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== D-50C ロト(Loto) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Loto
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| 登場作品 =
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*[[機動戦士ガンダムUC]]
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*[[機動戦士ガンダムF90FF]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = カトキハジメ
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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*登場作品:[[機動戦士ガンダムUC]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:カトキハジメ
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| タイトル = スペック
*分類:特務部隊用[[可変モビルスーツ]]
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| 分類 = 特務部隊用[[可変モビルスーツ]]
*装甲材質:チタン合金セラミック複合材
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| 型式番号 = D-50C
*頭頂高:12.2m
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| 頭頂高 = 12.2m
*全高:12.2m([[MS]]形態時)、3m程度(戦車形態時)
+
| 全高 =
*全長:9.66m(戦車形態時)
+
*12.2m([[MS]]形態時)
*全幅:5.78m(戦車形態時)
+
*3m程度(戦車形態時)
*本体重量:16.84t(小説版)、16.8t(アニメ版)
+
| 本体重量 =
<!-- *全備重量: -->
+
*16.84t(小説版)
*主動力:超小型熱核反応炉
+
*16.8t(アニメ版)
*ジェネレーター出力:980kw
+
| 全備重量 =
*スラスター総推力:32,400kg
+
| 主動力 = 超小型[[熱核融合炉]]
*センサー有効半径:8,800m
+
| ジェネレーター出力 = 980kw
*開発組織:[[サナリィ]]
+
| スラスター総推力 = 32,400kg
*主なパイロット:[[ダグザ・マックール]][[コンロイ・ハーゲンセン]]、他
+
| 装甲材質 = チタン合金セラミック複合材
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| センサー有効半径 = 8,800m
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| 開発組織 = [[サナリィ]]
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| 所属 = [[エコーズ]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 母艦 =
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| 主なパイロット =
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*[[ダグザ・マックール]]
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*[[コンロイ・ハーゲンセン]]
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*他
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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== 概要 ==
 
[[サナリィ]]が開発した特殊部隊用の[[モビルスーツ]]。[[地球連邦軍|地球連邦宇宙軍]]特殊作戦群「[[エコーズ]]」の専用機で特殊任務(特に隠密作戦)での運用を目的としており、それに最適化された機体となっている。使用は2機一組を前提とする。<br />前述の目的を実現する為の「ダウンサイジングによる高い秘匿性の確保」と「一小隊8名からなる兵員を輸送する為の収容性」、「速やかに作戦を実行する為の高機動性」という3つの要求を満たすべく、設計時には徹底的な検討を重ねている。これにより要求された性能を満たす機体として完成した。<br />動力には独自に研究開発を行っていた超小型熱核反応炉を搭載し、同時に内外装パーツの間隔をミリ単位で調整してデッドスペースを完全に排除する事で、20m前後が主流だった当時の[[MS]]よりもはるかに小型である12m級へのダウンサイジングと兵員の高い収容性を両立させる事に成功した。なお、超小型熱核反応炉はあの[[アナハイム・エレクトロニクス社]]ですら実現できていない技術であるが、出力は通常の熱核反応炉より多少劣っている。装甲部材にはチタン合金セラミック複合材が使用され、最低限度の耐弾性しか持たないが、これは適切な出力重量比を得る為の相対的な重量軽減を図った結果である。<br />高機動性に関しては戦車形態への[[可変モビルスーツ|可変機構]]を採用し、キャタピラによる高い踏破性を発揮する。この時、全高が約3mになるので被弾面積はかなり少なくなる。現地到着後は通信車や司令本部としても運用する為、INS(慣性航法装置)等といった最新の各種センサー類や通信設備も有している。<br />コクピットは機体上部と下部に2つ存在し、通常は上部に車長と操縦士、通信士の計3名が乗っている。下部は追加乗員用で、任務に応じて非乗務作業のサポートを行う。また戦車形態の後部には兵員室があり、兵員はここから出入りするようになっている。<br />武装は両肩部と両腕部に集中しており、作戦内容に応じて換装が可能。基本的に特殊任務用であるせいで対MS戦闘では少々火力不足だが、エコーズ隊員らの技量や戦法次第では撃破する事も不可能ではない。ちなみに両腕部にマニピュレーターは存在しない(サブ・アームは存在するが)。
 
[[サナリィ]]が開発した特殊部隊用の[[モビルスーツ]]。[[地球連邦軍|地球連邦宇宙軍]]特殊作戦群「[[エコーズ]]」の専用機で特殊任務(特に隠密作戦)での運用を目的としており、それに最適化された機体となっている。使用は2機一組を前提とする。<br />前述の目的を実現する為の「ダウンサイジングによる高い秘匿性の確保」と「一小隊8名からなる兵員を輸送する為の収容性」、「速やかに作戦を実行する為の高機動性」という3つの要求を満たすべく、設計時には徹底的な検討を重ねている。これにより要求された性能を満たす機体として完成した。<br />動力には独自に研究開発を行っていた超小型熱核反応炉を搭載し、同時に内外装パーツの間隔をミリ単位で調整してデッドスペースを完全に排除する事で、20m前後が主流だった当時の[[MS]]よりもはるかに小型である12m級へのダウンサイジングと兵員の高い収容性を両立させる事に成功した。なお、超小型熱核反応炉はあの[[アナハイム・エレクトロニクス社]]ですら実現できていない技術であるが、出力は通常の熱核反応炉より多少劣っている。装甲部材にはチタン合金セラミック複合材が使用され、最低限度の耐弾性しか持たないが、これは適切な出力重量比を得る為の相対的な重量軽減を図った結果である。<br />高機動性に関しては戦車形態への[[可変モビルスーツ|可変機構]]を採用し、キャタピラによる高い踏破性を発揮する。この時、全高が約3mになるので被弾面積はかなり少なくなる。現地到着後は通信車や司令本部としても運用する為、INS(慣性航法装置)等といった最新の各種センサー類や通信設備も有している。<br />コクピットは機体上部と下部に2つ存在し、通常は上部に車長と操縦士、通信士の計3名が乗っている。下部は追加乗員用で、任務に応じて非乗務作業のサポートを行う。また戦車形態の後部には兵員室があり、兵員はここから出入りするようになっている。<br />武装は両肩部と両腕部に集中しており、作戦内容に応じて換装が可能。基本的に特殊任務用であるせいで対MS戦闘では少々火力不足だが、エコーズ隊員らの技量や戦法次第では撃破する事も不可能ではない。ちなみに両腕部にマニピュレーターは存在しない(サブ・アームは存在するが)。
  
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