「ダガーL」の版間の差分

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| タイトル = スペック
 
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| 分類 = 汎用量産型[[モビルスーツ]]
 
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| 型式番号 = GAT-02L2
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| 生産形態 = 量産機
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;【通常装備】
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;【ジェットストライカー装備】
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:GAT-02L2+AQM/E-M11
 
| 頭頂高 =  
 
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| 全高 = 18.4m
 
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| 本体重量 = 55.5t
 
| 本体重量 = 55.5t
 
| 全備重量 =  
 
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| 主動力 = バッテリー
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| ジェネレーター出力 =  
 
| ジェネレーター出力 =  
 
| スラスター総推力 =  
 
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| センサー有効半径 =  
 
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| 開発組織 = [[地球連合軍]]
 
| 開発組織 = [[地球連合軍]]
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| 所属部隊 =  
 
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| 母艦 =  
 
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| 主なパイロット = 地球連合軍一般兵
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| 主なパイロット = [[地球連合兵]]<br/>[[ミラー]]
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連合軍]]の量産型[[モビルスーツ]][[ストライクダガー]]を強化・改修したもので、[[コズミック・イラ]]73年当時の連合軍主力MS。最大の特徴として[[ストライクガンダム]]と同じ[[ストライカーパックシステム]]を有し、[[ストライクダガー]]に汎用性で勝るものの、[[ダガー]]に性能は劣る。基本的な武装としてビームカービンと2本のビームサーベル、シールドを有する。
+
[[地球連合軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。GAT-01A1 ダガー([[105ダガー]])の改良機にあたる機体で、基本的な機体構造は原型機を踏襲。更に部分的な機体の簡略化については[[ストライクダガー]]に準じる事で生産性を向上させており、105ダガーに採用されていた[[ラミネート装甲]]の非採用も、開発費の低コスト化の要因と考えられている。
  
また、ストライカーパックは空中戦闘用のジェットストライカー、対艦砲撃戦用のドッペルホルンの2種類を主に装備する。
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105ダガー、ストライクダガーの長所を取り入れたダガーLだが、その最大の特徴は[[ストライカーパックシステム]]の採用にある。本システムは[[ストライクガンダム|ストライク]]に採用されていた装備換装システムで、ダガーLにも高い汎用性を付与している。高い運用性を誇り、地球連合軍の主力の一角を担ったダガーLは、各戦線において戦果を挙げたが、後継機である[[ウィンダム]]の配備が進んだ事で旧式化していった。
  
本来はヤキン・ドゥーエ陥落後の、[[プラント]]制圧戦を目的に開発されたらしい。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において既に月基地で待機させられていたが、ジェネシスに脅威を感じた地球連合軍上層部によって地球に強制的に帰還させられていた為、出撃は無かった。
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本機は元々、[[第1次連合・プラント大戦]]の終盤頃に開発された機体であり、[[ヤキン・ドゥーエ]]陥落後の[[プラント]]制圧戦を目的とした実戦投入を目論んで、月面[[プトレマイオス基地]]に配備されていた。そのため第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時は同基地で待機状態にあったが、[[ジェネシス]]の1射目の影響で連合軍上層部が機体の実戦投入の断念と撤収を決定した為、前大戦時においては一度も戦場に出る事はなかったとされる<ref>なお、2射目でのプトレマイオス基地壊滅時には、既に引き上げ終わっていたらしく当機の損失は無かったと言われている。</ref>。
 
 
劇中ではいわゆる「やられ役」であったが、高い完成度と量産性を兼ね備えた高性能MSである。とはいえ、物語後半はほとんど[[ウィンダム]]に出番を譲ってしまい、活躍の場面はほとんど見られなかった。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:初登場作品。連合軍のパイロットが使用、各地でその姿が見られた。<br />また、一部の[[ファントムペイン]]のパイロットも使用している。[[メサイア攻防戦]]においては、ストライクダガーと共にオーブ軍と共闘する姿が確認できる。
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:初登場作品。連合軍の主力量産機として各地でその姿が見られた。高い完成度と量産性を兼ね備えた高性能MSではあるが、劇中ではやられ役に終始している上、物語中盤からは同じ立ち位置の[[ウィンダム]]が登場し、活躍の場面はほとんど見られなかった。なお、一部の機体は[[ファントムペイン]]で運用されている他、[[メサイア攻防戦]]においては、義勇軍としてストライクダガーと共にオーブ軍と共闘する姿が確認できる。
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
:月基地に配備されていたという設定。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に投入される予定だったものの、[[ジェネシス]]の2射目により、ほとんどの機体が基地ごと消滅してしまう。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
 
