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開発は[[宇宙世紀]]0079年8月から始まり、その翌月には[[ホワイトベース隊]]からもたらされた[[アムロ・レイ]]のデータも参考とされた。これらのデータを活かして開発されたNT-1は、連邦軍のNT感が色濃く現れていた。[[ジオン公国]]に比べてNT研究は大きく遅れていた当時の地球連邦軍は、NTの存在に懐疑的だった事もあり、感応波のようなNT特有の能力や、それを兵器に転用するといった発想には至らず、「常人離れした高い反応速度」に注目しているのみであった。開発そのものは極秘裏に進められていたため、アレックスには正規の軍事行動ではない事を示す「U.N.T=Under Normal Tactical(非通常戦術)」と「SPACY=SPecal Assortment Construction Yard(特別分類建造場)」のマーキングが施されている<ref>この表記はある時期の連邦軍における極秘計画のコードとして使用されていたモノで、後の80年代まで使用されたと言われている。この表記自体はアレックスが搬出るされる際に旧国連宇宙戦術局(U.N.T.S.)を偽装したものだとも言われている。</ref>。
 
開発は[[宇宙世紀]]0079年8月から始まり、その翌月には[[ホワイトベース隊]]からもたらされた[[アムロ・レイ]]のデータも参考とされた。これらのデータを活かして開発されたNT-1は、連邦軍のNT感が色濃く現れていた。[[ジオン公国]]に比べてNT研究は大きく遅れていた当時の地球連邦軍は、NTの存在に懐疑的だった事もあり、感応波のようなNT特有の能力や、それを兵器に転用するといった発想には至らず、「常人離れした高い反応速度」に注目しているのみであった。開発そのものは極秘裏に進められていたため、アレックスには正規の軍事行動ではない事を示す「U.N.T=Under Normal Tactical(非通常戦術)」と「SPACY=SPecal Assortment Construction Yard(特別分類建造場)」のマーキングが施されている<ref>この表記はある時期の連邦軍における極秘計画のコードとして使用されていたモノで、後の80年代まで使用されたと言われている。この表記自体はアレックスが搬出るされる際に旧国連宇宙戦術局(U.N.T.S.)を偽装したものだとも言われている。</ref>。
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ニュータイプとされるパイロットの能力を活かすため、[[全天周囲モニター]]や[[リニアシート]]といった新技術が投入されている。更に設計段階から[[マグネットコーティング]]を採用した事で、既存の機体の3倍以上の反応速度を獲得するに至った。また、ジェネレーター出力も約30%の強化がなされた他、装甲も従来の一体成型から積層型への変更により、関節部の可動域の拡大に成功している。他にも、ランドセルのスラスターの大型化や肩部をはじめ全身各所に姿勢制御用バーニアを設置、脚部スラスターの増設などにより、高度な機動性と運動性が付与されている。
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ニュータイプとされるパイロットの能力を活かすため、[[全天周囲モニター]]や[[リニアシート]]といった新技術が投入されている。更に設計段階から[[マグネットコーティング]]を採用した事で、既存の機体の3倍以上の反応速度を獲得するに至った。また、ジェネレーター出力も約30%の強化がなされた他、装甲も従来の一体成型から積層型への変更により、関節部の可動域の拡大に成功している。他にも、ランドセルのスラスターの大型化や肩部をはじめ全身各所に姿勢制御用バーニアやスラスターを増設する事により、高度な機動性と運動性が付与されている。
    
頭部は部品調達の問題の他、制御系統のコンセプトの刷新などの理由により、ガンダムのシルエットを模しつつもほぼ別系統のユニットになっており、各種デバイスやセンサー類は機能を維持したまま小型化され、新システムのモニターに対応した空間走査用の端末が追加実装されている。
 
頭部は部品調達の問題の他、制御系統のコンセプトの刷新などの理由により、ガンダムのシルエットを模しつつもほぼ別系統のユニットになっており、各種デバイスやセンサー類は機能を維持したまま小型化され、新システムのモニターに対応した空間走査用の端末が追加実装されている。
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