Vガンダム

2018年10月29日 (月) 18:35時点におけるジェス中尉 (トーク | 投稿記録)による版

LM312V04 Vガンダム(Victory Gundam)

概要

リガ・ミリティアが開発したモビルスーツで、正式名称は「ヴィクトリーガンダム」。ザンスカール帝国の軍事増強に対抗して、それ相応の高性能モビルスーツ計画「V計画(ヴィクトリープロジェクト)」を発動。その概要は「如何なる状況でも運用できる汎用モビルスーツ」、「マルチプル・モビルスーツ」として設計されている。ガンダムの基本コンセプトを受け継ぎ、コアブロックシステムを採用している。また、腕部の「トップリム」と脚部の「ボトムリム」の三分割方式で構成されており、機体の一部が破損した場合にはパーツごと交換することによって再出撃までの時間を短縮する。そのため、この2つのパーツは多数生産・運用されている。全てに内蔵ジェネレータを搭載しつつ、パーツのみの遠隔操作も可能。依存のモビルスーツの部品とのマッチング、形状の簡略化などを行い、少人数で運用可能を第一目標に掲げている。稼動領域の広さや、ハードポイントも設置することでた多機能型の武装追加も可能。コアブロックには「ミノフスキーフライトシステム」が搭載され、ミノフスキー粒子を機体に収束することで長時間の空中浮揚が可能。
汎用性、機体性能、整備に優れたモビルスーツとして完成した。

登場作品と操縦者

機動戦士Vガンダム
初期はマーベットがテストを行ったが、負傷してからはウッソがメイン。その後、オリファー機もロールアウトし、完成体3機が完成。カイラスギリー攻略のため宇宙へ上がった際には完成体3機と予備機の4体。

装備・機能

特殊機能

ハードポイント
変形
合体したままで飛行形態に変形可能。
分離
各パーツに分離する。
合体
各パーツと合体してVガンダムになる。
コアファイターとトップリム、ボトムリムのいずれかが合体し、それぞれトップファイター、ボトムファイターになる。
換装
Vダッシュガンダム、Vガンダムヘキサ、Vダッシュガンダムヘキサに換装可能。
破損したパーツを新しいパーツに換装可能。

武装・必殺攻撃

バルカン砲
頭部二門内蔵。主にコアファイター時の武装に用いられる。
ビームサーベル
両肘のビームシールド内部に装備。扇状に広げることも可能。コミックボンボンの漫画では、「Vの字斬り」という技を披露している。
ビームライフル
量産機種より高出力。
ビームピストル
ライフルのグリップを外すと、低出力のビームピストルとなる。
ビームスマートガン
旧式の試作型ビーム砲。長身のコの字型粒子加速機から発射。戦艦クラスの出力を誇る。
ビームシールド
両腕の肘に内蔵。サーベルホルダーの役目もに補う。
ガトリングガン
Vガンダム用だが、第4話でシャッコーが使用した。
ディスポーザブル・バズ
脚部に2門装備したロケット弾。エンディングで装備した機種が登場。
4連装ミサイルランチャー
脚部に装備。V2ガンダムがトップリム状態で使用し、対ゲンガオゾ決め手となった。
ボトム・アタック、トップ・アタック、トップ・ボトム・アタック
名前の通り、各パーツを質量弾として敵にぶつける攻撃。無論、使用した場合はコアファイターのみになる。パーツが量産されている本機ならではの攻撃方法といえよう。作中では「ブーツ・アタック」としてボトム・アタックを幾度か使用しており、ゲームでも再現されている場合が多い。

対決・名場面

関連機体

Vダッシュガンダム
オーバーハングパックを装着した、武装強化形態。
Vガンダムヘキサ
Vガンダムの頭部を換装した通信・索敵性能強化型。その他の性能はVガンダムと同一。オーバーハングパックも装着可能。
Vダッシュガンダムヘキサ
オーバーハングパックを装着した形態。
セカンドVガンダム
小説版に登場。Vガンダムにミノフスキードライブを外付けした強化形態で、アニメのV2ガンダムに相当する機体。
V2ガンダム
後継機。
ガンイージ
本機の開発時のテスト機をベースとしている。元々はこちらがVガンダムとしてデザインされていた。
アメジストVガンダム
ガンダムビルドファイターズトライに登場する、本機をベースに改造されたガンプラ。ファイターはサカシタ・ヨミ
クラスターガンダム
コアブロックシステムを採用している等、機体コンセプトに共通点が見られる。

商品情報

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