 
;[[ストライカーパックシステム]]
 
;[[ストライカーパックシステム]]
:ストライカーパックを換装可能。
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:ストライカーパックを換装可能。主にドッペルホルン連装無反動砲やジェットストライカーなどが使用された。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
==== 標準装備 ====
 
==== 標準装備 ====
 
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
 
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
:計1門のバルカン・ポッドで、頭部両側面に装着される。航空兵器や近距離に迫ったミサイルなどを迎撃するために使用された。映像内で使用した描写はあまり見られない。ストライクダガーに装備されていたイーゲルシュテルンより小口径なのは、この装備が装甲技術の改良によって敵機への牽制でなく、ミサイルの迎撃などに使用される事が多くなったため、用途を防御のみに絞った小口径のものに置き換えられたと推測される。トーデスシュレッケンとは、ドイツ語で「死の恐怖」の意味。
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:計1門のバルカン・ポッドで、頭部両側面に装着される。航空兵器や近距離に迫ったミサイルなどを迎撃するために使用された。トーデスシュレッケンとは、ドイツ語で「死の恐怖」の意味。
 
;M703k ビームカービン
 
;M703k ビームカービン
:ストライクダガーのM703 ビームライフルを大幅に小型化したビーム銃で、MS用の拳銃といったところ。威力こそ低くなったが取り回しは良好で、困るという事はなかった。コロニー内での戦闘において、コロニーの外壁を損壊させないように小口径化されたようだ。
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:ダガーLの主兵装である小型ビーム砲。従来の[[ビームライフル]]よりも小型のため一撃の威力には劣るが、連射性能に秀でるため高い運用性を誇り、取り回しやすい。
 
;Mk39 低反動砲
 
;Mk39 低反動砲
 
:ダガー用のバズーカ砲。無重力下の運用を考慮し、射撃時の反動が抑えられている。
 
:ダガー用のバズーカ砲。無重力下の運用を考慮し、射撃時の反動が抑えられている。
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;ES04B [[ビームサーベル]]
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:両腰のサイドアーマー上部にマウントされており、使用時に引き抜くとビーム刃が展開する。
 
;Mk315 スティレット 投擲噴進対装甲貫入弾
 
;Mk315 スティレット 投擲噴進対装甲貫入弾
:左右の腰部サイドアーマーに1つずつ収容されている手投げ式の爆弾。MS用のクナイと言ったところで、投擲後に内蔵された推進器で加速する。標的に鋭利な先端が食い込んだ後に爆発するため、小型でありながら高い破壊力を有する。[[PS装甲]]以外には高いダメージを与えられる。今ひとつ扱いどころの難しい兵器であるためか、劇中で使用されたのは数回くらいしかない。
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:左右の腰部サイドアーマーに1つずつ収容されている手投げ式の爆弾。MS用のクナイと言ったところで、投擲後に内蔵された推進器で加速する。標的に鋭利な先端が食い込んだ後に爆発するため、小型でありながら高い破壊力を有する。
;ビームサーベル
 
:両腰のサイドアーマー上部に1本ずつ装備。
 
 
;シールド
 
;シールド
:ストライクダガーが使用するシールドの改良型。
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:対ビームコーティングが施された装甲板式のシールド[[フェイズシフト装甲]]ではないが、ダガーLにとっては重要な防御用装備でもある。
  
 
==== ジェットストライカー ====
 
==== ジェットストライカー ====
;ジェットストライカー
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;AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
:空中戦闘用のバックパック。重力下での飛行を可能とする。折り畳み式の主翼を有しており、主翼下部のハードポイントに各種ミサイル、ビームカービン、プロペラントタンクの懸架が可能。これにより拠点攻撃、長距離飛行にも対応する事ができる。
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:空中戦闘用のストライカーパックの一つ。重力下での運用において機動性を向上させる目的で装着する。パイロンに増槽や武装を装備する事も可能。[[ウィンダム]]との共通装備の一つ。
 
