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| 登場作品 =
| 登場作品 =
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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*他
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*[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
| デザイン = 大河原邦男
| デザイン = 大河原邦男
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}}
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| 重量 = 58.20t
| 重量 = 58.20t
| 主動力 = [[バッテリー]]
| 主動力 = [[バッテリー]]
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| 装甲材質:不明(一部資料では[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]とも)
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| 装甲材質 = 不明<ref>[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]とする資料も存在する。</ref>
| 開発組織 = [[地球連合軍]]
| 開発組織 = [[地球連合軍]]
| 所属 = [[地球連合軍]]
| 所属 = [[地球連合軍]]
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== 概要 ==
== 概要 ==
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[[地球連合軍]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。主力[[モビルスーツ]]群「ダガーシリーズ」の最新型で、[[ダガーL]]の後継機に当たる。[[ストライクガンダム]]と同等のカタログスペックを有し、こちらが本当の意味での[[ストライクガンダム]]の量産機である。
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[[ダガーL]]の後継機として開発された[[地球連合軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。本機の開発の背景には[[コズミック・イラ]]72年に締結された[[ユニウス条約]]が大きく関係しており、本条約によってMSの配備数に制限が課せられたため、既存機を改修するよりも高性能な次世代機が求められていた。
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ダガーLと比べると細身の体型で、肩部と脚部に高性能スラスターを内蔵し、従来のダガーシリーズと比べても機動性が向上している。ストライカーパックの運用も一部を除き引き続き可能で、主に地上では[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)|ジェットストライカー]]、宇宙では[[ウィンダム (マルチストライカー装備)|マルチストライカー]]や[[ウィンダム (ドッペルホルン連装無反動砲装備)|ドッペルホルン]]を装備している。他にはエールストライカーを装備した機体も確認されている。
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開発にあたっては、ダガー系で得られたデータやノウハウが用いられ、X-100系のフレームを継承し、肩部や脚部にスラスターを装備する事で、大気圏内外での機動性や運動性も向上している。また、武装の更新に加え、[[ストライカーパックシステム]]の採用によってあらゆる任務に対応可能な汎用性を有するに至った。
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[[ブレイク・ザ・ワールド]]前後に実戦投入された本機の統合性能は[[ストライクガンダム|ストライク]]に匹敵するとされ、地球連合軍製MSの一つの到達点とさえ評された。また、パイロットの技量によっては[[ザフト軍|ザフト]]の[[ニューミレニアムシリーズ]]に対抗可能な戦闘力を発揮出来たとされる。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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<!-- :作品名:解説 -->
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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:初登場作品。[[地球連合軍]]の一般兵が搭乗。ダガーLに代わる主力機として登場し、その後は量産体制が確立されたが、作中では専らやられ役に徹しており、[[ザフト]]の新型[[モビルスーツ]]群の前では、あまり実績を残せなかった(とはいえ、本機が[[ザクウォーリア]]や[[グフイグナイテッド]]を撃墜しているシーンも一応、存在してはいる)。また、パイロットの腕次第ではザクウォーリアと互角との記述もあるため、キルレシオは互角だと思われる。
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:初登場作品。[[地球連合軍]]の一般兵が搭乗した機体の他、[[ネオ・ロアノーク]]の[[ネオ専用ウィンダム|専用機]]も登場した。ダガーLに代わる主力機として登場し、その後は量産体制が確立されたが、作中では専らやられ役に徹しており、[[ザフト軍|ザフト]]の新型[[モビルスーツ]]群の前では、あまり実績を残せなかった<ref>とはいえ、本機が[[ザクウォーリア]]や[[グフイグナイテッド]]を撃墜しているシーンも一応、存在してはいる</ref>。また、パイロットの腕次第ではザクウォーリアと互角との記述もあるため、キルレシオは互角だと思われる。
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;[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
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:[[ミケール]]率いる[[ブルーコスモス]]一派の機体が登場。主にジェットストライカーを装備した空中戦力として使用され、地上戦力の[[105ダガー]]と運用方法が分けられている。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
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:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。<br/>本機にも採用されているとされるが、余談の項のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売の[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]の『CROSS RAYS』でようやく再現された。
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。<br/>本機にも採用されているとされるが、余談の項のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売の[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]の『CROSS RAYS』でようやく再現された。
;[[ストライカーパックシステム]]
;[[ストライカーパックシステム]]
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:各種ストライカーパックに換装可能。
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:各種ストライカーパックを換装可能。主にドッペルホルン連装無反動砲やジェットストライカー等を装備した機体が運用された。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
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:頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
:頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
;M9409L [[ビームライフル]]
;M9409L [[ビームライフル]]
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:中距離射撃用の武装。ダガーシリーズではライフルの形状が大きく、貫通力も上がっている。作中、多数のウィンダムがインパルスを狙撃するシーンが存在するが、掠ることすらなかった。
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:ウィンダムの標準装備であるビーム兵器。ダガー系が装備したものよりも大型で、統合的な威力に優れる。
;ES04B [[ビームサーベル]]
;ES04B [[ビームサーベル]]
:[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
:[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
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;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
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;A52 攻盾タイプE
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:シールドの裏側に内蔵されているミサイル。
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:対ビームコーティング処理の施された大型のシールドで、先端にはブレードが備えられている。
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:;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
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::シールドの裏側に装備されているミサイル。
;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
;Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾
:両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。
:両腰アーマーに収納されている投擲武器。クナイのような形をしており、通常装甲への攻撃力はかなりのもの。
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;A52 攻盾タイプE
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:対ビームコーティング処理の施された、本機専用のシールド。先端にはブレードが備えられている。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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;オルドリン自治区襲撃
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:『SEED FREEDOM』より。ブルーコスモスの戦闘部隊が[[プラント]]の経済特区であるアフリカ共和国オルドリン自治区へと進行。炎上する市街地の中でウィンダムの1機がオルドリン市街に配備された[[ジン]]を撃破し、避難中の市民に頭を向ける。だが、次の瞬間一状のビームがウィンダムの頭部を貫いた。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
=== 装備バリエーション ===
=== 装備バリエーション ===
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*[[登場メカ]]
*[[登場メカ]]
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<!-- == 脚注 == -->
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== 脚注 ==
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[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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[[Category:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
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