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[[ヴェイガン]]が本格的に[[Xラウンダー]]の力を覚醒させた[[ゼハート・ガレット]]専用に開発した機体。カラーリングは「[[火星]]の赤」を意識した真紅を主体としており、以降はゼハートのパーソナルカラーとして用いられている。
[[ヴェイガン]]が本格的に[[Xラウンダー]]の力を覚醒させた[[ゼハート・ガレット]]専用に開発した機体。カラーリングは「[[火星]]の赤」を意識した真紅を主体としており、以降はゼハートのパーソナルカラーとして用いられている。
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ヴェイガンでは[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]よりXラウンダー専用機の開発に力が入れられており、量産機とは異なり最新の研究開発を基に開発するとうスタンスで行われていた。ゼイドラは同じXラウンダー専用機として開発された[[ゼダスR]]のデータを参照しつつも、新規の専用設計とすることで総合的な性能は大きく上回り、機動性能を優先した汎用機として完成した。系譜的には[[ゼダス]]の流れを色濃く残しながらも、基本的な構造の一部に量産機[[ドラド]]の設計ノウハウも積極的に投入されており、生産性もある程度考慮されている。長距離移動を考慮していないため、翼状の推進器は短距離での加速力に優れた小型の物が採用されており、各部に搭載された推進器とゼハートの技量も相まって暗礁宙域でもドラドの3倍以上の速度を発揮し、ストライダー形態の[[ガンダムAGE-2]]にも匹敵する程の機動性を持つ。
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ヴェイガンでは[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]よりXラウンダー専用機の開発に力が入れられており、量産機とは異なり最新の研究開発を基に開発するスタンスで行われていた。ゼイドラは同じXラウンダー専用機として開発された[[ゼダスR]]のデータを参照しつつも、新規の専用設計とすることで総合的な性能は大きく上回り、機動性能を優先した汎用機として完成した。系譜的には[[ゼダス]]の流れを色濃く残しながらも、基本的な構造の一部に量産機[[ドラド]]の設計ノウハウも積極的に投入されており、生産性もある程度考慮されている。長距離移動を考慮していないため、翼状の推進器は短距離での加速力に優れた小型の物が採用されており、各部に搭載された推進器とゼハートの技量も相まって暗礁宙域でもドラドの3倍以上の速度を発揮し、ストライダー形態の[[ガンダムAGE-2]]にも匹敵する程の機動性を持つ。
Xラウンダー能力への機体性能の対応は、[[A.G.]]141年時に完成した本機を持って一定の到達点に達することとなり、本機もその登場以降に連邦軍から畏怖すべき存在として知られることとなる。それでもパイロットであるゼハートのXラウンダー能力をフルに発揮させるには機体側の能力が不足しており、Xラウンダー能力を安定して機体に伝えるために専用の仮面型デバイスの装着が必須であった。
Xラウンダー能力への機体性能の対応は、[[A.G.]]141年時に完成した本機を持って一定の到達点に達することとなり、本機もその登場以降に連邦軍から畏怖すべき存在として知られることとなる。それでもパイロットであるゼハートのXラウンダー能力をフルに発揮させるには機体側の能力が不足しており、Xラウンダー能力を安定して機体に伝えるために専用の仮面型デバイスの装着が必須であった。