21行目:
21行目:
== 概要 ==
== 概要 ==
−
[[地球連合軍]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。主力[[モビルスーツ]]群、「ダガーシリーズ」の最新型で、[[ダガーL]]の後継機に当たる。[[ストライクガンダム]]と同等のカタログスペックを有し、こちらが本当の意味での[[ストライクガンダム]]の量産機である。
+
[[地球連合軍]]が開発した量産型[[モビルスーツ]]。主力[[モビルスーツ]]群「ダガーシリーズ」の最新型で、[[ダガーL]]の後継機に当たる。[[ストライクガンダム]]と同等のカタログスペックを有し、こちらが本当の意味での[[ストライクガンダム]]の量産機である。
ダガーLと比べると細身の体型で、肩部と脚部に高性能スラスターを内蔵し、従来のダガーシリーズと比べても機動性が向上している。ストライカーパックの運用も一部を除き引き続き可能で、主に地上では[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)|ジェットストライカー]]、宇宙では[[ウィンダム (マルチストライカー装備)|マルチストライカー]]や[[ウィンダム (ドッペルホルン連装無反動砲装備)|ドッペルホルン]]を装備している。他にはエールストライカーを装備した機体も確認されている。
ダガーLと比べると細身の体型で、肩部と脚部に高性能スラスターを内蔵し、従来のダガーシリーズと比べても機動性が向上している。ストライカーパックの運用も一部を除き引き続き可能で、主に地上では[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)|ジェットストライカー]]、宇宙では[[ウィンダム (マルチストライカー装備)|マルチストライカー]]や[[ウィンダム (ドッペルホルン連装無反動砲装備)|ドッペルホルン]]を装備している。他にはエールストライカーを装備した機体も確認されている。
−
−
ちなみに[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]装備とされているが、劇中では実弾兵器で本機が破壊されるシーンも多々あるため(そもそも実弾を防いだシーンが無い)、真実は不明。
−
−
各種媒体では「高性能量産機」と設定されているが、あくまでも従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であった[[ザクウォーリア|ザク]]がストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となる事が多かった。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、『'''カッコよさでは戦争に勝てない'''』という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体である。劇中の例で示すと[[ミネルバ]]の弾幕で細切れにされたり、MSサイズの巨大な剣やらブーメランやらライフルやらで胴を泣き別れにされたり、極太ガンマ線レーザーの照射で蒸発されたりと前作の[[ストライクダガー]]を上回るやられ方の描写に力が入っている制作陣の姿勢には尊敬の念を感じさせる。
−
−
ちなみに、「ウィンダム」とは英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語であるが、上述した本機の扱いを見ると皮肉としか言いようがない。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
37行目:
31行目:
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
−
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
;[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]
−
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。<br/>本機にも採用されているとされるが、前述のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売の[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]の『CROSS RAYS』でようやく再現された。
+
:[[フェイズシフト装甲]]の改良型。装甲に掛ける電圧を調整できるようになっており、エネルギー消費の効率化を図っている。その影響で装甲の色が変化するようになった。<br/>本機にも採用されているとされるが、余談の項のように作中にそれらしい描写はない。これを再現したゲームも長らく存在していなかったが、2019年発売の[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]の『CROSS RAYS』でようやく再現された。
;[[ストライカーパックシステム]]
;[[ストライカーパックシステム]]
:各種ストライカーパックに換装可能。
:各種ストライカーパックに換装可能。
47行目:
40行目:
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
;M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器
:頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
:頭部と胸部に各2門ずつ、計4門内蔵された近接防御機関砲。ダガーLの物と同じ。
−
;M9409L ビームライフル
+
;M9409L [[ビームライフル]]
:中距離射撃用の武装。ダガーシリーズではライフルの形状が大きく、貫通力も上がっている。作中、多数のウィンダムがインパルスを狙撃するシーンが存在するが、掠ることすらなかった。
:中距離射撃用の武装。ダガーシリーズではライフルの形状が大きく、貫通力も上がっている。作中、多数のウィンダムがインパルスを狙撃するシーンが存在するが、掠ることすらなかった。
−
;ES04B ビームサーベル
+
;ES04B [[ビームサーベル]]
:[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
:[[ストライクダガー]]などに装備された物の改良型。両腰部に2基装備。
;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
;Mk438/B 2連装多目的ミサイル ヴュルガーSA10
61行目:
54行目:
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
+
=== 装備バリエーション ===
;[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)]]
;[[ウィンダム (ジェットストライカー装備)]]
:ジェットストライカーを装備した機体。
:ジェットストライカーを装備した機体。
67行目:
61行目:
;[[ウィンダム (マルチストライカー装備)]]
;[[ウィンダム (マルチストライカー装備)]]
:マルチストライカーを装備した機体。
:マルチストライカーを装備した機体。
+
+
=== パーソナルカスタム機 ===
;[[ネオ専用ウィンダム]]
;[[ネオ専用ウィンダム]]
−
:専用のジェットストライカーを装備したネオ専用機。
+
:専用のジェットストライカーを装備したネオ専用機。パーソナルカラーであるワインレッドに塗装されている。
+
+
=== 系列機・派生機など ===
+
;[[ダガーL]]
+
:前世代機。
+
+
=== その他 ===
;[[エルドラウィンダム]]
;[[エルドラウィンダム]]
:『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場する本機ベースの機体。
:『[[ガンダムビルドダイバーズRe:RISE]]』に登場する本機ベースの機体。
−
;[[ダガーL]]
+
−
:前世代機。
+
== 余談 ==
+
*[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]装備とされているが、劇中では実弾兵器で本機が破壊されるシーンも多々あるため(そもそも実弾を防いだシーンが無い)、真実は不明。各種媒体では「高性能量産機」と設定されているが、あくまでも従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であった[[ザクウォーリア|ザク]]がストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となる事が多かった。量産機とは思えぬシャープでカッコいいデザインだが、『'''カッコよさでは戦争に勝てない'''』という真実を改めて視聴者に突きつけた悲劇の機体である。劇中の例で示すと[[ミネルバ]]の弾幕で細切れにされたり、MSサイズの巨大な剣やらブーメランやらライフルやらで胴を泣き別れにされたり、極太ガンマ線レーザーの照射で蒸発されたりと前作の[[ストライクダガー]]を上回るやられ方の描写に力が入っている制作陣の姿勢には尊敬の念を感じさせる。
+
**ちなみに、「ウィンダム」とは英語で「勝つ」と言う意味の「WIN」と、「状態」を意味する「DOM」を組み合わせ、「勝っている状態」と言う意味を込めて作られた造語であるが、上述した本機の扱いを見ると皮肉としか言いようがない。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==
83行目:
87行目:
== リンク ==
== リンク ==
*[[登場メカ]]
*[[登場メカ]]
+
<!-- == 脚注 == -->
<!-- == 脚注 == -->
<!-- <references /> -->
<!-- <references /> -->
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
−
{{DEFAULTSORT:ういんたむ}}
{{DEFAULTSORT:ういんたむ}}
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:登場メカあ行]]
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->