ガンダムビルドリアル

ガンダムビルドリアル
外国語表記 GUNDAM BUILD REAL
原作 矢立肇
富野由悠季
総監督 本広克行
監督 田中佑和
脚本 山内直哉
田中佑和
音楽 野崎良太[Jazztronik]
撮影 川越一成
企画 サンライズ
協力 Production I.G (制作)
BANDAI SPIRITS (企画協力)
プロデューサー 志田香織 (サンライズ)
田口博丈 (BANDAI SPIRITS)
岡林修平 (LDS)
放送期間
【BS11】
2021年6月18日~
配信期間
【ガンダムチャンネル】
2021年3月29日 20:00~
【バンダイチャンネル】
2021年4月26日 20:00~
話数 全6話
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概要編集

ガンプラ40周年記念企画「GUNPLA LINK PROJECT」の一環で製作されたビルドシリーズの一作。ガンダムシリーズとしては『G-SAVIOUR』以来の実写作品[1]で、ドラマ『踊る大捜査線』シリーズで知られる本広克行が総監督を務める。ロケ地には静岡県沼津市が選ばれている。

本作に登場するガンプラはリアルグレード(RG)を中心に、既に販売されているガンプラをカスタマイズしたものが用いられる。これらは従来シリーズのガンプラと同じく商品化される他、実際にガンプラを改造して再現する事が可能であり、公式サイトではその再現方法・制作方法を載せた「How to ビルドリアル」が公開されている。

ストーリー編集

舞台はeスポーツ全盛の中の日本。そのeスポーツの人気の牽引役を担っているのが「ガンプラ」を用いた「ガンプラバトル」。作ったガンプラをスキャニングし、特殊ドローンにより実物大で投影されたガンダムを操作して戦うというものだ。

主人公のヒロは小学生時代に仲間と一緒にチーム「ブライト」を結成し、自分達のガンプラ「ナナハチ」で地区大会優勝を目指していた。ところが大会前日にナナハチを紛失してしまった事を発端にチームで仲違いが発生。地区大会に出場する事の無いまま「ブライト」は解散してしまう。

それから4年が経ち、高校1年生になったヒロ達はある時、メンバーの1人からの伝言を受けた事で再会。「ブライト」を再結成し、再び全国大会を目指すが、思春期の彼らの前には苦難と危機が待ち受けていた。果たしてヒロと仲間達は「ガンプラバトル」を通じて、夢と友情を胸に成長する事ができるのだろうか。

登場人物編集

チーム「ブライト」編集

鈴木ヒロ
チーム「ブライト」のパイロット(操縦士)。リーダー気質だが短気で不器用。小学生時代の出来事から生じた確執やその性格故にチームメンバー達と度々衝突するものの、それを経て成長し、次第にチームの結束力を高めていく。
清水タクミ
チーム「ブライト」のビルド(組み立て・塗装担当)。紳士的だが精神的に弱い所がある。作中、とある事情からアルマも兼任する事になる。
成田健太郎
チームのプログラマ(PC技術者)。知識豊富な皮肉屋で、日常ではよくチームメンバーを皮肉っているが、バトル時には相手のガンプラを一目見ただけでその特性を見抜く分析力を発揮する。
中丸太一
チームのC3I(通信・指揮・統制・情報担当)。親は不動産屋をしており、父の持ち物件をチームの秘密基地にしている。
松本颯太
チームのアルマ(機体・武器・防具の組立・塗装担当)。オリジナル塗装したナナハチのハイパーバズーカ「アルマゲドン」で一目置かれる存在となる。しかし、作中でヒロ達との間に亀裂が生じてしまい…

チーム「モンストル」 編集

白星迅
チーム「モンストル」のパイロット兼ビルド。資金力と行動力のあるリーダーだが、勝利のためには手段を選ばない。

チーム「ルミナス」 編集

上草太陽 / 西島レオン
高校1年生の2人で構成されたチーム。情熱的で自信家かつ激情的な上草と冷静さと客観的視点を持つ西島のコンビネーションは抜群。

チーム「ガールスキー」 編集

宮内麗華 / 小松原智美 / 石渡沙織
女子高生3人組のチーム。「可愛いは正義」をモットーに、塗装に強くこだわったガンプラを使用する。

その他 編集

金森サツキ
ヒロ達とは違う高校に通う高校1年生。行動力があり、姉御肌でクラスの人気者だが早く地元から出ていきたいと考えている。
林田マナ
サツキ、百花と同じクラスのムードメーカー兼トラブルメーカー。恋愛体質でおませな女の子。
中村百花
サツキやマナのクラスメート。客観的な視点を持ったしっかり者。カフェで動画配信をして出禁になった事が人生唯一の汚点。
谷田部太輔
模型屋の店長。ブライトの面々とも昔からの付き合いであり、よく相談相手になる。
清水麻衣子
タクミの姉。食堂「拓ちゃん」の看板娘的存在で、ブライトの面々とは小学生の頃からの付き合い。
清水涼子
タクミの母で、食堂「拓ちゃん」の女将。
清水拓司
タクミの父で、食堂「拓ちゃん」の大将。
仙道周士
ガンプラバトル用にオリジナル武器を製作販売して生計を立てている伝説の職人。無愛想な性格で、かつて強豪チーム「ガルーダ」に所属していたが、とある公式戦でドーピング疑惑が発覚したため脱退し現在に至る。

