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;「作ってやれ、逃げ道を。寛容になれるのも勝者の特権だ」
 
;「作ってやれ、逃げ道を。寛容になれるのも勝者の特権だ」
 
:勝負が決したところで手を引く「落とし所」の付け方を示してみせる。徹底的にやればそれだけ反感も買いかねない。ダイクン家やラル家への寛容な姿勢を見せれば大衆はそれでザビ家を「勝者」とみなす。古来日本でも城攻めをする際には完全包囲をせず1箇所だけ逃げ道を作り、三国志では馬謖が「用兵の道は心を攻むるを上となし、城を攻むるを下となす」と語っている。こうした押し引きの妙はやはり「ジオンの右腕」と呼ばれただけの傑物の一端か。
 
:勝負が決したところで手を引く「落とし所」の付け方を示してみせる。徹底的にやればそれだけ反感も買いかねない。ダイクン家やラル家への寛容な姿勢を見せれば大衆はそれでザビ家を「勝者」とみなす。古来日本でも城攻めをする際には完全包囲をせず1箇所だけ逃げ道を作り、三国志では馬謖が「用兵の道は心を攻むるを上となし、城を攻むるを下となす」と語っている。こうした押し引きの妙はやはり「ジオンの右腕」と呼ばれただけの傑物の一端か。
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;「そういうことを言って誤ったのだ!ナポレオンも、ヒトラーも!」
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:ルウム会戦での大勝利を持って地球連邦との早期停戦の締結を提起したデギンの案に「今後も勝ち続けて自分たちの一番いいところで停戦する」というギレンに対して。まさに歴史は繰り返す……。
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:「あれは鬼になった…ダイクンの無念が悪魔に変じて、あれに憑いたのだ。あれはこの国を…わが一族をも滅ぼす…」
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:まさしくデギンの慧眼。結局、止まれずにどこまでも行ってしまったギレンによって最終的にザビ家ジオン公国は破滅を迎えることになる。</br>興味深いのは、ギレンの扇動的で強行的な姿を「ジオンが憑いた」と評しており、むしろデギンはジオン・ダイクンのブレーキ役であったような描写がなされていること。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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