『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』のガンダム関連は大河原邦男氏が担当しており、そのメカニックギミックは氏が今まで担当した集大成ともいうべきものになっている。本機の場合は素のままでは通常の人型であり、意外にも大河原氏の担当したギミックの要素は少ない。その代わり、演出面における効果の色合いが強い機体であり、これは総監督の福田己津央氏の…サンライズ製作のロボットアニメのイメージが色濃く再現されている。別にこれはSEEDシリーズに限ったことでもないのだが、メカニックギミックの無さを演出面で強化するのはいわゆるロボットアニメの本道であり、同じく大河原氏が担当した[[ゴッドガンダム]]も、『[[機動武闘伝Gガンダム]]』総監督の今川泰宏氏の演出面で強化されている。福田氏と今川氏は共に本業は演出家であり、「魅せる」という点ではお互い、共通しあっている。その意味では、本機は演出面が色濃く表現されたガンダムの一つに数えられるだろう。 | 『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』のガンダム関連は大河原邦男氏が担当しており、そのメカニックギミックは氏が今まで担当した集大成ともいうべきものになっている。本機の場合は素のままでは通常の人型であり、意外にも大河原氏の担当したギミックの要素は少ない。その代わり、演出面における効果の色合いが強い機体であり、これは総監督の福田己津央氏の…サンライズ製作のロボットアニメのイメージが色濃く再現されている。別にこれはSEEDシリーズに限ったことでもないのだが、メカニックギミックの無さを演出面で強化するのはいわゆるロボットアニメの本道であり、同じく大河原氏が担当した[[ゴッドガンダム]]も、『[[機動武闘伝Gガンダム]]』総監督の今川泰宏氏の演出面で強化されている。福田氏と今川氏は共に本業は演出家であり、「魅せる」という点ではお互い、共通しあっている。その意味では、本機は演出面が色濃く表現されたガンダムの一つに数えられるだろう。 |