ウォン・ユンファ | |
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外国語表記 |
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登場作品 | 機動武闘伝Gガンダム |
声優 | 橋本晃一 |
デザイナー | 逢坂浩司 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 33歳 |
出身 | ネオホンコン |
好きな食べ物 | チョコレート |
職業 | 政治家 (ネオホンコン首相) |
所属 | ネオホンコン |
主な搭乗機 | ウォルターガンダム |
概要
未来世紀60年時のネオホンコン首相であり、第13回ガンダムファイト開催委員長。長い黒髪と丸型のサングラスがトレードマーク。甘党らしく、ガンダムファイトの観戦時にはチョコレート菓子を食べることが多い。
商才に長け、若くして首相の座にまで上り詰めた資産家で、飄々として掴み所がないように見えるが、その裏ではマスター・アジアの優勝によってもたらされた覇権を永遠のものとするべく、ギアナ高地で撃破されたデビルガンダムを秘密裏に入手して研究を重ね、ガンダムファイトを通じてデビルガンダムを復活させるに相応しい生体ユニットを選出するべく暗躍していた。
猜疑心が強く、武闘家でもないためガンダムファイトはあくまで野望に近づくゲームとして遂行するが、目的の相違や手段を選ばない強行的な手段からマスター・アジアとの対立を深めることになり、ランタオ島の最終バトルロイヤルでデビルガンダムの復活を成し遂げると彼を用済みとして本性を露わにするものの、彼が生体ユニットとして目をつけていたアレンビー・ビアズリーの乗るウォルターガンダムと、レイン・ミカムラの乗るライジングガンダムの戦闘に巻き込まれ重傷を負い、ドモン・カッシュがデビルガンダムを破壊しファイトに優勝したことで野望は完全に潰え、デビルガンダムの研究レポートもウルベ・イシカワによって接収された。
その後、レインを生体ユニットにデビルガンダムが復活した際にウォルターガンダムに搭乗し、グレート・ウォンを名乗って宇宙へ向かうドモンに襲いかかったが、ドモンの下に駆けつけた風雲再起のバックキックを受けて倒された。
登場作品と役柄
- 機動武闘伝Gガンダム
- 初登場作品。マスター・アジアが勝ち取った覇権を永遠のものとしようとデビルガンダムを利用しようと画策していた。実際、デビルガンダムの生体ユニットに女性を使うことまで研究しており、アレンビーを意のままに操ろうともしていた。結局アレンビーはファイトに介入してきたレインによって敗れ、最大限利用しようとしていた東方不敗もドモンに敗れている。更にはデビルガンダムもネオジャパンに持ち去られ、孤立した彼はウォルターガンダムに乗り込み、宇宙へ上がろうとするドモンに最後の抵抗を試みるが、風雲再起のバックキックを受けて雲の彼方へ弾き飛ばされた。
- 機動武闘伝Gガンダム外伝 天地天愕
- 決勝大会の開会式の前夜にダーク・シャッフルの接触を受けており、彼らの意向を汲んで暗躍。ダーク・シャッフルがコーナーポスト落としという予想外の展開を見せたことでネオホンコン壊滅の危機を招いてしまうが、各国ガンダムファイターとシャッフル同盟の活躍によって事なきを得る。
- 機動武闘伝Gガンダム外伝 英雄変生
- マスター・アジアと手を組み、各地を移動していたデビルガンダムの痕跡をその威権を以て秘匿していたことが語られている。
- 機動武闘伝Gガンダム外伝 三侠新傳 〜東方の珠〜
- DG事変後も生存しており、メインビジュアルでも顔の右半分がDG細胞によって機械化している姿が描かれている。本来は法の下に裁かれる筈であったが、DG細胞に感染した副作用としてDGダストを感知する能力に目覚めており、それを理由にDG特区となったギアナ高地に隔離され、特区の首相の座を得ていた。同じくギアナの地下から発見した東方の珠を入手し、それを盾にドモンを用心棒として利用。また珠の噂を広めて労働力となるDGハンターを特区に集めるなど暗躍した。
関連人物
- マスター・アジア
- 第12回大会でネオホンコンに世界の覇権をもたらしたガンダムファイター。地球再生のためにデビルガンダムを利用する彼と共にデビルガンダムに相応しい生体ユニットの選別を行っていた。ウォンはマスターを「先生」と呼ぶが、これは用心棒のことを先生と呼ぶのと同じ意味合いがある。
- ミケロ・チャリオット / ジェントル・チャップマン
- デビルガンダム四天王に名を連ねる配下のガンダムファイター。かつてドモンに敗れ失格となった二人を特別権限で決勝大会へ出場させた。
- アレンビー・ビアズリー
- ネオスウェーデンのガンダムファイター。デビルガンダムの生体ユニットとして目をつけ、彼女を手中に収めるも、命令通りに動かない彼女の暴走によって庁舎ビルを破壊されることになった。
名台詞
- 「素晴らしい…素晴らしいですよアレンビー!はっはっはっはっはっはっはっ!アレンビィィーッ!」
- バーサーカーシステムを使い、操ったアレンビーの戦果を見て興奮する。
- 「東方先生…もうこうなれば、あなたはただの老人なのですよ」
- 第44話より。
- 「そうだ、今の私はDG細胞の力を得た、グレート・ウォンだぁ!!」
- 第46話より。ウォルターガンダムに乗って宇宙へ向かうドモンの邪魔をするが、「グレート」を名乗ったところでガンダムファイターではない彼はドモンの敵ではなく、風雲再起に文字通り一蹴され、敢え無く退場となった。