ガンダム・グシオンリベイク

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ASW-G-11 ガンダム・グシオンリベイク (Gundam Gusion Rebake)

鉄華団モビルスーツブルワーズから鹵獲したガンダム・グシオンテイワズの技術者達が改修した機体である。
ブルワーズはグシオンを超重装甲と2基のエイハブ・リアクターによる高出力に物を言わせた近接突撃強襲重視の機体として調整していたが、本機は頭部に高感度センサーを搭載する遠距離からの支援攻撃が可能な機体として生まれ変わった。外装パーツは一度全て取り外された後、同じガンダム・フレーム採用機であるガンダム・バルバトスの予備の装甲パーツを流用する事で構成し直された。以前の超重装甲はリアスカートやバックパックユニットに使用されるのみであり、その外見は改修前のグシオンよりもバルバトスに近くなっている。リアスカートはシールドとして使える為に高い防御力は健在であり、それでいて軽量化された事でフレームが本来持っていた高い汎用性を取り戻し、重力下での運用も可能となった。コクピットはグレイズの物をベースとしてマン・ロディから流用した阿頼耶識システムのインターフェイス搭載型シートを設置している(システムの接続端子はバルバトスの物と同型)。ガンダム・フレーム用の本来の操縦インターフェースである阿頼耶識システムが使える様になった事で、本来の性能を十分に発揮できるようになった。
武装は遠距離攻撃用のライフルの他にハルバードを装備し、近接戦闘にも対応可能。左右のバックパックユニットにはサブアームが装備されており、こちらに武器を持たせて戦う事もできる。また300mm滑腔砲を両手に持ち支援砲撃を行う事も有った。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
パイロットは明弘・アルトランド
ドルトコロニー群での戦闘で出撃し、窮地に陥っていた三日月ガンダム・バルバトスを助けてガエリオガンダム・キマリスを追い詰めた。

装備・機能

特殊機能

照準モード
遠距離攻撃時、頭部装甲を閉じる事で照準モードへと移行してセンサーの性能を最大まで発揮させる。この時パイロットには阿頼耶識システムを介して肉眼では見られない超長距離や電磁波の流れを視覚化して感知する事が可能となる。ちなみに、通常時もパイロットに生身の距離感に応じた感覚を伝えている。劇中では遠距離センサーでの周囲状況把握が必要な状況が多かった為かこちらのモードを常用しているケースが多く逆に「近接白兵戦時にフェイスオープンした近接白兵モードになる」かの様な描写となっていた。
サブアーム
グレイズの両腕部を転用した物で、バックパックユニットに格納されている。メインアームと同等の出力と動作精度を有し、120mmライフル程度なら片腕で集弾性の高い射撃を行える。近接戦闘時に相手の不意を衝く攻撃を行う事も可能。コントロールには阿頼耶識システムのサポートが必要となる。

武装・必殺攻撃

ロングレンジライフル
テイワズの技術者がグレイズの120mmライフルをベースとして独自改修を加えた武器。バレルを長大化し、スコープを増設する事で遠距離攻撃時の命中精度を飛躍的に高めている。
シールド
リアスカートを分離してシールドとする。旧グシオンの背部装甲を転用している為、非常に高い防御力を持つ。裏面には別の武器をマウント可能となっている。
グシオンリベイクハルバード
接近戦用の戦斧。長い柄を持つ為に間合いが長く、振り下ろした際の威力も高い。
柄は伸縮自在で、短縮すればショートアックスとしても使用可能。投擲武器として使われる事もある。また使用してはいないが先端部にバルバトスのメイス同様の射出可能な杭状パーツを有する。
300mm滑腔砲
ガンダム・バルバトスの装備と同じ物。グシオンリベイクでは遠距離センサーが充実している事や僚機であるバルバトスが近接白兵志向の為、主に長距離の支援砲撃目的で用いられた。またリベイクでは両腕に一丁づつ持った二丁で運用している。

対決・名場面

関連機体

ガンダム・グシオン
原型機。
ガンダム・グシオンリベイクフルシティ
エドモントンの戦闘の後、バルバトスルプスと同じくテイワズの協力で改修された形態。
ガンダム・バルバトスガンダム・キマリスガンダム・アスタロト
ガンダム・フレームを採用した機体。
マン・ロディグレイズ
パーツや武装等を流用している。

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話題まとめ

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