リサイクル・センター

リサイクル・センター (Recycle Center) 編集

ジオン公国軍欧州方面軍第七混成機動旅団の本部基地の近傍に存在する、廃棄された兵器の解体・再利用施設。旅団支援コマンドの管轄施設であり、司令官はロルフ・ロネ少佐。

宇宙世紀0079年11月上旬、地球連邦軍ガンダムEXによる襲撃の被害を受けた第七混成機動旅団本部の負傷兵らを受け入れ、さながら野戦病院の様相を呈していた。後方基地のため防衛戦力に乏しく、大量の負傷兵を抱えていることもあって基地の存在を秘匿して来たが、センターを訪れたイリヤ・ソラリらがアルフィー・ザイドスと共に施設の防衛のためにロネの許可を得ずにジャンクから無識別型ザクIIをレストア。これによってロネ、ソラリ両名は対立するも、その直後に施設の存在を察知したガンダムEXの襲撃を受けたことで結果的に施設の放棄が決定され、施設の人員はオデッサから宇宙へ撤退した。

登場作品 編集

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
初登場作品。第3話~第4話の主な舞台として登場し、クルジュ=ナポカ基地に次いで旅団本部基地まで失ったソラリ一行が訪れ、ザイドスと再会。施設の防衛ではなく秘匿を重視するロネと対立しながらも無識別型ザクIIを組み立て、ガンダムEXと戦うことになった。戦闘後、施設にユーリ・ケラーネが訪れジムの強奪任務をソラリに依頼した。その後、ロネらもソラリたちと共にオデッサへ撤退している。

人員 編集

ロルフ・ロネ
旅団支援コマンドの少佐。リサイクル・センターの司令官。大量の負傷兵を抱え込むセンターの実情を鑑み、施設の存在を秘匿する事なかれ主義を貫いていた。
アルフィー・ザイドス(ギアヘッド)
旅団支援コマンドのメカニックを務める技術大尉。ソラリたちに協力し、ジャンクから無識別型ザクIIをレストアした。

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