差分

編集の要約なし
28行目: 28行目:  
| 所属組織 =  
 
| 所属組織 =  
 
| 所属部隊 =  
 
| 所属部隊 =  
| ガンダムファイター =  
+
| ガンダムファイター = [[ドモン・カッシュ]]
*[[ドモン・カッシュ]]
  −
*[[レイン・ミカムラ]](第13話、第21話)
   
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
   46行目: 44行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
:初登場作品。[[ドモン・カッシュ]]の搭乗機としてガンダムファイトを戦い抜くが、ドモン不在時には[[レイン・ミカムラ]]が搭乗した事もあった。ドモンと共に各地を転戦しながらガンダムファイトを戦い抜くが、新宿で[[デビルガンダム]]から敗北を受けたのを機に[[ギアナ高地]]で拾得した明鏡止水の心によって真のスーパーモードを獲得。しかし、機体は絶えきれずに限界を迎え、ガンダムファイト参加機体の座は決勝大会[[ゴッドガンダム]]へと譲られた。
+
:初登場作品。主人公[[ドモン・カッシュ]]の搭乗機としてガンダムファイトを戦い抜くが、第13話や第21話でのドモン不在時には[[レイン・ミカムラ]]が搭乗した事もあった。ドモンと共に各地を転戦しながらガンダムファイトを戦い抜くが、新宿で[[デビルガンダム]]から敗北を受けたのを機に[[ギアナ高地]]で拾得した明鏡止水の心によって真のスーパーモードを獲得。それまで自身を圧倒し続けてきた[[マスターアジア]]を逆に圧倒し立て続けにデビルガンダムを撃破する戦いぶりを見せた。しかし、執拗に詰め寄ってくる[[マスターガンダム]]との戦いで遂にエネルギー切れを起こし、無人状態で囮になった機体は胴をディスタントクラッシャーで貫かれ擱座。その後、[[ネオホンコン]]にいるレインにより再起動・遠隔操作され、ドモンが移乗した[[ゴッドガンダム]]に戦闘データを移し終えた直後に機能を停止した。機体はゴッドガンダムを見送るようにその場に取り残され、ガンダムファイト参加機体の座は決勝大会用のゴッドガンダムへと譲られた。
 
;機動武闘伝Gガンダム (小説版)
 
;機動武闘伝Gガンダム (小説版)
 
:後継機の[[ゴッドガンダム]]が登場しないため、最後までドモンの搭乗機として活躍する。
 
:後継機の[[ゴッドガンダム]]が登場しないため、最後までドモンの搭乗機として活躍する。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
+
=== 機体構造・特殊機能 ===
 
;[[モビルトレースシステム]]
 
;[[モビルトレースシステム]]
:モビルファイターの標準装備としてバーチャルコクピットシステムと共に搭載が義務付けられている操縦システム。ガンダムファイトの理念である「人機一体」を体現するシステムであり、搭乗者の挙動を正確に反映し、逆に機体が受けるダメージを搭乗者に伝える機能が存在する。
+
:モビルファイターの標準装備としてバーチャルコクピットシステムと共に搭載が義務付けられている操縦システム。ガンダムファイトの理念である「人機一体」を体現するシステムであり、搭乗者の挙動を正確に反映し、逆に機体が受けるダメージを搭乗者に伝える機能が存在する。<br/>『G』第13話では機体の整備中に敵に襲われたレインがモビルトレースシステムとは別にオートマチックで機体を操作しており、コックピットとコードで繋がれた手袋を着用している。
 
;モードチェンジ
 
;モードチェンジ
 
:戦闘の状況、あるいはガンダムファイターであるドモン・カッシュの感情によってその姿を変化させる。通常時はノーマルモードと呼ばれ、そこからバトルモード、スーパーモードへと変化する。<br/>ただし、厳密に言えば必ずしもそれぞれのモードに確定した形態があるとは言えず、ドモンの体調、あるいはシャイニングガンダムの状態によってそれぞれの可動点が個別に発動する場合もあるらしく、ドモンが興奮、憤慨していたりすると、その環状に応じてダクトやレッグカバーなどが単独で展開したりする事もある。
 
