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== 放送後の評価 ==
 
== 放送後の評価 ==
フリット編での正体不明の敵といういわゆる典型的な”子供向け”設定やレベルファイブが協力をした事で登場キャラのデザインなどから子供向けのガンダムだという憶測が流れた事や、制作サイドが世代を重ねる事でMSの性能が極端にインフレをする事を抑える事を重要視されていた為、序盤の戦闘が比較的緩やかだった事から多くの批判があったが、戦闘シーンのクオリティは回を重ねるごとに上がっていき、原画スタッフに羽山淳一氏や大張正己氏といった有名アニメーターを迎えるなどで、スーパーロボット染みたド派手な演出を見せるようになっていった。これに惚れた視聴者も存在する。
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フリット編での正体不明の敵といういわゆる典型的な”子供向け”設定やレベルファイブが協力をした事で登場キャラのデザインなどから子供向けのガンダムだという憶測が流れた事や、制作サイドが世代を重ねる事でMSの性能が極端にインフレをする事を抑える事を重要視されていた為、序盤の戦闘が比較的緩やかだった事から多くの批判があったが、戦闘シーンのクオリティは回を重ねるごとに上がっていき、原画スタッフに羽山淳一氏や大張正己氏といった有名アニメーターを迎えるなどで、ロボットアニメらしいド派手な演出を見せるようになっていった。これはアニメーターの手腕によるものであり、ガンダムAGEが良くなったわけではない、とする声もあるが、この点を高く評価する視聴者も存在する。
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また、小説版も発売されており、大筋こそテレビ版と同じであるものの大幅な世界観の変更とともに、アニメでは描写されなかった部分や説明不足だった部分が補完されており、人によっては「もはや別物」と言われている(ただし、低年齢層を取り入れたいという思惑のあったテレビ版とは違い残酷な描写も多く、第二部ではアセムがXラウンダーに対する劣等感を募らせるシーンやビッグリング攻防戦のすべてが省かれていたり、第三部以降のオブライトやユノアなど、一部登場人物や場面の描写に関しては否定意見も多く見られており、必ずしも良い意味というわけではない)。
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一方、ストーリー構成はあまり芳しい評価を得られていない。
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100年という壮大なスケール(より正確には63年)の物語であるため、どうしても世代交代の必要性があった。そのため、12話に1回はフリット以外の登場人物を刷新することになり、登場人物の情報量が肥大化。結果、主要人物以外のキャラクターの掘り下げができず、魅力が感じられるようになったあたりで世代交代という非常にもったいない起用法になってしまっている。また、世代ごとの登場人物の死亡によって喪失感を与える手法を多く用いているが、前述のとおり”子供向け”という方針との乖離に関しては疑問が残る。
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ストーリーも、世代間ごとに独立しながら[[アンノウンエネミー]]との戦いという大きな主軸に沿ったつくりになっているため、それぞれの物語が消化不良のまま次代へと引き継がれるという(構成上やむを得ない点ではあるが)わかりにくさも不評であった。結果として、集大成である第三世代に引き継がれる情報が多く、終盤になって突如明らかになった[[EXA-DB]]の存在なども含めて非常に複雑でわかりにくい内容になってしまった。
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また、全編を通して[[フリット・アスノ|フリット]]が物語の中心人物であり続けたため、「三つの運命が ひとつになる」というキャッチコピーと大きく異なり、フリットの物語となってしまっていた。そのため、フリットが物語を牽引してしまい、アセムやキオはその影響下で動く副主人公のような立場であった。復讐という妄執に取り付かれたフリットは、後半には[[ヴェイガン]]を倒すことが行動理念となっていたため、キオに対して洗脳教育を施すなど非人道的な振る舞いや、何かと「ヴェイガンを全滅させる」「ヴェイガンは絶滅じゃ」といった過激な発言を連発するようになる。これまでのガンダムシリーズは、あくまでも「権益を取得するための戦闘行為」という決着点のある「戦争」であったが、ガンダムAGEは地球人を絶滅させたいヴェイガンと、ヴェイガンを絶滅させたいフリットの、血みどろの「殺し合い」になっている。この点も、”子供向け”とした方針と大きく食い違っている。<br/>
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翻って、戦争を「敵を全滅させれば勝ち」という幼稚な発想、という意味では子供向けではあるが、それはあまりにも穿った見方であろう。
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小説版も発売されており、大筋こそテレビ版と同じであるものの大幅な世界観の変更とともに、アニメでは描写されなかった部分や説明不足だった部分が補完されており、人によっては「もはや別物」と言われている(ただし、低年齢層を取り入れたいという思惑のあったテレビ版とは違い残酷な描写も多く、第二部ではアセムがXラウンダーに対する劣等感を募らせるシーンやビッグリング攻防戦のすべてが省かれていたり、第三部以降のオブライトやユノアなど、一部登場人物や場面の描写に関しては否定意見も多く見られており、必ずしも良い意味というわけではない)。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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