テミス
テミス(THEMIS) 編集
一年戦争後、オクスナー・クリフの後ろ盾を受けてジャコビアス・ノードが起業した民間軍事会社。「テミス」とはギリシャ神話に登場する「法と掟」を司る女神に由来し、社章もこの女神が持つ剣と天秤をモチーフにしている。
キマイラ隊のMS第一小隊を前身とし、元連邦・ジオン・ティターンズなど様々な組織の構成員の寄り合い所帯となっている。単なる民間軍事会社としての「表の業務」以外にも、サングレ・アスルの守護と、ミナレットの保守点検・補給という裏の業務も行う。
その練度は高く、オクスナーから回されてくる旧ジオン・ティターンズ系装備の払い下げ品で一個中隊規模の戦力を維持。主にジム・クゥエルを運用するが、状況によってはラムズゴックやガウ等、ジオン系装備を活用する場面も見られる。また、テミス所属の機体は何れも社章が記されているが、表に出せない業務(連邦系基地への攻撃など)ではそれを外して運用される場合もあった。
登場作品 編集
- 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- 初出作品。当初は所属を隠しレッド・ウェイラインと交戦する場面も見られたが、環境改善プラント以降、ジャコビアスがレッドと共闘する流れになり、ジャコビアスが一行の母艦であるニカーヤに出向する事になった。
関連人物 編集
- ジャコビアス・ノード
- 社長。元キマイラ第一小隊MSパイロット。必要とあらば現場に赴き、戦闘を行うなど現場主義としての一面が見られる。
- オクスナー・クリフ
- 支援者。起業の際のバックアップを行っており、業務には彼の意向が働く場面もある。