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| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
| センサー有効半径 = 12,000m
| センサー有効半径 = 12,000m
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| 開発組織 =
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*[[カラバ]]
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*[[アナハイム・エレクトロニクス社]](フレーム)
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| 所属 = [[カラバ]]
| 所属組織 =
| 所属組織 =
| 所属部隊 =
| 所属部隊 =
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== 概要 ==
== 概要 ==
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[[カラバ]]が[[アナハイム・エレクトロニクス社]]から供与された[[メタス]]の基本フレームを基に独自開発した[[可変モビルスーツ]]。
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[[メタス]]の砲撃戦仕様として計画された[[可変モビルスーツ]]<ref>開発元や所属などは明らかにされていないが、一部の資料で[[ガンキャノン・ディテクター]]と解説文が入れ替わっていたことがあり、その後の資料でもカラバが関わった機体として解説されることがある。</ref>。
メタスが火力や対MS戦における防御力の脆弱性という問題を抱えていた事から、本機は背部スラスターユニットにハイ・メガ・キャノンを搭載し火力を増強。また、外装や各部関節にも改修を加え、腹部のアクチュエーター部分にカバーを設けるなど防御面の強化も行われている。
メタスが火力や対MS戦における防御力の脆弱性という問題を抱えていた事から、本機は背部スラスターユニットにハイ・メガ・キャノンを搭載し火力を増強。また、外装や各部関節にも改修を加え、腹部のアクチュエーター部分にカバーを設けるなど防御面の強化も行われている。
TMSの試作機から一転して高火力の砲撃機に変貌しているあたり、ある意味、極端から極端へと走った機体である。
TMSの試作機から一転して高火力の砲撃機に変貌しているあたり、ある意味、極端から極端へと走った機体である。
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開発計画は設計段階で中止になったとされる。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
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;Ζワールド 宇宙世紀0087へのアプローチ Step.Δ インターミッションMk-II
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;B-CLUB 6号 (1986年)
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:「月刊OUT」1985年11月号収録の同コーナーにバストアップのイラストが掲載されている。これが全身像の基となった。
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:機体名の初出。この時点で[[Ζ-MSV]]として分類されている。
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;B-CLUB 22号 「モビルスーツ大発展史 VOL.3 地球連邦軍・エゥーゴ編」 (1987年)
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:文字設定とカラーイラストの初出。
;機動戦士ガンダム MS大全集 (1989年)
;機動戦士ガンダム MS大全集 (1989年)
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:文字設定の初出。ただし、誤植により[[ガンキャノン・ディテクター]]と解説文が入れ替わっている。
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:背面イラストとスペックの初出。誤植により[[ガンキャノン・ディテクター]]と解説文が入れ替わっている。
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;[[Ζ-MSV]]
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:主な出典元。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
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=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
<!-- :武装名:説明 -->
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;アームバルカン
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:アーム・ビーム・ガンの代わりに装備されている。ゲームなどでは使われないことが多い。
;ビーム・サーベル
;ビーム・サーベル
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:近接戦用の斬撃武器。改修前と同じ物。
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:近接戦用の斬撃武器。改修前と同じ物が装備されていると思われる。
;ハイ・メガ・キャノン
;ハイ・メガ・キャノン
:背部スラスターユニット先端部に新たに追加された武装。MS形態での砲撃時はスラスターユニットが水平に可動。頭部に覆いかぶさった状態で発射する。
:背部スラスターユニット先端部に新たに追加された武装。MS形態での砲撃時はスラスターユニットが水平に可動。頭部に覆いかぶさった状態で発射する。
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;[[リゼル]]
;[[リゼル]]
:メタスの実質的な量産機。カラーリングがよく似ている。
:メタスの実質的な量産機。カラーリングがよく似ている。
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== 余談 ==
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:『月刊OUT』1985年11月号に収録された藤田一巳によるコーナー「Ζワールド 宇宙世紀0087へのアプローチ Step.Δ インターミッションMk-II」に、「メタスが[[Ζガンダム]]のひな型であったとしたら」というコンセプトの機体がバストアップのイラストとして描かれており、メタス改と頭部の形状が類似している。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==