:戦闘の状況、あるいはガンダムファイターであるドモン・カッシュの感情によってその姿を変化させる。通常時はノーマルモードと呼ばれ、そこからバトルモード、スーパーモードへと変化する。<br/>ただし、厳密に言えば必ずしもそれぞれのモードに確定した形態があるとは言えず、ドモンの体調、あるいはシャイニングガンダムの状態によってそれぞれの可動点が個別に発動する場合もあるらしく、ドモンが興奮、憤慨していたりすると、その環状に応じてダクトやレッグカバーなどが単独で展開したりする事もある。
63行目: 61行目:  
:胸部に搭載された人工気力発生装置。これによって、東洋の気功のように気を操る機能が持たされている。
 
:胸部に搭載された人工気力発生装置。これによって、東洋の気功のように気を操る機能が持たされている。
 
;アームカバー
 
;アームカバー
:バトルモード及びスーパーモード時に展開する腕部カバー。スーパーモード時にはパンチなどの挙動に合わせ後部に装備されたスマッシュブースターが稼働する。
+
:バトルモード及びスーパーモード時に展開する腕部カバー。スーパーモード時にはパンチなどの挙動に合わせ後部に装備されたスマッシュブースターが稼働し、破壊力を向上させる。
 
;脚部スラスター
 
;脚部スラスター
:スーパーモード時に展開する脚部スラスター。キックなどの挙動似合わせてシュートブースターが稼働するほか、機体の加減速にも有効。
+
:スーパーモード時に展開する脚部スラスター。キックなどの挙動に合わせてシュートブースターが稼働するほか、機体の加減速にも有効。
 
;コアランダー
 
;コアランダー
:バックパックとコクピットシステムが一体化した搭乗/脱出兼用のホバー型車両で、ガンダムファイターの移動手段としても使用される。搭載が義務付けられている訳ではないが、各国の工業力やセンスが発揮されるユニットでもある。<br/>シャイニングガンダムの物は前方に二対のりパルスリフターを装備し、シャイニングガンダムとの接合時にベクタードサブスラスターとなるユニットで推力を得ている。また、メインスラスターも緊急時のリバーススラスターとして有効となる。
+
:バックパックとコクピットシステムが一体化した搭乗/脱出兼用のホバー型車両で、ガンダムファイターの移動手段としても使用される。搭載が義務付けられている訳ではないが、各国の工業力やセンスが発揮されるユニットでもある。<br/>シャイニングガンダムの物は前方に二対のリパルスリフターを装備し、シャイニングガンダムとの接合時にベクタードサブスラスターとなるユニットで推力を得ている。また、メインスラスターも緊急時のリバーススラスターとして有効となる。<br/>ギアナ高地でのマスターガンダム戦で機体がエネルギー切れを起こした際にはコアランダーのエネルギーを使う事で一時的に無人で稼働している。
 +
;煙幕弾
 +
:『G』第1話の[[ネロスガンダム]]戦で使用した手榴弾型の煙幕弾。大量の煙幕を出し、相手の視界を奪う。
    
=== 武装 ===
 
=== 武装 ===
 
;頭部バルカン砲
 
;頭部バルカン砲
:頭部に2門搭載された機関砲。牽制や連撃のつなぎにも有効で、トリガーは脳はとリンクして操作される。
+
:頭部に2門搭載された機関砲。牽制や連撃のつなぎにも有効で、トリガーは脳波とリンクして操作される。
 
;胸部マシンキャノン
 
;胸部マシンキャノン
 
:両肩部に2門内蔵されている機関砲。
 
:両肩部に2門内蔵されている機関砲。
77行目: 77行目:  
:アームカバーに内蔵された小型のビーム砲。
 
:アームカバーに内蔵された小型のビーム砲。
 
;ビームソード
 
;ビームソード
:[[ガンダリウム合金]]製の装甲をも両断するビーム刀。侍の大小(太刀と脇差)のように長さの違うユニットを左腰に装備しているが、長さを別にすればビーム刃の出力は動レベルである。通常の斬撃の他、スーパーモード時にはシャイニングフィンガーの全エネルギーを送り込み巨大なビーム剣を形成する「シャイニングフィンガーソード」を使用する。<br/>オープニングやシャイニングフィンガーソード使用時には、サイドアーマーを取り外して抜刀しており、その際に刀身に「G GUNDAM」の文字が光る。
+
:[[ガンダリウム合金]]製の装甲をも両断するビーム刀。侍の大小(太刀と脇差)のように長さの違うユニットを左腰に装備しているが、長さを別にすればビーム刃の出力は動レベルである。通常の斬撃の他、スーパーモード時にはシャイニングフィンガーの全エネルギーを送り込み巨大なビーム剣を形成する「シャイニングフィンガーソード」を使用する。<br/>オープニングやシャイニングフィンガーソード使用時には、サイドアーマーを取り外して抜刀しており、その際に刀身に「G.GUNDAM」の文字が光る。
 +
 
