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新規記事 / ラー・カイラム級
== ラー・カイラム級 ==
*全長:487m
*全幅:165m
*開発・製造:ヴィックウェリトン社,[[アナハイム・エレクトロニクス社]]
*所属:[[地球連邦軍]]

ラー・カイラム(カイラム級)。[[宇宙世紀]]0090年において進宙した[[地球連邦軍]]の戦艦。

戦艦としての火力と、[[モビルスーツ]]クラスの運用母艦の双方を両立しており、艦隊旗艦だけでなく、非常時における単艦運用にも対応しており、トータルバランスに優れている。そのため、別名「機動戦艦」として名を与えられている。

ベースになったのは「[[一年戦争]]」時に就役した「[[ホワイトベース]]」に代表される「[[ペガサス級]]」であるが、戦争後にモビルスーツ運用母艦として就役した[[ドゴス・ギア]]、[[アレキサンドリア級]]、[[アーガマ]]、[[アイリッシュ級]]などは、運用コスト、艦船としての火力と対空戦闘、モビルスーツの運用能力、ダメージコントロール、機動力に問題があり、これら艦船の優れた一面を取り入れたのがこのカイラム級である。

戦艦としての火力は正面の2連装メガ粒子砲3門と、22門の対空機銃により、対艦戦闘と迎撃機掃討に威力を発揮。艦首には6門の対艦ミサイル射出口を備える。モビルスーツ発射口は前部左右斜めに配置され、艦砲射撃の妨げにならないよう設計されている。エンジンブロックは独立ブロックとなっており、被弾しても艦船各所に誘爆はしない。指揮系統の混乱にならないよう、戦闘ブリッジがあり、各クルーによる直接対話することで、迅速な指示を送ることが可能で、このブリッジは被弾を避けるよう設置され、非常時には脱出ポットにもなる。

ネームシップの一番艦「[[ラー・カイラム]]」の運用テストのち、同型艦が増産され、就役からおよそ60年後においても主力艦として運用されている。

=== 0090年 ===
;[[ラー・カイラム]]
:別途記事参照。

=== 0110年~0150年 ===
;アドミラル・ティアンム
:[[火星]]独立[[ジオン軍]]残党『[[オールモビル]]』掃討の任務を受け、総旗艦として運用。秘密裏に核弾頭を装備。搭載機は[[ガンダムF90]]。質量弾の攻撃により、撃沈。
;エイブラム
:カードナー中佐指揮官の艦船。『オールモビル』の討伐任務を受け、[[ガンダムF90]]と[[ガンダムF91]]の軍の最新型モビルスーツ運用テストも兼ねて運用。クロスボーン・バンカード蜂起の際も参加したといわれている。
;艦名不明
:テルスト大佐指揮官の艦船。『オールモビル』の討伐任務の総旗艦。
;エイジャックス
:ガレムソン中佐指揮の艦船。[[ネオ・ガンダム]]運用目的のもと、[[ゼブラゾーン]]に派遣されたが、奪取されたネオ・ガンダム2号機のGバードの狙撃を受け、ブリッジが大破し、撃沈。

==== [[機動戦士ガンダムF91]] ====
;ラー・グスタ
:[[クロスボーン・バンカード]]蜂起により、[[フロンティアⅣ]]の迎賓館攻撃を単艦で行った。しかし、攻撃自体は失敗。その後は不明。
;艦名不明
:フロンティア・サイド所属の駐留艦隊の総旗艦。[[クロスボーン・バンカード]]との艦隊戦を行うが、前部主砲、エンジンブロック大破ののち、撃沈。
;艦名不明
:月から支援した艦隊旗艦で、[[クラップ級]]2隻を伴い、フロンティア・サイドの駐留艦隊支援に向かったが、艦後方から突如攻撃してきた[[ラフレシア]]の奇襲に合い、艦隊諸共壊滅し、撃沈。

==== [[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] ====
;艦名不明
:地球連邦軍宇宙軍所属。[[クロスボーン・ガンダムX2]]の攻撃により、中心動力炉を破壊され、撃沈。
;艦名不明
:地球連邦軍宇宙軍所属。[[量産型ガンダムF91]]を搭載していた。
;艦名不明
:地球連邦軍宇宙軍所属。[[木星帝国]]のモビルスーツ部隊による核攻撃により撃沈。

==== [[機動戦士Vガンダム]] ====
;[[ジャンヌダルク]]
:地球連邦軍ジャンヌダルク艦隊、[[ムバラク・スターン]]大将指揮官であり、総旗艦。[[エンジェル・ハイロゥ]]攻防戦において、特攻をしかけるものの、[[リグ・コンティオ]]の攻撃でブリッジが破壊。艦船としての機能も破壊されたが、最期は敵艦の総旗艦[[スクィード級]]の「ダマルシアン」に突撃し、そのまま自沈。総旗艦同士の相打ちという、戦史において類まれない最後を迎えた。

== 武装 ==
;2連装メガ粒子砲
:計4門装備。前部主砲の射撃能力は優れており、ピンポイント射撃にも威力を発揮する。
;2連装対空機銃。
:計22門装備。ブリッジに2門、その他あらゆる箇所に設置。対モビルスーツ攻撃、艦隊攻撃に威力を発揮する。
;大型ミサイル発射口
:艦首6門設置。
;小型ミサイル発射口
:ダミー発射、対空迎撃に威力を発揮。

== 機能 ==
;[[ミノフスキークラフト]]
:『[[第2次ネオ・ジオン抗争]]』後、試験的に一番艦へ搭載。大気圏内での運用を可能とした。その後の同型艦において、標準機能として備わった。
;[[ビームシールド]] / ビームバリア
:艦首に装備。平時はバリアフィールドとして機能し、大気層の突破をバリュート機能なしで可能とした。

{{ガンダムシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:らー・かいらむ級}}
[[Category:登場メカら行]]
[[Category:ガンダムシリーズの艦船]]
[[Category:機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
[[Category:機動戦士ガンダムF91]]
[[Category:機動戦士クロスボーンガンダム]]
[[Category:機動戦士Vガンダム]]
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