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ページの作成:「イアゴ・ハーカナ シェザール隊隊長。地球連邦軍少佐で、一年戦争以来のベテラン。戦場では、大型のスナイパーライフ…」
イアゴ・ハーカナ

[[シェザール隊]]隊長。地球連邦軍少佐で、一年戦争以来のベテラン。戦場では、大型のスナイパーライフルを装備した[[スタークジェガン]]を操縦する。

[[フェネクス]]捕獲の為、同型のRX-0二号機の使用を具申したが、参謀本部からはRX-01号機と共に別の任務で出払っているとの解答が返ってきた。

10年以上も昔、護衛任務として知らない者同士で隊を組まされサイド1の30バンチで外周警備をさせられていた。それは[[ティターンズ]]による毒ガスでコロニー住民を虐殺した悪名高い[[30バンチ事件]]であり、イアゴは[[ティターンズ]]の一員でもないのに見張り役を押し付けられこの事件に加担してしまった事がトラウマとなっていた。

[[30バンチ事件]]のトラウマもあって、不死鳥狩りの任務内容がターゲットの情報も非開示、背後関係もまるで分からないほど軍がなにか隠していることから、この任務を気に入っていなかった。また、部隊のリストに最初名前が無く、参謀本部直々に一週間前に急遽メンバーに加えられた[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]の事を不審に思っていた。

[[フェネクス]]を追いかけて行方が見えなくなった[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]を発見した際には、当初状況が掴めず、ヨナの行動を妨害し結果的に[[ヤクト・ドーガ]]とハルユニットの合体を成功させてしまった。そして誕生した[[ネオ・ジオング]]にファンネルを機体に打ち込まれ、機体の制御系を乗っ取られてしまう。 [[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]からは脱出を促されるが、脱出ポッドが作動せずコクピットハッチも動かないので[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]には自分を撃つように指示した。

まるで迎えに来たかのようにイアゴの[[スタークジェガン]]の頭上を旋回するフェネクス、その頃イアゴの心は既に全体の一部であることを受け入れ始めていた。実はイアゴはもう10年以上も前からそちら側に引っ張られており、最期はヨナにコックピットをビームサーベルで貫通され血も骨も蒸発してイアゴは死亡した。

死亡し全体の一部となったイアゴは、爆発で出来たネオ・ジオングのIフィールドの死角へ回り込んで攻撃するよう[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]へアドバイスを与えた。

[[機動戦士ガンダムNT]]でのイアゴ・ハーカナ

イアゴ・ハーカナ

声 - 中井和哉

[[シェザール隊]]隊長で階級は少佐。乗機はジェスタ A班仕様で、コールサインはS001(シェザール・ワン)。

本作では「子供を守ろうとしない身勝手な登場人物ばかりの中にあって、部下やヨナを守ろうとする数少ないまっとうな大人」という立ち位置が与えられている。ヨナの経歴や、秘密の多い「不死鳥狩り」の任務に疑念を抱き、ひそかに事態の背後関係を嗅ぎ回る過程で彼の事情に同情し、気にかけるようになっていく。また、ミシェルから「不死鳥狩り」についての真意を聞かされた際には犠牲をいとわない彼女の倫理観を批判している。

[[第二次ネオ・ジオン抗争]]時に連邦軍の一員としてアクシズの地球落下阻止に参加。[[アムロ・レイ]]の[[νガンダム]]が起こしたアクシズ・ショックを目撃し、感銘を受けたという経歴を持つ。そのため[[サイコフレーム]]が引き起こす特異な現象やニュータイプについて彼なりの思想がある。IIネオ・ジオングとの最終決戦ではジェスタにナラティブガンダム用のブースターを装着して戦場へと赴き、アクシズでの経験や自身の想いを語りながらヨナらを鼓舞し援護する。決戦中にIIネオ・ジオングのサイコミュ・ジャックによって機体の制御を奪われて脱出不能のまま味方を攻撃させられ、反撃を躊躇し救出を試みるヨナに対し、彼の実力では無理だと叱咤するのは小説『不死鳥狩り』と同様だが、本作ではミシェルの自己犠牲により生還する。映画の結末では、部下たちに救出されたイアゴが宇宙で救援を待つヨナを回収し、ジェスタの手のひらの上で会話をしている様子が描かれている。
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