:;Mk438 3連装ヴェルガー 空対空ミサイルポッド
 
:;Mk438 3連装ヴェルガー 空対空ミサイルポッド
 
::3連装式のミサイルポッド。
 
::3連装式のミサイルポッド。
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;ガンダム強奪作戦
 
;ガンダム強奪作戦
:『DESTINY』第2話、本機の初登場シーンより。先に出撃したダークダガーLに続いて、[[ガーティ・ルー]]艦載機のイザワ機とハラダ機がドッペルホルン装備で出撃し、[[アーモリーワン]]より接近する[[ナスカ級]]およびザフトMS部隊と交戦。ナスカ級に砲撃を加えつつ、[[ゲイツL]]を撃墜している。ただ、その後の戦闘でダガーLが1機墜とされている。
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:『DESTINY』第2話、本機の初登場シーンより。先に出撃したダークダガーLに続いて、[[ガーティ・ルー]]艦載機のイザワ機とハラダ機がドッペルホルン装備で出撃し、[[アーモリーワン]]より接近する[[ナスカ級]]およびザフトMS部隊と交戦。ナスカ級に砲撃を加えつつ、[[ゲイツR]]を撃墜している。ただ、その後の戦闘でダガーLが1機墜とされている。
 
;星屑の戦場
 
;星屑の戦場
 
:『DESTINY』第4話より。MS隊が出払ったミネルバを2機で追いつめるものの、迎撃に出た[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の奮戦により、立て続けに撃破された。
 
:『DESTINY』第4話より。MS隊が出払ったミネルバを2機で追いつめるものの、迎撃に出た[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の奮戦により、立て続けに撃破された。
 
;ローエングリンゲート攻略戦
 
;ローエングリンゲート攻略戦
:『DESTINY』第18話より。インパルスのビームライフルを撃ち抜き破壊するという離れ業を披露した。
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:『DESTINY』第18話より。インパルスのビームライフルを撃ち抜き破壊するという離れ業を披露した。しかし直後にナイフの餌食にされてしまい、挙句ローエングリン砲台を破壊する起爆剤として投げ落とされてしまう。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[ワイルドダガー]]
 
;[[ワイルドダガー]]
 
:[[ガイアガンダム|ガイア]]をベースに本機のパーツが流用されている。
 
:[[ガイアガンダム|ガイア]]をベースに本機のパーツが流用されている。
;[[ストライクダガー]] / [[105ダガー|ダガー]]
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;[[ストライクダガー]] / [[105ダガー]]
 
:前大戦での主力量産機。資料によってどちらが改良元かが分かれている。
 
:前大戦での主力量産機。資料によってどちらが改良元かが分かれている。
 
;[[ウィンダム]]
 
;[[ウィンダム]]
 
:後継機。
 
:後継機。
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== 商品情報 ==
 
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== リンク ==
 
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2024年1月13日 (土) 23:39時点における最新版

ダガーL
外国語表記 Dagger L
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号
【通常装備】
GAT-02L2
【ジェットストライカー装備】
GAT-02L2+AQM/E-A4E1
【ドッペルホルン装備】
GAT-02L2+AQM/E-M11
全高 18.4m
本体重量 55.5t
主動力 バッテリー
開発組織 地球連合軍
所属 地球連合軍
主なパイロット 地球連合兵
ミラー
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概要編集

地球連合軍の量産型モビルスーツ。GAT-01A1 ダガー(105ダガー)の改良機にあたる機体で、基本的な機体構造は原型機を踏襲。更に部分的な機体の簡略化についてはストライクダガーに準じる事で生産性を向上させており、105ダガーに採用されていたラミネート装甲の非採用も、開発費の低コスト化の要因と考えられている。

105ダガー、ストライクダガーの長所を取り入れたダガーLだが、その最大の特徴はストライカーパックシステムの採用にある。本システムはストライクに採用されていた装備換装システムで、ダガーLにも高い汎用性を付与している。高い運用性を誇り、地球連合軍の主力の一角を担ったダガーLは、各戦線において戦果を挙げたが、後継機であるウィンダムの配備が進んだ事で旧式化していった。

本機は元々、第1次連合・プラント大戦の終盤頃に開発された機体であり、ヤキン・ドゥーエ陥落後のプラント制圧戦を目的とした実戦投入を目論んで、月面プトレマイオス基地に配備されていた。そのため第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦時は同基地で待機状態にあったが、ジェネシスの1射目の影響で連合軍上層部が機体の実戦投入の断念と撤収を決定した為、前大戦時においては一度も戦場に出る事はなかったとされる[1]

