「シン・アスカ」の版間の差分
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=== ザフト === | === ザフト === | ||
;[[ルナマリア・ホーク]] | ;[[ルナマリア・ホーク]] | ||
: | :アカデミー時代からの友人。シンが彼女の妹である[[メイリン・ホーク|メイリン]]をアスラン討伐に巻き込む形で撃墜してしまい、彼女に涙ながらに責められるが、シンもまた妹を失っており、自分が受けた悲しみを生むことを、自分自身が行ったことを後悔し、傷ついていることを感じ取ったルナマリアは彼を許し、戦争が原因で肉親を失ったトラウマを共有することで恋仲に近い関係になった。その後も関係は続いており、コンパス所属後もパートナーとして行動を共にすることが多い。 | ||
;[[レイ・ザ・バレル]] | ;[[レイ・ザ・バレル]] | ||
: | :アカデミーからの友人。落ちこぼれであったシンに向き合い、彼の習熟速度を考慮した上で彼の成長を促している。シンを利用する面が目立ったが、その友情は本物であり、後にシンに自分がクローンであることを打ち解けている。小説版ではシンを親友と思いつつも利用しなければならないレイの心の葛藤が描かれ、メサイア陥落後に自分を助けるためにインパルスで駆けつけたシンとルナマリアに遺言を託した。 | ||
;[[アスラン・ザラ]] | ;[[アスラン・ザラ]] | ||
: | :直属の上官で作戦指揮官。シンは本気で彼のことを尊敬しており、だからこそ毅然たる「ヒーロー」として振舞ってくれない彼に苛立ちをぶつけてしまうことが多かった。後に彼と対峙する時の極端な怒りの感情の中にも逡巡が見え隠れする。これは、彼の故郷である[[オーブ連合首長国]]が「非戦争」を貫くとしながらも結局は戦いに巻き込まれ、結果、シンは家族を目の前で失うという「裏切り」にあったためである。シンがアスランを尊敬もし、信頼していたからこそ「裏切られた」と感じたことが(実際裏切りではあるが)反動となったことが理由といえる。メサイア攻防戦の最中に彼に撃墜されるが、以降は苦手意識が先に立つようになった。 | ||
;[[アグネス・ギーベンラート]] | |||
:アカデミー時代の同期。アカデミーでの成績が芳しくなかったシンを「山猿」と呼んで見下していた。自身がミネルバに配属されなかった際に不満を露わにし、シンの戦果に驚愕すると同時に疑問を抱いている。 | |||
;[[ハイネ・ヴェステンフルス]] | ;[[ハイネ・ヴェステンフルス]] | ||
:上官。ハイネの性格によりアスランと少しは打ち解けるきっかけとなるが、ダーダネルス海峡での戦闘で戦死している。 | :上官。ハイネの性格によりアスランと少しは打ち解けるきっかけとなるが、ダーダネルス海峡での戦闘で戦死している。 | ||
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=== ファントムペイン === | === ファントムペイン === | ||
;[[ステラ・ルーシェ]] | ;[[ステラ・ルーシェ]] | ||
:[[ファントムペイン]]所属のパイロットで[[エクステンデッド]]の少女。第1話でシンが偶然胸を触ってしまう。その後ディオキアの海で溺れた際に助けられたことが切っ掛けで惹かれ合う。最初は溺れる原因となったステラの行動に怒ったシンであったが、無意識にステラのブロックワードである「死」を口走ってしまい、錯乱した彼女を『戦争でトラウマを負った少女』と誤解して必死に宥め、その後も優しく接していた。このシチュエーションはアスランとカガリが初めて出会った時と似ている。何気なく再会を約束した両者であったが、皮肉にも戦場で敵として遭遇してしまう。シンはステラを戦場から引き離すために奔走したが、結局ステラは戦場から逃れられず、乗機であったデストロイを脅威と感じたキラに機体を大破させられた時の怪我により絶命。その死はシンの今後に暗い影を落とした。最終回では月面に墜落し一時気を失っていたシンの精神世界に魂となった彼女が現れ、明日への希望をシンに語った。