フィリップ・ヒューズ
フィリップ・ヒューズ | |
---|---|
外国語表記 | Philip Hughs |
登場作品 | |
声優 | 若本規夫 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男 |
職業 | 軍人 (MSパイロット) → パン屋 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第11独立機械化混成部隊 |
階級 | 少尉 |
主な搭乗機 |
概要編集
地球連邦軍第11独立機械化混成部隊(モルモット隊)に所属するベテランパイロット。階級は少尉。戦闘中もジョークを飛ばすような陽気なムードメイカーとして知られている。
スペースコロニー生まれの宇宙育ちだが、仕事にあぶれて連邦軍の兵士となった。服務態度に問題こそあるものの、パイロットとしての技量は確かで、叩き上げで現在の階級になった実力の持ち主。相棒のサマナ・フュリスとともにアタッカーでありエースでもあるユウ・カジマを戦場で強力にサポートした。
登場作品と役柄編集
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 初登場作品。主人公の僚機として終始登場する。サマナと共にジム・コマンドに乗るが、第三部ではステージが進むにつれ鹵獲したザクII → ボールの順に搭乗機がグレードダウンする事になる。
- 機動戦士ガンダム外伝設定資料集
- 掲載されている「EXAM REPORT」のコーナーにおいて、一年戦争後に部隊の中でただ1人退役し、パン屋を営んでいる事が語られている。
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY (小説版)
- パン屋を営んだのがグリプス戦役後に変更されている。負傷退役後、慰労金でサイド6の居住権を購入し、残った金でパン屋を開いたとの事。第二次ネオ・ジオン抗争後にユウが一度だけ来店しているが、彼曰く「パンは申し訳ないがまずかった」ようだ。
- 機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー
- ユウがブルーディスティニー1号機に乗り換えて以降、ユウの乗っていたジム・ドミナンスを引き継いでおり、敵部隊から鹵獲したガンターレットを活用した防衛陣戦術を展開して頭脳的な一面を覗かせたが、ジル・ジグラがジオンのスパイと知らずに恋仲に発展し、情報収集に利用されることになった。
人間関係編集
地球連邦軍編集
- ユウ・カジマ
- 戦友。昇進後もタメ口を通しているが、援護がない際にはボヤくこともあった。
- サマナ・フュリス
- 同僚。実力で劣る彼のことをちゃん付けで呼んでいた。無口なユウに代わり、状況説明を兼ねた掛け合いを彼とすることも。
- モーリン・キタムラ
- 隊のオペレータ。彼女をからかうのもまたフィリップの趣味だったようだ。
- パク
- 漫画版では上司、小説版では補充要員として配属される。
- ロゴージン
- 小説版における上官。無能な彼の采配によく毒づいており、カエルのような顔立ちから「蛙親爺 (かえるおやじ)」と揶揄している。
- アルフ・カムラ
- ユウ・カジマの愛機ブルーディスティニー1号機及びブルーディスティニー3号機の専属メカニック。フィリップは彼をあまり信用していなかったようだ。
- ジル・ジグラ
- 漫画『ザ・ブルー』に登場。恋仲にある整備員だが、実はジオンのスパイでありフィリップ相手にハニートラップを仕掛けていた。
ジオン軍編集
- ニムバス・シュターゼン
- EXAMシステムを巡る一連の事件で、ユウたちモルモット隊と何度も交戦することになる。
その他 編集
- ジェシカ・ドーウェン
- フリーのルポライター。一年戦争後、EXAMの謎を追うべくフィリップに取材をするも門前払いされた。しかし、この際のフィリップの一言がジェシカにEXAM搭載機に関するヒントを与える事になった。
名(迷)台詞編集
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY編集
- サマナ「ユウ少尉、ただのエースパイロットじゃないですね!」
「そりゃそうさ!敵のエースを倒したんだ。ただのエースじゃねぇ、トップクラスよ!」 - 『戦慄のブルー』ステージ5クリアデモより、ステージボスであるドム3機を撃墜したユウ(プレイヤー)への称賛の言葉。
- 「さあていよいよ生本番だぜ!」
サマナ「げ……下品な表現は止めて下さい」 - 高山版コミックのFILE1より、ミデアからの降下時の一言。
- 「あの蒼いマシンは、全部消えちまったんだ。もう、過去をほじくり返すのはやめな!」
- 「機動戦士ガンダム外伝設定資料集」掲載の「EXAM REPORT」より、ジェシカの取材を拒否した際に。この際、無意識に口に出した「蒼いマシン」の一言からジェシカは戦場で流れる「戦場を駆ける蒼い死神の伝説」の噂を思い出す事になる。
機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー編集
- 「へへーーー 俺と同じで悪運が強いのよッ! ジル・ジグラちゃんは」
- 『ザ・ブルー・ディスティニー』より。ニムバス隊の襲撃を退けたニューバーン基地で、フィリップは嬉しげに恋人とのツーショット写真を見せつける。
- 「あぁ、そうだな…見つけちまった……いつもはしっかりしてるってのに、たまにこんなポカすっからたまんねぇんだよ」
- かつてEXAMの研究施設があったコロニーに潜入する中、フィリップは見つけてしまう。ジオンの工作員でもあり、自分にとっては愛する人だったジルの姿を。