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。連合軍の主力量産機として各地でその姿が見られた。高い完成度と量産性を兼ね備えた高性能MSではあるが、劇中ではやられ役に終始している上、物語中盤からは同じ立ち位置のウィンダムが登場し、活躍の場面はほとんど見られなかった。なお、一部の機体はファントムペインで運用されている他、メサイア攻防戦においては、義勇軍としてストライクダガーと共にオーブ軍と共闘する姿が確認できる。

装備・機能編集

特殊機能編集

ストライカーパックシステム
ストライカーパックを換装可能。主にドッペルホルン連装無反動砲やジェットストライカーなどが使用された。

武装・必殺攻撃編集

標準装備 編集

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
計1門のバルカン・ポッドで、頭部両側面に装着される。航空兵器や近距離に迫ったミサイルなどを迎撃するために使用された。トーデスシュレッケンとは、ドイツ語で「死の恐怖」の意味。
M703k ビームカービン
ダガーLの主兵装である小型ビーム砲。従来のビームライフルよりも小型のため一撃の威力には劣るが、連射性能に秀でるため高い運用性を誇り、取り回しやすい。
Mk39 低反動砲
ダガー用のバズーカ砲。無重力下の運用を考慮し、射撃時の反動が抑えられている。
ES04B ビームサーベル
両腰のサイドアーマー上部にマウントされており、使用時に引き抜くとビーム刃が展開する。
Mk315 スティレット 投擲噴進対装甲貫入弾
左右の腰部サイドアーマーに1つずつ収容されている手投げ式の爆弾。MS用のクナイと言ったところで、投擲後に内蔵された推進器で加速する。標的に鋭利な先端が食い込んだ後に爆発するため、小型でありながら高い破壊力を有する。
シールド
対ビームコーティングが施された装甲板式のシールドフェイズシフト装甲ではないが、ダガーLにとっては重要な防御用装備でもある。

ジェットストライカー編集

AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
空中戦闘用のストライカーパックの一つ。重力下での運用において機動性を向上させる目的で装着する。パイロンに増槽や武装を装備する事も可能。ウィンダムとの共通装備の一つ。
Mk438 3連装ヴェルガー 空対空ミサイルポッド
3連装式のミサイルポッド。
ドラッヘASM
空対艦ミサイル。
Mk1323 無誘導ロケット弾ポッド
4連装のロケット弾ポッド。

ドッペルホルン編集

AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲
対艦砲撃戦用のキャノンパック。機体全長を超える2連装の無反動砲により、高い火力を有する。ただ、基部が後方に伸びている事から重心が背部に大きく偏っており、地上では不安定となるため、無重力下での運用が主となる。

対決・名場面編集

ガンダム強奪作戦
『DESTINY』第2話、本機の初登場シーンより。先に出撃したダークダガーLに続いて、ガーティ・ルー艦載機のイザワ機とハラダ機がドッペルホルン装備で出撃し、アーモリーワンより接近するナスカ級およびザフトMS部隊と交戦。ナスカ級に砲撃を加えつつ、ゲイツRを撃墜している。ただ、その後の戦闘でダガーLが1機墜とされている。
星屑の戦場
『DESTINY』第4話より。MS隊が出払ったミネルバを2機で追いつめるものの、迎撃に出たレイの奮戦により、立て続けに撃破された。
ローエングリンゲート攻略戦
『DESTINY』第18話より。インパルスのビームライフルを撃ち抜き破壊するという離れ業を披露した。しかし直後にナイフの餌食にされてしまい、挙句ローエングリン砲台を破壊する起爆剤として投げ落とされてしまう。

関連機体編集

ダークダガーL
全身を黒く塗装され、若干のステルス効果を持ったダガーL。アーモリーワン奇襲の際、ファントムペインのMS隊によって運用された。
ワイルドダガー
ガイアをベースに本機のパーツが流用されている。
ストライクダガー / 105ダガー
前大戦での主力量産機。資料によってどちらが改良元かが分かれている。
ウィンダム
後継機。

商品情報編集

ガンプラ編集

フィギュア 編集

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. なお、2射目でのプトレマイオス基地壊滅時には、既に引き上げ終わっていたらしく当機の損失は無かったと言われている。