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能力の主な現れ方としては、先読みのほか、テレパシーによる意志の伝達([[フェザール・イゼルカント]]はこの能力を使い、[[ゼハート・ガレット]]に自分の理想とする「[[プロジェクト・エデン|エデン]]」の映像を見せた)やビットに代表される特殊兵器の使用が挙げられる。Xラウンダー同士が共振することで能力を増幅させる事例も確認されており、[[フリット・アスノ]]のXラウンダーとしての才能は[[ユリン・ルシェル]]との接触を契機に開花した。
 
能力の主な現れ方としては、先読みのほか、テレパシーによる意志の伝達([[フェザール・イゼルカント]]はこの能力を使い、[[ゼハート・ガレット]]に自分の理想とする「[[プロジェクト・エデン|エデン]]」の映像を見せた)やビットに代表される特殊兵器の使用が挙げられる。Xラウンダー同士が共振することで能力を増幅させる事例も確認されており、[[フリット・アスノ]]のXラウンダーとしての才能は[[ユリン・ルシェル]]との接触を契機に開花した。
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[[地球連邦軍]]ではXラウンダーの研究はあまり行われていないらしく、逆に[[ヴェイガン]]では研究が進んでおり兵器への転用も盛んである。連邦軍内部でのパイロットの能力検査にXラウンダーの項目もあるが、Xラウンダーを集めた部隊やXラウンダー専用機は開発されていない模様(それでも、[[ジラード・スプリガン|レイナ・スプリガン]]のようなXラウンダーをテストパイロットとして起用し、兵器開発や研究自体は行われている)。
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[[地球連邦軍]]ではXラウンダーの研究はあまり行われていないらしく、逆に[[ヴェイガン]]では研究が進んでおり兵器への転用も盛んである。連邦軍内部でのパイロットの能力検査にXラウンダーの項目もあるが、Xラウンダーを集めた部隊やXラウンダー専用機は開発されていない模様(それでも、Xラウンダーの素養があるパイロットを想定しAGE-2の開発が行われ[[ジラード・スプリガン|レイナ・スプリガン]]のようなXラウンダーをテストパイロットとして起用し、兵器開発や研究自体は行われている)。
    
Xラウンダー能力者同士の共振は互いの能力を高め合うだけでなく、相手の能力を飲み込んで抑えることに応用できる。これを利用して、[[デシル・ガレット]]は他のXラウンダーの機体を操ることが度々あった。操られている最中でもパイロットの自我は保たれており、一方的に機体を操っていた([[マジシャンズ8]]は「機体が勝手に(動く)!!」と叫んでいた)ことなどを考慮すると、自分の搭乗機のシステムを利用してXラウンダー専用機の操縦系を掌握・操作しているだけのようにも思われる。ただし、第1部のアンバット戦でデシルはユリンを「生体ユニット」と言い切り(だが、フリットへの嫌がらせ目的でユリンを選んだのは明白である)、コントロールを強めた際には彼女が「自分の中に何かが入ってくる」と悲鳴を上げているので詳細は不明。
 
Xラウンダー能力者同士の共振は互いの能力を高め合うだけでなく、相手の能力を飲み込んで抑えることに応用できる。これを利用して、[[デシル・ガレット]]は他のXラウンダーの機体を操ることが度々あった。操られている最中でもパイロットの自我は保たれており、一方的に機体を操っていた([[マジシャンズ8]]は「機体が勝手に(動く)!!」と叫んでいた)ことなどを考慮すると、自分の搭乗機のシステムを利用してXラウンダー専用機の操縦系を掌握・操作しているだけのようにも思われる。ただし、第1部のアンバット戦でデシルはユリンを「生体ユニット」と言い切り(だが、フリットへの嫌がらせ目的でユリンを選んだのは明白である)、コントロールを強めた際には彼女が「自分の中に何かが入ってくる」と悲鳴を上げているので詳細は不明。
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小説版で能力の開花を始めたフリットは「答えが見える」「自分が広がっていく」と形容し、アセムは[[ミューセル]]を使用した際にXラウンダーの領域について「盲目の人間が突然目が見えるようになるもの」と表現している。しかし、Xラウンダーといえども状況に対応できなければ意味はなく、[[ウルフ・エニアクル]]やフリットなどは経験に裏付けされた技量・戦略で彼らと対等に渡り合い、封殺している。
 
小説版で能力の開花を始めたフリットは「答えが見える」「自分が広がっていく」と形容し、アセムは[[ミューセル]]を使用した際にXラウンダーの領域について「盲目の人間が突然目が見えるようになるもの」と表現している。しかし、Xラウンダーといえども状況に対応できなければ意味はなく、[[ウルフ・エニアクル]]やフリットなどは経験に裏付けされた技量・戦略で彼らと対等に渡り合い、封殺している。
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一方、ヴェイガンの総帥であるイゼルカントはXラウンダーを「退化」と評し、「人は再び理性を持たぬ野獣へと還っている」と否定的な姿勢を持っている節が見られる。デシルやマジシャンズ8を見ていると、(単に個人の人格に依るところが大きいのだろうが)妙に納得できてしまう所である。また、[[ゼハート・ガレット]]の場合、『MOE』で新たに描かれた描写にて操作している[[ガンダムレギルス]]がまるで野獣のように動く、ある意味でイゼルカントの考えるXラウンダーそのものと呼ぶべき状態が見られた。
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一方、ヴェイガンの総帥であるイゼルカントはXラウンダーを「退化」と評し、「人は再び理性を持たぬ野獣へと還っている」と否定的な姿勢を持っている節が見られる。デシルやマジシャンズ8を見ていると、(単に個人の人格に依るところが大きいのだろうが)妙に納得できてしまう所である。また、ゼハートの場合、『MOE』で新たに描かれた描写にて操作している[[ガンダムレギルス]]がまるで野獣のように動く、ある意味でイゼルカントの考えるXラウンダーそのものと呼ぶべき状態が見られた。
    
このイゼルカントの「Xラウンダーは人類の退化」発言からか、'''人類進化の鍵を求める[[GA計画]]におけるXラウンダー、そしてA.G.世界の価値はニュータイプや[[S.E.E.D.]]、[[イノベイター]]などと比べかなり低いものとなった'''と考えられ、実際[[ジュピターX]]に存在するA.G.世界の[[GAデータ]]はいわゆるフリット編のものしか確認されていない。
 
このイゼルカントの「Xラウンダーは人類の退化」発言からか、'''人類進化の鍵を求める[[GA計画]]におけるXラウンダー、そしてA.G.世界の価値はニュータイプや[[S.E.E.D.]]、[[イノベイター]]などと比べかなり低いものとなった'''と考えられ、実際[[ジュピターX]]に存在するA.G.世界の[[GAデータ]]はいわゆるフリット編のものしか確認されていない。
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