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*主なパイロット:[[ガロード・ラン]]、[[ジャミル・ニート]]
*主なパイロット:[[ガロード・ラン]]、[[ジャミル・ニート]]
[[旧地球連邦軍]]が開発した[[ニュータイプ]]専用のフラッシュシステム対応型[[モビルスーツ]]。全部で3機が存在する。1号機と2号機は作中で所在が判明しているが、3号機は行方不明。最大の特徴は背中に背負った長大なサテライトキャノンを運用するための「サテライトシステム」を搭載している事。月面基地からのマイクロウェーブを背中のリフレクターパネルで受信する事で、コロニーを一撃で破壊するほどの出力を発揮する。そのリフレクターにはエネルギータンク的な機能(厳密には手足等に設置されている”エネルギーコンダクター”と呼ばれるパーツとの併用で賄われる機能である)も持っており、またマイクロウェーブ受信時とは逆方向に展開する「Xの字」状では巡航用のホバーリング飛行(あくまで巡航飛行用でありバックパックのスラスターのみでも飛行や戦闘機動は十分に可能)も可能にする。<br />本機の着脱可能な右操縦桿は「Gコン」と呼ばれ、機体のキーロックやサテライトキャノンのトリガー機能を兼ね備えている。
[[旧地球連邦軍]]が開発した[[ニュータイプ]]専用のフラッシュシステム対応型決戦用[[モビルスーツ]]。全部で3機が存在する。1号機と2号機は作中で所在が判明しているが、3号機は行方不明。最大の特徴は背中に背負った長大なサテライトキャノンを運用するための「サテライトシステム」を搭載している事。月面基地からのマイクロウェーブを背中のリフレクターパネルで受信する事で、コロニーを一撃で破壊するほどの出力を発揮する。そのリフレクターにはエネルギータンク的な機能(厳密には手足等に設置されている”エネルギーコンダクター”と呼ばれるパーツとの併用で賄われる機能である)も持っており、MG等の文字設定では一度の受信で通常の戦闘であれば一週間程度は無補給でも戦闘継続可能な程のエネルギー容量がある。またマイクロウェーブ受信時とは逆方向に展開する「Xの字」状では巡航用のホバーリング飛行(あくまで巡航飛行用でありバックパックのスラスターのみでも飛行や戦闘機動は十分に可能)も可能にする。<br />本機の着脱可能な右操縦桿は「Gコン」と呼ばれ、機体のキーロックやサテライトキャノンのトリガー機能を兼ね備えている。
旧地球連邦軍製のガンダムは宇宙革命軍との決戦を目的として作られておりエアマスター系の部隊が先行して敵部隊を急襲し、後続のレオパルド系が重火力弾幕による殲滅、後方に配置されたX系がサテライトキャノンによる(コロニー落としに用いられる)コロニーを超長距離から破壊する役割を担う構成となっていた。本機は決戦兵器だが、原作では中継施設が破壊されサテライトキャノンは常時使用できず(そもそもサテライトキャノンは超長距離からの砲撃を前提としているためMS戦で使用するものでは無い)、GXビットも失われたいたため劇中では本来のスペックを発揮出来る状態では無かった。ガンダムX単体でも陸海空を問わない高い汎用性と堅牢な装甲等の高次元の機体性能を併せ持つが、武装のシンプルさ故に通常のMS戦では他のガンダムタイプに後れを取る場面も少なくなかった。この弱点は[[ガンダムXディバイダー]]へと改修されることで、克服されている。
大河原氏はインタビューで、本機のイメージデザインについて「長刀を背負った佐々木小次郎」と答えている。
大河原氏はインタビューで、本機のイメージデザインについて「長刀を背負った佐々木小次郎」と答えている。
:射撃戦ではビームライフルとして、格闘戦では装甲部を展開し小型の手持ちシールドとして使用可能な複合兵装。使わないときはバックパック下部のコネクタにスコープ・バレル・グリップを折り畳んで収納した状態で銃尾を接続し、エネルギーもその状態で供給する。変形して盾になるシステム上ライフルとシールドとしての機能を併用出来ない事や万が一破壊された場合両方の機能を同時に喪失するなどの欠点がある。トイのGFFでは両腕部に専用のマウントラッチを付ける事で腕部に装着した状態をオリジナルで創作している。また旧1/144及びHGAWではグリップの可動ギミックを省略しており一部の模型誌等ではグリップを畳まない状態のシールド形態をトンファーの様に持たせた作例などを発表しているがこれはギミックが省略されている事を考慮していない誤った解釈である。
:射撃戦ではビームライフルとして、格闘戦では装甲部を展開し小型の手持ちシールドとして使用可能な複合兵装。使わないときはバックパック下部のコネクタにスコープ・バレル・グリップを折り畳んで収納した状態で銃尾を接続し、エネルギーもその状態で供給する。変形して盾になるシステム上ライフルとシールドとしての機能を併用出来ない事や万が一破壊された場合両方の機能を同時に喪失するなどの欠点がある。トイのGFFでは両腕部に専用のマウントラッチを付ける事で腕部に装着した状態をオリジナルで創作している。また旧1/144及びHGAWではグリップの可動ギミックを省略しており一部の模型誌等ではグリップを畳まない状態のシールド形態をトンファーの様に持たせた作例などを発表しているがこれはギミックが省略されている事を考慮していない誤った解釈である。
;サテライトキャノン
;サテライトキャノン
:月面基地からのマイクロウェーブを、背部に展開したリフレクターパネルで受信することで発射可能になる超長距離用長砲身ビーム砲。発射までにMW受信をする(送信座標を固定する必要がある)為その間は動けない。<br />戦略兵器であるため通常の戦闘には不向きな兵器としての性質を持つ事や初使用の際にティファが命に関わるほどの精神的ダメージを受けたのを目の当たりにした事もあって、ガロードはこの武器の使用に実に慎重であり、滅多に使わなかった。元々は宇宙砲台的な武装として開発されていたが開発途中でMS用武装に小型化し、単純な出力こそ劣るもののBitMSとの連携を用いた総合的に見た能力は初期仕様を凌駕していた。
:月面基地からのマイクロウェーブを、背部に展開したリフレクターパネルで受信することで発射可能になる超長距離用長砲身ビーム砲。発射までにMW受信をする(送信座標を固定する必要がある)為その間は動けない。<br />戦略兵器であるため通常の戦闘には不向きな兵器としての性質を持つ事や初使用の際にティファが命に関わるほどの精神的ダメージを受けたのを目の当たりにした事もあって、ガロードはこの武器の使用に実に慎重であり、滅多に使わなかった。元々は宇宙砲台的な武装として開発されていたが開発途中でMS用武装に小型化し、単純な出力こそ劣るもののBitMSとの連携を用いた総合的に見た能力は初期仕様を凌駕していた。設定では「フルチャージなら2,3発の発射が可能とする説がある」という記述があるが原作では基本的に一度の受信で一発撃つのみであり、連射場面は存在しない(後継機のガンダムダブルエックスは3連射するシーンがある)。
;ショルダーバルカン
;ショルダーバルカン
:キッド自作の追加武装。左上バックパックハードポイントに装着される。[[ガンダムヴァサーゴ]]のクロービームで破壊された。
:キッド自作の追加武装。左上バックパックハードポイントに装着される。[[ガンダムヴァサーゴ]]のクロービームで破壊された。