ガンダムサダルスードTYPE-F

スペック
スペック
分類	モビルスーツ (第2世代ガンダム)
生産形態	改修機
型式番号	GNY-002F
頭頂高	18.2m
本体重量	51.2t
主動力	GNドライヴ
装甲材質	Eカーボン
原型機	ガンダムサダルスード
改修	フェレシュテ
所属	フェレシュテ
主なパイロット	フォン・スパーク; ヒクサー・フェルミ;
	テンプレートを表示

ガンダムサダルスードTYPE-F
ガンダムサダルスードTYPE-F
外国語表記	Gundam Sadalsuud TYPE-F
登場作品	機動戦士ガンダム00F
デザイナー	柳瀬敬之
	テンプレートを表示

概要

フェレシュテで運用を目的にガンダムサダルスードを改修した機体。全身が青いカラーリングに変更されており、「サダルスードF」とも呼称される。

テスト機としての役目を終えたサダルスードに第3世代ガンダム開発で得られた技術をフィードバックし、センサー系を中心にさらなる強化を加えた機体である。具体的な改修点としてセンサーシールドの増強が知られ、右肩部にも装備された他、センサー能力の強化と共に推進器が増設された。結果として大重量化しているが、情報収集能力と防御力のみならず機動性も大きく向上し、機体バランスも改善した。一方で武装は従来の物を継承しており、相変わらず戦闘には向かない機体のため、そのセンサーを活かした索敵能力の面で活躍している。またガンダムの存在を秘匿するセンサーマスクの装備により、さらにセンサー能力を向上させることも可能。

ソレスタルビーイング壊滅後に再改修され、防御力の強化を目的にGNフィールドの展開機能が追加された。サダルスードFの出力の低さから全面展開は不可能だったため、小さなパワーを有効に使うことをコンセプトとしており、発生エリアはピンポイントに限定される。そのためコントロールには高い技術力が要求される。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00F: 初登場作品。最初のガンダムマイスターはフォン・スパークで、ガンダムデュナメストルペードの任務をサポートする為に運用された。
ソレスタルビーイングと国連軍の決戦後に更なる改良が加えられるが、直後にヴェーダから世界の監視と言う指令を受けたエージェント、ヒクサー・フェルミとハヤナが本機を奪取。しかし、フォンがフェレシュテを離脱してからは正式にヒクサーがマイスターに任命され、フォンの追撃に当たる事となった。
その後、軌道エレベーター付近の宙域でブラックプルトーネと、月面でブラックラジエルと交戦。機体はブラックラジエルとの交戦の際に大破した。

装備・機能

特殊機能

トランザムシステム (TRANS-AM): オリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステム。機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。サダルスードFの場合、デュナメスと同様にセンサー系の能力も向上する。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
センサーマスク: 顔部に装備されるセンサーマスク。センサー系を強化する他、ガンダムであることを隠匿する役割も持つ。また、装備時には頭部アンテナが収納される。なお、フォンは度々外して任務に挑むことがあったとされる。
GNフィールド: GN粒子で形成されたバリア。再改修後に追加された機能で、様々な攻撃を防ぐ事ができるが、出力の問題から本機では部分的な使用しか出来ない。そのため被弾箇所を瞬時に見極めて効果的に使用する必要があり、高い技術力が要求される仕様となっている。ヒクサーは主に掌部分に展開して使用した。

武装・必殺攻撃

リボルバーバズーカ: 回転式の弾倉を有する携行式の実弾兵器。装弾数は6発で、それぞれ弾頭の種類を変えることで複数の機能を持たせることも可能としている。
GNビームサーベル: 腰背部側面に2本装備された第2世代ガンダム共通のビームサーベル。グリップ色が本体と同じ青に変更されている。
センサーシールド: 両肩部に装備されたセンサー内蔵型の大型シールド。以前よりセンサー能力が強化された他、推進器が追加されている。後方に展開することで前方監視を重視した形態となり、飛行対象の観測時や長距離狙撃時に使用される。また、この形態は推進ベクトルを統一した高機動形態でもある。
GNスナイパーライフル: デュナメスの遠距離狙撃用ライフル。フェレシュテが集めた補給物資の中にあった武装。本来ならデュナメスでなければ運用できない武装だが、サダルスードFのセンサー機能はデュナメスに勝っているため問題なく運用可能となっている。また、狙撃時にはコクピットのライフル型スコープと連動する。

対決・名場面

商品情報

リンク

登場メカ