 
=== 技・必殺技 ===
 
=== 技・必殺技 ===
 
;格闘
 
;格闘
 
:手足を用いて繰り出す徒手空拳。<br/>SFCソフト「機動武闘伝Gガンダム」ではシャイニングストライクという名称が付けられており、ゲーム作品によってはその名称が用いられている。
 
:手足を用いて繰り出す徒手空拳。<br/>SFCソフト「機動武闘伝Gガンダム」ではシャイニングストライクという名称が付けられており、ゲーム作品によってはその名称が用いられている。
 
;シャイニングフィンガー
 
;シャイニングフィンガー
:シャイニングガンダムの必殺技。指の各関節から噴出する液体金属でマニピュレーターをコーティングした状態でエネルギーを放出。そのエネルギーで掴んだ物体を粉砕する技。左右どちらの手でもあh集うでき、エネルギーの放射も可能。技名を叫ぶ前には基本的に「必殺!」の口上が入る。ガンダムファイト条約第1条「頭部を破壊されたものは失格となる」のルールに対し、対象の部位をピンポイントで破壊できるという点が強いアドバンテージとなっている。<br/>余談だが、放送前後に漫画雑誌『コミックボンボン』に掲載されていた漫画では情報量が足りていなかったため、前口上が「ドモン拳 奥義!!」となっている(単行本ではTV版に準じた物へ修正済み)<ref>[https://twitter.com/kouichi_tokita/status/1095244605212188672 参考ツイート]</ref>。
+
:シャイニングガンダムの必殺技。指の各関節から噴出する液体金属でマニピュレーターをコーティングした状態でエネルギーを放出。そのエネルギーで掴んだ物体を粉砕する技。左右どちらの手でも発動でき、エネルギー弾の発射やエネルギーの放射による遠距離攻撃も可能。技名を叫ぶ前には基本的に「必殺!」の口上が入る。ガンダムファイト条約第1条「頭部を破壊されたものは失格となる」のルールに対し、対象の部位をピンポイントで破壊できるという点が強いアドバンテージとなっている。<br/>余談だが、放送前後に漫画雑誌『コミックボンボン』に掲載されていた漫画では情報量が足りていなかったため、前口上が「ドモン拳 奥義!!」となっている(単行本ではTV版に準じた物へ修正済み)<ref>[https://twitter.com/kouichi_tokita/status/1095244605212188672 参考ツイート]</ref>。
 
;シャイニングフィンガーソード
 
;シャイニングフィンガーソード
 
:スーパーモード時に使用可能な必殺技。シャイニングフィンガーのエネルギーをソードに注ぎ込んで、機体の全長を遥かに超える巨大なビーム刃を形成し、相手を切り裂く。
 
:スーパーモード時に使用可能な必殺技。シャイニングフィンガーのエネルギーをソードに注ぎ込んで、機体の全長を遥かに超える巨大なビーム刃を形成し、相手を切り裂く。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;脳波通信機
 +
:ミカムラ博士が試作した小型のヘッドセット。頭で考えた事をどんな遠距離にでも送る事ができる。ゴッドガンダムへ本機の戦闘データを移す際にレインが使用し、ネオホンコンからギアナ高地にいる本機を遠隔操作した。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
90行目: 95行目:  
;銀色の脚VS黄金の指
 
;銀色の脚VS黄金の指
 
:第1話より、シャイニングガンダムの記念すべき第一戦。必殺技「銀色の脚」で街もろとも攻撃してくる[[ネロスガンダム]]に対し、必殺のシャイニングフィンガーが炸裂。銀色の脚のエネルギーを押し返すその一撃は、遂にネロスガンダムの頭部を打ち砕いた。初めて必殺技が繰り出される熱いシーンであると同時に、[[ガンダムファイト国際条約]]第1~2条についての解説もある、とても重要なシーン。
 
