いのモビルスーツ
3 グエルのプライド
4 みえない地雷 
5 氷の瞳に映るのは 
6 鬱陶しい歌
7 シャル・ウィ・ガンダム? 
8 彼らの採択
9 あと一歩、キミに踏み出せたなら 
10 巡る思い ニカ・ナナウラの声優交代[2]
11 地球の魔女 
12 逃げ出すよりも進むことを Season1最終話。

第1クール終了。

13 大地からの使者  第2クール開始。
14 彼女たちのネガイ 
15 父と子と 
16 罪過の輪 
17 大切なもの 
18 空っぽな私たち 
19  一番じゃないやり方 
20 望みの果て 
21  今、できることを 
22 紡がれる道 
23 譲れない優しさ 
24 目一杯の祝福を君に  次回予告では「最終回」のみ表記

関連作品編集

機動戦士ガンダム 水星の魔女 PROLOGUE
本作の21年前に起きたヴァナディース事変を描いたアニメ作品。イベント公開の後、ネット配信が行われた。2022年9月25日には本作に先駆けてテレビ放送された。
ゆりかごの星
本作のオープニングテーマである「祝福」の原作となった大河内一楼による書き下ろし小説。水星に住んでいた頃のスレッタの成長がガンダム・エアリアルの視点から語られる。本編のテレビ放送開始と共に公式サイトで公開され、「祝福」の完全限定生産盤にも付属する。
機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
ヴァナディース事変から5年後の地球を舞台とした外伝作品。

商品情報編集

資料リンク編集

リンク編集

脚注編集