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ベースとなった試作アッシマーは機体開発にあたり重力下では可変システムにかかる負担が大きかった為、負担の少ない無重力でのテストを行う為に開発された機体であり、キハールもこの仕様に準じた宇宙仕様としてロールアウトした。
 
ベースとなった試作アッシマーは機体開発にあたり重力下では可変システムにかかる負担が大きかった為、負担の少ない無重力でのテストを行う為に開発された機体であり、キハールもこの仕様に準じた宇宙仕様としてロールアウトした。
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宇宙仕様の時点で[[ドラムフレーム]]による可変機構が組み込まれているが、この段階ではまだ試作機の域を出ていない為、機体の被装甲化が十分ではなく<ref>機体形状も量産機のような円形ではない。</ref>、特に背部から見るとまたや脚の付け根部分のフレームが剥き出しとなっており、下半身にはスラスターと一体化したプロペラントタンクが三基接続されている。
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ロールアウトした時点で[[ドラムフレーム]]による可変機構が組み込まれているが、この段階ではまだ試作機の域を出ていない為、機体の被装甲化が十分ではなく<ref>機体形状も量産機のような円形ではない。</ref>、特に背部から見ると股や脚の付け根部分のフレームが剥き出しとなっており、下半身にはスラスターと一体化したプロペラントタンクが三基接続されている。
    
宇宙でのテストを終えた後は連邦軍のアッシマーによる実験データをもとに機体各所に改良や強化パーツが施され、機体形状も量産型に近くなった。メインスラスターとなる脚部推進器には試作段階の新型熱核エンジンが搭載されており、通常型のアッシマーを遥かに凌ぐ推進力を有している。腰部に増設されたスカート・ユニットはMA形態時に垂直上昇用の補助推進器として用いられると同時に飛行姿勢を安定させる為の固定翼等が装備されており、MS形態時には空中戦の姿勢制御にも有用であった。
 
宇宙でのテストを終えた後は連邦軍のアッシマーによる実験データをもとに機体各所に改良や強化パーツが施され、機体形状も量産型に近くなった。メインスラスターとなる脚部推進器には試作段階の新型熱核エンジンが搭載されており、通常型のアッシマーを遥かに凌ぐ推進力を有している。腰部に増設されたスカート・ユニットはMA形態時に垂直上昇用の補助推進器として用いられると同時に飛行姿勢を安定させる為の固定翼等が装備されており、MS形態時には空中戦の姿勢制御にも有用であった。
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