ドルメル・ドゥーエ | |
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外国語表記 | Dolmel Doue |
登場作品 | 機動戦士ガンダム カタナ |
デザイナー | 曽野由大 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | MS-19C |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ドルメル |
改修 | シン・フェデラル |
所属 | シン・フェデラル |
主なパイロット | リチャード・グレイソン |
概要編集
一年戦争末期にジオン公国軍で開発されたと言われるドルメルをベースに、後年になって地球連邦軍の一軍閥として活動するシン・フェデラルが改修した機体。名称の「ドゥーエ」とはイタリア語で「2」の意味を持つ。改修によりカメラアイは原型機のモノアイから、ガンダムタイプを思わせるツインアイへと変更されている。
デラーズ紛争後、地球圏に世界平和をもたらすため、地球連邦軍の准将であるカネサダ・ツルギは、軍閥としてのシン・フェデラルを興す一方で強化人間の試作も行っており、その過程でニュータイプの兆候を示したイットウ・ツルギなどの脳波をもとに、精神感応AI「妖刀」を生み出していた。
ドルメルは宇宙要塞ア・バオア・クーでの攻防戦を前に開発された決戦用機体とされており、近接戦闘を重視した高性能な機体であった。シン・フェデラルのスポンサーでありカネサダの影武者でもあったリチャード・グレイソンは鹵獲したストライカー・カスタムの頭部から秘密裏に「妖刀システム」をドルメルに移植し、その後、カネサダに拘束され強化施術を受けるも脱出し、改修された本機と強化施術の力で、カネサダを一撃で葬るなど人知を超えた力を見せつけた。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム カタナ
- 初登場作品。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 妖刀システム
- ストライカー・カスタムから移植された精神感応型AIシステム。システム発動時はEXAMやHADESのように頭部センサーが赤色に発光する。また、近くに他の妖刀システム搭載機や強化人間がいると勝手にシステムが起動する「超妖刀システム」を発動させる。
武装・必殺攻撃編集
- マルチ・ランチャー (ビーム・サーベル兼ビーム・ガン)
- 両腕に固定装備されているビーム兵装。発振部を取り外すことでビーム・サーベルになる。
- ヒート・パイル
- 両肩に設けられているスパイク。赤熱化させた状態で敵機にタックルを見舞う。
- ショルダーミサイルポッド
- 両肩に2基装備されている。
- 小型2連ミサイルポッド
- 胸下部に2基内蔵されている。
- トゥ・ビーム
- 両脚部の爪先に1基ずつ内蔵されているビーム・サーベル。ビーム刃を発振させた状態で敵機にスライディングキックを見舞う。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ドルメル (スパーダ仕様)
- 原型機。カラーリングは『EX-REVUE』での2Pカラーに準じている。
- ストライカー・カスタム
- 妖刀システムの移植元。