グリフォン隊
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グリフォン隊
『機動戦士ガンダム アグレッサー』に登場するジオン公国軍の特務部隊。部隊章は部隊名と同じグリフォンがモチーフとなっている。「名誉と共に生き、威厳と共に死を」という矜恃を持つ。
一年戦争開戦前から活動している部隊で、国内の危険分子の鎮圧や連邦軍に対するスパイ活動などを行っていた。隊長のマクシミリアンが兵に人があることもあり、この部隊に所属することを名誉に感じる人も多い。また戦士気質の人間が多く、部隊の結束も硬い。
一年戦争ではジャブローゲート探索部隊の1つとして投入され、河川ルート上で連邦軍の04と05中隊と交戦した。アグレッサー中隊が救援に現れたことで敵を逃してしまうがそれは作戦の内で、逃げる敵にスパイを潜り込ませるコウノトリ作戦の第一段階を完了した。コウノトリ作戦は軍の未承認作戦であったため本隊との交信を断ち、ジャブロー降下作戦の真っ最中に作戦を開始することとなった。
潜り込ませたスパイは帰還しなかったが、ジャブローの情報を入手することには成功し、宇宙艦隊専用の発射ゲートエリアを特定する。その場所を目指して乱戦の中、マクシミリアンと部下2人で侵攻し、立ち塞がったチェイスのレッドライダーとの戦いを制してゲート内に侵入した。作戦の最終段階として機体の自爆を開始するが、作戦の立案者だったハイウェイにより阻止され、外に押し出されて爆発してしまい作戦は失敗した。
作戦後、他の隊員はユーコン級でノイスを拾ってキャリフォルニアベースへと帰還した。コウノトリ作戦の関連ファイルは全て削除されており、マクシミリアンがノイスに残していた遺言により、万一の時には罪を全てマクシミリアンに着せるように伝えた。
構成員
- マクシミリアン
- 隊長。階級は大尉。優れた戦術家で、本来なら大佐になっていてもおかしくない軍歴を持つ。
- ガーランド
- 隊員。開戦前から所属しており、顔の傷が特徴。
- ブライアン
- 隊員。マクシミリアンやガーランドと連携できるだけの腕を持つ。
- シェパード
- 隊員。腕はあるが実戦経験は浅い。
- コンラッド
- 地上部隊を率いる隊員。階級は中尉。
- ミリア・シェル
- コウノトリ作戦のために配属された隊員。階級は伍長。マクシミリアンの娘で、作戦のコードネームは白鳥。
- パトリック
- 同じく作戦のために配属された隊員。階級は軍曹。コードネームは黒鳥。
- 青鳥
- 同じく作戦のために配属された隊員。コードネームは青鳥で、本名は不明。
- ヴィクトル
- 整備長。作戦のための突撃用ゾゴックを最後の仕事として用意した。
- ハインツ・ハイウェイ
- 元隊員。所属時の階級は中尉。マクシミリアンの親友であった。
- チェイス・スカルガード
- 元隊員。所属時の階級は伍長。マクシミリアンは優れた戦士と評価していた。
- ローズ
- 元隊員。バルバロッサ財団のトップであるバルバロッサ・リヒトシュタイナーの娘で、開戦前に除隊している。