登場ガンプラ編集

ナナハチ (RX-78-2 ガンダム / RX-78-2 ガンダム (チームブライトカスタム))
チーム「ブライト」が使用する「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム」ベースのガンプラ。「ナナハチ」という愛称が与えられており、バズーカ「アルマゲドン」やオリジナル武器「タクティカルハンマー」などを駆使して戦う。東海地区大会では新たに青を基調とした塗装が施され、武装も更に追加された。
ザクII (GBR)
強豪チーム「モンストル」が使用する「RG 1/144 シャア専用ザク」ベースのガンプラ。量産型ザクの3倍の速度というシャア専用ザクIIの設定を再現した機体。
高機動型ザクII (チームモンストルカスタム)
モンストルが東海地区大会用に製作した「RG 1/144 MS-06R-1A 黒い三連星専用ザクII」ベースのガンプラ。モノアイスリットを幅詰する事でモノアイの被弾率を抑えている他、以前使用していたザクIIから引き継いだ武装に加え、新武器「ダブルνバズーカ」を使用する。
ユニコーンガンダム
第1話に登場。チーム「ルミナス」の使用した「RG 1/144 ユニコーンガンダム」ベースのガンプラ。カラーリングは白と黒のツートン。サイコフレームの色は緑。
フリーダムガンダム / ブキッガイ
チーム「ガールスキー」が使用する「RG 1/144 フリーダムガンダム」ベースのガンプラ。全身がピンクを基調とするカラーリングに塗装されており、ピンクのプチッガイ「ブキッガイ」を鈍器として扱う。
ガンダムアストレイ レッドフレーム
第4話で仙道が使用したガンプラ。見た目は「RG 1/144 ガンダムアストレイ レッドフレーム」のキットほぼそのままだが、ビルドの精度と仙道の操縦技術により高い戦闘力を発揮する。
ダブルオークアンタ
第5話の東海地区大会1回戦でチーム「ルミナス」が使用した「RG 1/144 ダブルオークアンタ」ベースのガンプラ。それまで使用していたユニコーンガンダムに準じたカラーリングとなっている。
ネオ・ジオング
第5話の東海地区大会2回戦でチーム「サイコシャドー」が使用した「HGUC 1/144 ネオ・ジオング」ベースのガンプラ。下記のバルバトスも含め、作中では珍しくHGキットを用いているが、外見上で元のキットから目立つような変化は無い。ナナハチの新武器「ダブルビームジャベリン」で瞬殺された。
ガンダム・バルバトス (第4形態)
第6話の東海地区大会準決勝でチーム「鋼華団」が使用した「HG 1/144 ガンダムバルバトス」ベースのガンプラ。武装はガンダム・バルバトスルプスレクスの大型メイスに変更されている。ナナハチと対決するも、タクミが試合中に卒倒している間に倒された。

ロケ地 編集

沼津市
本作の舞台である静岡県の東部に位置する市。
キットボックス
静岡県沼津市千本東町にある模型店。本作では小学生時代のヒロ達の行きつけの店という設定で、ショーケースの中には颯太の製作した「アルマゲドン Ver.2.0」が今も展示されている。
エコパスタジアム
静岡県袋井市の多目的競技場。第5話でブライトとルミナスが再戦した際にバトルフィールドに選ばれた。
浜名湖パルパル
静岡県浜松市西区舘山寺町の浜名湖畔にあるリゾート型遊園地。第6話にて東海地区大会決勝戦のバトルフィールドに設定された。

用語編集

ガンプラバトル
ガンプラをスキャンして戦うeスポーツ。ガンプラスキー粒子でガンプラを量子レベルでスキャンし、特殊ドローンを使用して現実空間にガンプラを投影して戦う方式が採用されている[2]。操縦はVR機材を介して行われており、操作はタッチパネル、フルボディトラッキング、コントローラーの三種類から選択可能。

楽曲編集

テーマソング 編集

「新世界から」
アーティスト:月詠み

各話リスト編集

話数 サブタイトル 備考
第一話 再会 
第二話 宝の持ち腐れ 
第三話 チームに空いた穴 
第四話 それぞれの過去 
第五話 東海地区大会開催 
第六話 ガンプラは自由だ 

関連作品編集

模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
ガンダムビルドファイターズ
ガンダムビルドダイバーズ
その他、上記作品の続編・派生作品など
本作に至るまで製作された各ビルドシリーズ。

商品情報編集

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 日米合作であった『G-SAVIOUR』とは異なり、製作は日本で行われている。
  2. 方式としては『ガンダムブレイカー』のラストミッション「選ばれし者たちの演武」に近い。