なお、最終回の描写は前作『SEED』では魂となってキラに語りかけた[[フレイ・アルスター]]との対比となっている。敗れたシンにはステラの声が届いていたが、勝利するキラにはフレイの声が届いていなかったという興味深い違いがある。鈴村氏はシンとステラの関係について「ステラは恋人というより戦争を感じさせる人間」と述べている。(恋人として死にゆく彼女に寄り添うよりも'''一人の人間として生きていてほしい'''という願いを最優先したから、ステラを[[ネオ・ロアノーク|ネオ]] | :[[ファントムペイン]]所属のパイロットで[[エクステンデッド]]の少女。第1話でシンが偶然胸を触ってしまう。その後ディオキアの海で溺れた際に助けられたことが切っ掛けで惹かれ合う。最初は溺れる原因となったステラの行動に怒ったシンであったが、無意識にステラのブロックワードである「死」を口走ってしまい、錯乱した彼女を『戦争でトラウマを負った少女』と誤解して必死に宥め、その後も優しく接していた。このシチュエーションはアスランとカガリが初めて出会った時と似ている。何気なく再会を約束した両者であったが、皮肉にも戦場で敵として遭遇してしまう。シンはステラを戦場から引き離すために奔走したが、結局ステラは戦場から逃れられず、乗機であったデストロイを脅威と感じたキラに機体を大破させられた時の怪我により絶命。その死はシンの今後に暗い影を落とした。最終回では月面に墜落し一時気を失っていたシンの精神世界に魂となった彼女が現れ、明日への希望をシンに語った。なお、最終回の描写は前作『SEED』では魂となってキラに語りかけた[[フレイ・アルスター]]との対比となっている。敗れたシンにはステラの声が届いていたが、勝利するキラにはフレイの声が届いていなかったという興味深い違いがある。鈴村氏はシンとステラの関係について「ステラは恋人というより戦争を感じさせる人間」と述べている。(恋人として死にゆく彼女に寄り添うよりも'''一人の人間として生きていてほしい'''という願いを最優先したから、ステラを[[ネオ・ロアノーク|ネオ]]の下へと帰した。恋愛とは人間関係の一つの形だが決して最上級のものではなく、シンとステラの間にはもっと大きな繋がりがあると考えて演技した、とも述べている) | ||
=== オーブ === | === オーブ === | ||
;[[キラ・ヤマト]] | ;[[キラ・ヤマト]] | ||
:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]のパイロットで、シンにとってはステラの仇。ただ、キラ本人が仇と知るのは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS | :[[フリーダムガンダム|フリーダム]]のパイロットで、シンにとってはステラの仇。ただ、キラ本人が仇と知るのは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS ~選ばれた未来~』の中で、アスランがキラをフリーダムのパイロットとして紹介した時である。キラが「一緒に戦おう」と語りかけると、シンは涙ながらに「はい」と答え、その後はキラの部下として共に戦うことを選択。アスラン以上に彼を慕うようになる。 | ||
;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ;[[カガリ・ユラ・アスハ]] | ||
: | :現オーブの代表。シンからは家族を失った元凶の如く忌み嫌われていたが、終戦後に和解し、彼女の考えに理解を示す。 | ||
;[[トダカ]] | ;[[トダカ]] | ||
:オーブ軍一佐。オーブ解放戦の時に家族を失ったばかりのシンを保護し、プラントへの移住を進めた。しかし、後のクレタ島沖海戦の時に皮肉にもシンの手によって命を失っている。 | :オーブ軍一佐。オーブ解放戦の時に家族を失ったばかりのシンを保護し、プラントへの移住を進めた。しかし、後のクレタ島沖海戦の時に皮肉にもシンの手によって命を失っている。 | ||