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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 水陸両用量産型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 水陸両用量産型[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 量産機
 
| 型式番号 = MSM-04
 
| 型式番号 = MSM-04
 
| 頭頂高 = 19.2m
 
| 頭頂高 = 19.2m
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| センサー有効半径 =  
 
| センサー有効半径 =  
 
| 開発組織 = [[ジオニック社]]<ref>[[スウィネン社]]とする資料あり。</ref>
 
| 開発組織 = [[ジオニック社]]<ref>[[スウィネン社]]とする資料あり。</ref>
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| 開発拠点 = [[キャリフォルニアベース]]
 
| 所属 = [[ジオン公国軍]]
 
| 所属 = [[ジオン公国軍]]
 
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
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[[ジオン公国軍]]が[[ズゴック]]に続いて開発した水陸両用[[モビルスーツ]]。[[ゴッグ]]よりも小型軽量で調達が容易な機体として、[[ザクIIJ型]]のパーツを多く流用して開発されている。開発は[[ジオニック社]]のスタッフによって[[キャリフォルニアベース]]で進められ、主に南米やアメリカを中心に配備された。
 
[[ジオン公国軍]]が[[ズゴック]]に続いて開発した水陸両用[[モビルスーツ]]。[[ゴッグ]]よりも小型軽量で調達が容易な機体として、[[ザクIIJ型]]のパーツを多く流用して開発されている。開発は[[ジオニック社]]のスタッフによって[[キャリフォルニアベース]]で進められ、主に南米やアメリカを中心に配備された。
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水圧に耐えうる強固な機体構造と強靭な装甲を持つ水陸両用MSは、陸上での機動性向上に高いジェネレーター出力を必要とするが、アッガイは生産性を向上させる目的で大出力ジェネレーターの新規開発は行わず、ザクIIのジェネレーターを2基搭載<ref>水冷式に改造したともされている。</ref>する事で出力を確保している。ジェネレーターを2基搭載する設計は陸上での活動に必要な出力を確保する為の措置であり、水中航行時には戦闘を考慮しなければジェネレーター1基のみの稼働で十分な活動が可能となっている。この設計は結果的に機体の排熱量の大幅な低減を実現し、高い隠密性能を獲得。更に外装に電波吸着剤を塗布する等の加工を施し、更にステルス性を高めている。
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水圧に耐えうる強固な機体構造と強靭な装甲を持つ水陸両用MSは、陸上での機動性向上に高いジェネレーター出力を必要とするが、アッガイは生産性を向上させる目的で大出力ジェネレーターの新規開発は行わず、[[ザクII]]のジェネレーターを2基搭載<ref>水冷式に改造したともされている。</ref>する事で出力を確保している。ジェネレーターを2基搭載する設計は陸上での活動に必要な出力を確保する為の措置であり、水中航行時には戦闘を考慮しなければジェネレーター1基のみの稼働で十分な活動が可能となっている。この設計は結果的に機体の排熱量の大幅な低減を実現し、高い隠密性能を獲得。更に外装に電波吸着剤を塗布する等の加工を施し、更にステルス性を高めている。
    
かくして本機は偵察や斥候、歩兵部隊の輸送など、隠密性が必要とされる特殊任務に多用される事となった。また、複座式コクピットが採用されているため、水陸両用MSの訓練機として使われる事も多かったとされている。
 
かくして本機は偵察や斥候、歩兵部隊の輸送など、隠密性が必要とされる特殊任務に多用される事となった。また、複座式コクピットが採用されているため、水陸両用MSの訓練機として使われる事も多かったとされている。
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;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
 
;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
 
:北米戦線にて、学徒兵の[[ノルト・キスノ]]と弟の[[ベルデ・キスノ]]が搭乗。ケープカナベラル陥落と共に、陸路で[[キャリフォルニアベース]]に向かう事になってしまうが、道中で様々な体験や荒技を披露していく事になる。
 
