キシリア・ザビの演説

キシリア・ザビの演説編集

ジオン公国軍による地球降下作戦に伴い、キシリア・ザビが行った演説。

冒頭の「鷲は舞い降りる」の部分は、1975年のイギリスの冒険小説「鷲は舞い降りた」からの引用と思われる。同作はナチス・ドイツ落下傘部隊を描いた物語であり、さらに元を辿れば1969年にアポロ11号が月面着陸した際、地球に連絡するため使われた言葉でもある。

内容編集

鷲は舞い降りる!これはスペースノイドにとって大きな飛翔なのである。

ギレン総帥は決断されたのだ。ジオン独立戦争開戦劈頭…我々は正義の剣を地球へ打ち込んだ。

然るに、地球連邦の者どもは未だ重力に呪縛され惰眠を貪っている!

総帥はこのキシリアに命じられた…もはや我が腕により正義の鉄槌を下すため重力戦線を形成すると!

真の自由のために、我々は重力の坩堝へ舞い降り地球の自由を約するものであると!

我が第1地上機動師団は、既にして空挺堡を欧州方面に構築し、西方を平らげるべく進軍しつつあり!

登場作品編集

機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
初出作品。第1話「あの死神を撃て!」の冒頭で使われた。

リンク編集