:第1話より、シャイニングガンダムの記念すべき第一戦。必殺技「銀色の脚」で街もろとも攻撃してくる[[ネロスガンダム]]に対し、必殺のシャイニングフィンガーが炸裂。銀色の脚のエネルギーを押し返すその一撃は、遂にネロスガンダムの頭部を打ち砕いた。初めて必殺技が繰り出される熱いシーンであると同時に、[[ガンダムファイト国際条約]]第1~2条についての解説もある、とても重要なシーン。
 +
;奮闘!シャイニングのレイン
 +
:第13話より。シャイニングガンダムのコックピットで整備を行っていたレインは突如として[[デスビースト]]の軍団に襲われてしまう。オートマチックによる操縦では多勢に無勢であり、覚悟を決めたレインはモビルトレースシステムを使用する。向かってくるデスビースト達をバルカンとビームソードで蹴散らしたレインはドモンの下へ急ぐものの、その時、背後から謎の黒いガンダムが襲い掛かる!<br/>レインがシャイニングガンダムを初操縦したシーンであり、ファイティングスーツを喘ぎ声を出しながら着用するシーンは実に艶めかしい。戦闘シーンに関しても飛び掛かってきたデスビーストを両手持ちのビームソードで突き刺すという『[[機動戦士ガンダム|1st]]』第1話の[[ガンダム]]を彷彿とさせるシーンがある。
 +
;炸裂!2人のシャイニングフィンガー
 +
:同じく第13話より。レインは辛うじてドモンの下に辿り着いたものの、2人の前に突如として漆黒のガンダムが立ち塞がる。シャイニングフィンガーをも押し返す漆黒のガンダムのダークネスフィンガーを前にレインに脱出を促すドモンだったが、レインはパートナーとしてドモンと共に戦う事を誓う。決意を固めた2人が繰り出したシャイニングフィンガーは周囲を吹き飛ばす程の力を見せダークネスフィンガーを圧倒。何とか相手を撃退する事に成功する。<br/>1つの機体に乗り込んだ2人がポーズを取りながらシャイニングフィンガーを繰り出すという点では、最終回の石破ラブラブ天驚拳の予行演習とも言えるシーンである。
 
;対[[マスターガンダム]]
 
;対[[マスターガンダム]]
 
:
 
:
95行目: 104行目:  
:
 
:
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== カラーバリエーション ===
 
;市街地戦仕様シャイニングガンダム
 
;市街地戦仕様シャイニングガンダム
 
:[[ガンプラ]]旧HGの説明書に掲載されているカラーバリエーション。機体全体が白系統で塗装されている。月刊ホビージャパン1995年4月号別冊「機動武闘伝Gガンダム/ガンダムファイトTHE3D(後にムック「ガンダムウェポンズ Gガンダム編」に収録)」にはこれ以外のカラーパターンも模型作例で掲載されている。
 
:[[ガンプラ]]旧HGの説明書に掲載されているカラーバリエーション。機体全体が白系統で塗装されている。月刊ホビージャパン1995年4月号別冊「機動武闘伝Gガンダム/ガンダムファイトTHE3D(後にムック「ガンダムウェポンズ Gガンダム編」に収録)」にはこれ以外のカラーパターンも模型作例で掲載されている。
 +
 +
=== 系列機・派生機 ===
 
;[[シェイディングガンダム]]
 
;[[シェイディングガンダム]]
:「超級!機動武闘伝Gガンダム」に登場する、予備のフレームを使って造られた黒いシャイニングガンダム。
+
:『超級!』に登場する、予備のフレームを使って造られた黒いシャイニングガンダム。
 
;[[ライジングガンダム]]
 
;[[ライジングガンダム]]
:シャイニングと平行して開発が進められていた戦闘用の機体で、兄弟機にあたる。
+
:シャイニングと平行して開発が進められていた戦闘用の機体で兄弟機にあたる。
 
;[[ゴッドガンダム]]
 
;[[ゴッドガンダム]]
:決勝大会用として開発されていた後継機。
+
:決勝大会用として開発された後継機。
 
;ウルベのガンダム
 
;ウルベのガンダム
 
:第12回ガンダムファイトで[[ウルベ・イシカワ]]が搭乗していたガンダム。詳細不明。本機に似た外見を持つ。
 
:第12回ガンダムファイトで[[ウルベ・イシカワ]]が搭乗していたガンダム。詳細不明。本機に似た外見を持つ。
 +
 +
=== その他 ===
 
;[[ガンダムシャイニングブレイク]]
 
;[[ガンダムシャイニングブレイク]]
 
:『[[ガンダムビルドダイバーズ ブレイク]]』に登場するガンプラ。武装が追加され、ベーシックなバトルスタイルに変化している。
 
:『[[ガンダムビルドダイバーズ ブレイク]]』に登場するガンプラ。武装が追加され、ベーシックなバトルスタイルに変化している。
   
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->
 +
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
=== [[ガンプラ]] ===
 
=== [[ガンプラ]] ===