:北米戦線にて、学徒兵の[[ノルト・キスノ]]と弟の[[ベルデ・キスノ]]が搭乗。ケープカナベラル陥落と共に、陸路で[[キャリフォルニアベース]]に向かう事になってしまうが、道中で様々な体験や荒技を披露していく事になる。
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;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
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:MATERIAL-G039から[[ジオン残党]]の機体が登場。その内の1機には[[ユーマ・ライトニング]]が搭乗し、[[リミア・グリンウッド]]を同乗させ、[[ジャブロー]]基地の強行偵察を行なった。リミアを下ろした後は[[レッド・ウェイライン]]の[[ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ|高機動型ゲルググ]]と合流し、戦闘に参加した。なおこの機体は[[全天周囲モニター]]を備え、操作系がアップグレードされていることから[[アナハイム・エレクトロニクス社|アナハイム]]製か、ユーマが潜伏していた[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]第2020技術試験大隊からの横流し品と思われる。
 
;[[ガンダムビルドファイターズ バトローグ]]
 
;[[ガンダムビルドファイターズ バトローグ]]
 
:第3話に登場。ストーリーは「ガンプラのベアッガイシリーズには組立不可のアッガイ頭部の余剰パーツが付属する」事を題材にした内容で、捨てられる運命にあった頭部パーツに怨念が宿り、ベアベア村でベアッガイを標的とする誘拐事件を引き起こしていた。事件解決のために奔走するふみな達を襲撃した際には無数の頭部が集合体となり巨大なアッガイへと変貌。彼女達を絶体絶命のピンチに陥れるものの最後は[[ういにんぐふみな]]のういにんぐびーむを受け、バンダイホビーセンターでエコプラとして生まれ変わるよう諭され浄化された。
 
:第3話に登場。ストーリーは「ガンプラのベアッガイシリーズには組立不可のアッガイ頭部の余剰パーツが付属する」事を題材にした内容で、捨てられる運命にあった頭部パーツに怨念が宿り、ベアベア村でベアッガイを標的とする誘拐事件を引き起こしていた。事件解決のために奔走するふみな達を襲撃した際には無数の頭部が集合体となり巨大なアッガイへと変貌。彼女達を絶体絶命のピンチに陥れるものの最後は[[ういにんぐふみな]]のういにんぐびーむを受け、バンダイホビーセンターでエコプラとして生まれ変わるよう諭され浄化された。
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== 別デザイン ===
 +
;[[アッガイ (サンダーボルト版)]]
 +
:『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]』に登場するアッガイ。一般的な機体よりも小型化されている。
 +
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=== 系列機・派生機 ===
 
;[[プロトタイプアッガイ]]
 
;[[プロトタイプアッガイ]]
 
:本機の試作機。
 
:本機の試作機。
;[[アッガイ (サンダーボルト版)]]
+
;[[アッグジン]]
:[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]に登場するアッガイ。一般的な機体よりも小型化されている。
+
:アッガイの再設計機。
 +
 
 +
=== 技術的関与のある機体 ===
 
;[[ザクIIJ型]]
 
;[[ザクIIJ型]]
 
:生産性向上を目的に胸部基礎フレームの他、ジェネレーターをアッガイに流用している。
 
:生産性向上を目的に胸部基礎フレームの他、ジェネレーターをアッガイに流用している。
 +
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=== その他 ===
 +
;[[ビアッゴ]]
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:宇宙戦国時代の[[ミキシングビルドモビルスーツ]]の1機。アッガイの頭部が使用されている。
 
;[[ベアッガイ]]
 
;[[ベアッガイ]]
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』に登場する本機をベースとしたガンプラ。
+
:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]]』に登場する本機をベースとした[[ガンプラ]]。
 
;[[ベアッガイIII]]
 
;[[ベアッガイIII]]
 
:[[ベアッガイII]]をベースに改造されたガンプラ。
 
:[[ベアッガイII]]をベースに改造されたガンプラ。
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[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
[[Category:機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
[[Category:機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
+
[[Category:機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]]
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[[Category:機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
 
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