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| スラスター総推力 = 67,100kg (61,400kg、48,700kgとする資料もある)
 
| スラスター総推力 = 67,100kg (61,400kg、48,700kgとする資料もある)
 
| アポジモーター数 = 19
 
| アポジモーター数 = 19
| 装甲材質 = [[チタン合金ハイセラミック複合材]]
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| 装甲材質 = [[チタン合金セラミック複合材]]
 
| センサー有効半径 = 14,200m
 
| センサー有効半径 = 14,200m
 
| 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
 
| 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[ジムシリーズ]]と[[ネモ]]の設計を統合する形で開発した[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。[[ジェダ]]の開発を経て[[宇宙世紀]]0090年代から配備が開始された。
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が[[ジムシリーズ]]と[[ネモ]]の設計を統合する形で開発した[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]の量産型[[モビルスーツ]]。[[ジェダ]]の開発を経て[[宇宙世紀]]0090年代から配備が開始された。開発や建造は連邦軍寄りの勢力でありジム系など連邦向けMSを多数生産してきたフォン・ブラウン工場が担当している。
    
アナハイムと連邦の双方が培ってきたノウハウを融合させ、MS本来のコンセプトである「白兵戦用機動歩兵」を高いレベルで確立したシンプルな機体として完成している<ref>これは一年戦争以来、各種装備が更新時期を迎えていたこともあり、次世代の基本となる量産型のMSの仕様を抜本的に見直す機運が連邦政府高官から提案されていたという背景があった。また、それに伴って恐竜的進化を遂げたハイエンドMSの「戦力としての破綻」が指摘された事も、ジェガンが第2世代MSに回帰した要因と言えた。</ref>。
 
アナハイムと連邦の双方が培ってきたノウハウを融合させ、MS本来のコンセプトである「白兵戦用機動歩兵」を高いレベルで確立したシンプルな機体として完成している<ref>これは一年戦争以来、各種装備が更新時期を迎えていたこともあり、次世代の基本となる量産型のMSの仕様を抜本的に見直す機運が連邦政府高官から提案されていたという背景があった。また、それに伴って恐竜的進化を遂げたハイエンドMSの「戦力としての破綻」が指摘された事も、ジェガンが第2世代MSに回帰した要因と言えた。</ref>。
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基本的には宇宙での運用を想定しているが、[[スペースコロニー|コロニー]]内や地上でもほぼ無改造で対応が可能。局地戦への対応もオプション装備で賄うこととし、メンテナンスの簡便化も図られた。
 
基本的には宇宙での運用を想定しているが、[[スペースコロニー|コロニー]]内や地上でもほぼ無改造で対応が可能。局地戦への対応もオプション装備で賄うこととし、メンテナンスの簡便化も図られた。
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装甲は量産性を重視する為に[[ガンダリウム合金]]から[[チタン合金セラミック複合材]]を採用<ref>装甲は技術蓄積によってルナ・チタニウム装甲並の強度を誇っているが、資料によっては反対に軽量化によって対弾性が低下している為、対艦戦闘で不安を残すともされる事もある。装甲の不安については『[[機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー]]』でジェダがRGM-90として継続運用された理由にもなっている。</ref>。運動性を向上させる目的で装甲の軽量化が行われており、その結果リアスカートやフロントスカートはオミットされている。
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装甲は量産性を重視する為に[[ガンダリウム合金]]から[[チタン合金セラミック複合材]]を採用<ref>装甲は技術蓄積によってルナ・チタニウム(ガンダリウムα)装甲並の強度を誇っているが、資料によっては反対に軽量化によって対弾性が低下している為、対艦戦闘で不安を残すともされる事もある。装甲の不安については『[[機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー]]』でジェダがRGM-90として継続運用された理由にもなっている。</ref>。運動性を向上させる目的で装甲の軽量化が行われており、その結果リアスカートやフロントスカートはオミットされている。
    
頭部はバイザーの奥に固定式のメインカメラが設置されており、額部にも長距離用のセンサーを内蔵。バックパックは大型のメインスラスター1基と小型のサブスラスター4基を設置し、そこに大容量プロペラントタンクと後方警戒用センサーを内蔵する構造となっており、[[グリプス戦役]]で運用されていた「高機動型」に分類される機体群と同等の機動性・加速性を本機に与えている。
 
頭部はバイザーの奥に固定式のメインカメラが設置されており、額部にも長距離用のセンサーを内蔵。バックパックは大型のメインスラスター1基と小型のサブスラスター4基を設置し、そこに大容量プロペラントタンクと後方警戒用センサーを内蔵する構造となっており、[[グリプス戦役]]で運用されていた「高機動型」に分類される機体群と同等の機動性・加速性を本機に与えている。
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;バルカン・ポッド・システム
 
;バルカン・ポッド・システム
 
:[[ガンダムMk-II]]の物をベースに小型化した外付け式の頭部機銃。給弾システムごとヘッドユニットに埋設した半固定装備であり、着脱は不可能。マガジン方式を採用し、交換は頭部右側から行う。
 
:[[ガンダムMk-II]]の物をベースに小型化した外付け式の頭部機銃。給弾システムごとヘッドユニットに埋設した半固定装備であり、着脱は不可能。マガジン方式を採用し、交換は頭部右側から行う。
:威力は弱いが威嚇効果は高く、至近距離ならば敵MSのカメラや関節を破壊出来る。弾体はカートリッジレス型で排莢の必要はない。
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:威力は弱いが威嚇効果は高く、至近距離ならば敵MSのカメラや関節を破壊出来る。弾薬はカートリッジレス型で排莢の必要はない。
 
;[[ビーム・ライフル]]
 
;[[ビーム・ライフル]]
 
:[[エネルギーCAP|Eパック]]方式を採用したビーム・ライフル。取り回しを重視した短銃身型であり、射程距離は短いが近距離~近接戦闘において威力を発揮する。連射性に優れており、混戦時には銃身上部の複合センサーを併用する事で、確実に敵機を排除出来る。
 
:[[エネルギーCAP|Eパック]]方式を採用したビーム・ライフル。取り回しを重視した短銃身型であり、射程距離は短いが近距離~近接戦闘において威力を発揮する。連射性に優れており、混戦時には銃身上部の複合センサーを併用する事で、確実に敵機を排除出来る。
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