パラス・アテネ

2019年11月3日 (日) 19:23時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版
パラス・アテネ
外国語表記 Palace-Athene
登場作品 機動戦士Ζガンダム
デザイナー 藤田一巳
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スペック
分類 超重攻撃型試作モビルスーツ
型式番号 PMX-001
頭頂高 21.6m
全高 27.4m
本体重量 65t
全備重量 80t
最大発進重量 91.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,790kW
スラスター総推力 97,500kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,010m
開発拠点 ジュピトリス
開発者 パプテマス・シロッコ
所属 ティターンズ
母艦 ジュピトリス
主なパイロット レコア・ロンド
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概要

パプテマス・シロッコジュピトリス艦内で独自開発したハンドメイドMS群「PMXシリーズ」の内、2番目に開発された機体。黄緑を基調とした機体色が特徴で、両足の中央に入るラインや動力パイプなどに黄色を配している。

全身に多彩な火器を搭載した対艦用MSとして設計されたが、フル装備で80tを超える総重量を持つため、機動性は同時期の標準機以下に止まっている。機能的には第2世代MSの範疇に含まれるが、火力に特化したその設計思想は、後の第4世代MSに通ずる面を持っている。なお搭載武装の多くは、劇中では未使用となっている。

シロッコによりジ・Oボリノーク・サマーンとの3機による運用を想定されており、ボリノーク・サマーンから索敵情報を得た本機が遠距離から射撃を仕掛け、ジ・Oで接近戦に持ち込む戦術が考案されていたが、3機による運用の場面はボリノーク・サマーンの撃墜によって一度しか見受けられなかった。

登場作品と操縦者

機動戦士Ζガンダム
初登場作品。第28話でジュピトリスの格納庫に塗装前の状態で初登場。その後、第45話からティターンズに寝返ったレコアの搭乗機として登場し、第49話でエマガンダムMk-IIと死闘を繰り広げた末、胸部をサーベルで刺し貫かれ大破。残骸もハンブラビの攻撃を受け爆散した。
作中はこれといった戦果は挙げておらず、バスクを粛清する際にドゴス・ギアを撃沈した以外に特筆するものが無い (劇場版ではハンブラビによる撃沈へ変更)。
機動戦士Ζガンダム (小説版)
TV版とは異なり、ボリノーク・サマーンを失ったサラが搭乗した。グリプス2での最終決戦でΖガンダムにコックピットを破壊されている。
機動戦士ガンダム バニシングマシン
設計初期は格闘機だったとされているが、真偽は不明。

装備・機能

特殊装備

ムーバブル・シールド
バックパック両側面に接続されている。対艦大型ミサイル8基を懸架可能。

武装・必殺攻撃

二連ビーム・ガン
長砲身を有する2連装ビームライフル。腕部に装着して使用する。
グレネード・ランチャー
ビームガンの上部に1門装備。弾体はメッサーラの物と同型。
拡散ビーム砲
両肩の前後に1門ずつ計4門内蔵。牽制用の火器。『Ζ』第46話でジ・Oと共に撤退する際に使用している。なお、場面によってはアポジモーターと思わしき描写がされている場合がある。
メガ・ビーム砲
両腕部に1門ずつ、計2門内蔵。
大型ミサイル
対艦用の大型ミサイル。バックパックの左右にあるムーバブル・シールドに4発ずつ計8発搭載可能。先端部にオプティカル・シーカーを内蔵する。『Ζ』作中では未登場。
シールド
小型ミサイルを内蔵した円形のシールド。ミサイルの発射口を6門有する。
小型ミサイル
発射口1門につき5発ずつ計40発内蔵。
ビーム・サーベル
シールド裏に2本装備。
脚部クロー
足のつま先部分及びかかと部分が変形する。格闘戦の他に、デブリ等に機体を固定する時にも使う。
ビーム・ランチャーらしき武器
書籍「PROJECT FILE Ζ GUNDAM」に本機の挿絵と共に描かれている。機体全高以上の長銃身で、銃身後部に補助ジェネレーターらしき物が接続されている。

対決・名場面

ガンダムMk-II

関連機体

メッサーラ
本機以前に開発されたPMXシリーズ1番目の機体。
ボリノーク・サマーン / ジ・O
本機以降のPMXシリーズ。本機を含む3機での連携運用を主としている。
タイタニア
PMXシリーズ5番目の機体。本機を踏襲したであろう外観を持つ。

余談 

  • 『Ζ』第45話からレコアの搭乗機として本格的に登場する本機だが、同話ではシロッコが本機を「パラス・アテナ」と呼称している。
  • ガンプラの旧キットには二連ビーム・ガン、大型ミサイル、シールドが付属しておらず、完成しても完全に手ぶらになってしまう。

商品情報

ガンプラ

資料リンク

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