スローネヴァラヌス

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スローネヴァラヌス
外国語表記 THRONE VARANUS
登場作品 機動戦士ガンダム00V
デザイナー 鷲尾直広
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スペック
分類 擬似太陽炉搭載型量産試作モビルスーツ
生産形態 量産試作機
型式番号 GNX-509T
頭頂高 18.8m
本体重量 69.1t
主動力 GNドライヴ[Τ]
装甲材質 Eカーボン
開発組織 コーナー家
所属 国連軍
主なパイロット デボラ・ガリエナ
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概要 編集

アレハンドロ・コーナーが管理する軌道エレベーター内のシークレットファクトリーで開発されたジンクスの試作機。名称の「ヴァラヌス」はオオトカゲの属名に由来する。

ガンダムスローネの直系として開発された機体で、機体各部にスローネのパーツが多く流用されている。設計思想の根本は操作性の向上であり、胸部と腰部に搭載された長大なGN粒子発生装置がスローネとの最大の相違となっている。この装置の機能により空中でのGN粒子による機体制御が容易となり、太陽炉搭載型モビルスーツの操作に不慣れな各国のパイロットでも、短期間の訓練のみですぐに実戦を行うことが可能である。ただ、最適化の過程にある装置であり、胸部の物は大型であるため支持フレームが設置され、腰部の翼状の物はシステムの複雑さから最終的にジンクスへの採用は見送られている。

スローネツヴァイの頭部をベースに搭載された試作センサー、クロー状のマニピュレータ、腰部に位置を変更されたコクピット、始動機のないGNドライヴ[Τ]など、ジンクスと共通の構造が多いが、最適化の過程にある物となっている。加えて、ガンダムスローネが有していた特殊武装は全て廃止されており、GNドライヴ搭載機としては標準的な構成で、各国のパイロットに配慮した武装形態となっている。

テストパイロットはアレハンドロの依頼を受けたデボラ・ガリエナが担当し、順調にデータ収集を重ねたことで、より優れた機体であるジンクスが誕生することとなった。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム00V
出典元。テストパイロットはデボラ・ガリエナ
アレハンドロ・コーナーからの依頼で彼女とロベール・スペイシーが本機のテストとジンクスの開発に協力する事になった。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

GNロングバレルライフル
長銃身の試作型ビームライフルジンクスで標準ライフルと共に採用されるロングライフルの試作品で、センサーやGN粒子供給用システムなどはスローネアインの物が流用されている。
GNビームサーベル
右膝部に1本装備されているスローネ共通のビームサーベル。
GNチェインガン
左腕部に装備されている小型ビーム砲。GNハンドガンを改良した武装で、威力は低いが牽制など使用用途は広い。ジンクスで同様の小型火器は、GNバルカンとして頭部に内蔵されることとなる。
GNディフェンスロッド
左肩部に装備されている防御兵装。GNフィールドとディフェンスロッドを組み合わせた物で、ディフェンスロッドの扱いになれたユニオンAEUのパイロットの搭乗を想定した装備である。ジンクスでは通常シールドの機能も付加されることとなる。
GNシールド
右肩部に装備されているシールド。スローネアインの物がほぼそのまま装備されており、ロングバレルライフルにGN粒子を供給するGNコンデンサーとしての役割も持つ。

対決・名場面編集

関連機体編集

ガンダムスローネアイン / スローネツヴァイ / スローネドライ
ベースとなったスローネシリーズの機体。
ジンクス
ヴァラヌスのデータを基に開発された量産機。

リンク編集