ガンダムL.O.ブースター | |
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読み | ガンダムエルオーブースター |
外国語表記 | Gundam L.O.Booster |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT |
デザイナー | 阿久津潤一 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | OZX-GU01LOB |
全高 |
22.3m 26.4m (高速飛行体モード時) |
本体重量 | 23.8t |
ジェネレーター出力 | 14,099kW |
スラスター総推力 | 231,840kg |
装甲材質 | G-METAL |
原型機 | ジェミナス01 |
改修 | MO-V |
所属 | MO-V |
主なパイロット |
アディン・バーネット ロッシェ・ナトゥーノ |
概要編集
ガンダムアスクレプオスとの戦闘で損壊したジェミナス01を修復も兼ねて改修した機体。改修にはMO-Vでかねてから計画されていた「G-UNIT SYTEM 03 LINER OFFENSE-BOOSTER」の試作1号機が使用されている。
追加された「L.Oブースター」は武装・スラスター・追加動力を内蔵した複合ユニットであり、機体性能を大幅に向上させている。特に機動性が強化されており、背面にメインスラスター、両肩部側面に大型スラスター、両脚部に姿勢制御用サブスラスターを装着して、高い機動性を運動性を獲得している。また、高速飛行モードへの簡易変形も可能としている。早めに回避運動が取れるように大型の3次元ドップラーレーダーが追加され、索敵能力を万全にしている。このレーダーは遠方の敵に対して予測地点を割り出すことで遠距離攻撃も可能となっている。
両肩部には小型反応動力炉を内蔵するリアクターユニットが追加されており、高機動戦闘及び大出力兵器の使用に必要な出力を底上げしている。このユニットにはリアクター直結の高出力ビーム砲も搭載されており、レーダーと合わせて遠距離攻撃も可能としている。他の武装は機動性を低下させないように軽量化された物を新たに装備している。
登場作品と操縦者編集
- 新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT
- 初登場作品。G#5でガンダムアスクレプオスと交戦し中破したジェミナスから換装され、アディン・バーネットの搭乗機として活躍した。その後、彼がガンダムグリープに乗り換えてからは、MO-Vに収容されていたロッシェ・ナトゥーノを人手不足から急遽パイロットに任命。初陣でレオールを容易く撃破し、グリープとの連携でメリクリウス・シュイヴァンとヴァイエイト・シュイヴァンに勝利した。OZプライズとの最終決戦ではガンダムバーンレプオスと交戦するが、PXシステムを起動した相手に一瞬で大破させられてしまう。しかし、最後は損傷したグリープに対し、ガンダムアスクレプオスと共にG-UNITを駆使してパーツを移植し、暴走するグランシャリオの撃沈に貢献している。
- 新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト
- 今作でもロッシェがパイロットを務めた。
- ガンダムグリープやガンダムカスターと共にガリアレスト奪還に向かうが、プロトタイプスコーピオとの交戦で中破した。
- その後ロッシェはプロトタイプスコーピオに乗り換え、機体はルシア・レイズリーによって元の姿に戻されている。
装備・機能編集
特殊機能編集
- G-UNIT
- 機体各部に設けられた電磁駆動式ボルトジョイント「リニアロック・ボルト」により装備の換装が可能。
- PXシステム
- 機体速度を大幅に強化するシステム。ただし、機体とパイロットに大幅な負荷がかかる。
- 変形
- 高速飛行モードへの簡易変形が可能。
武装・必殺攻撃編集
- 軽量型アクセラレートサブマシンガン
- 標準型より軽量・小型に設計されている携行式のビームサブマシンガン。軽量なため高機動時の運動性向上に一役買っている。
- スラストビームキャノン
- リアクターユニットに搭載されているリアクター直結式の高出力ビーム砲。ビームは拡散・収束の選択が可能。バインダー内部のスラストシザースというハサミ状の超電導レールユニットにより、エネルギーを通常の1.2〜1.7倍の出力で加速させることも可能である。また、砲門は通常時スラスターノズルとして機能しており、この出力もスラストシザースにより向上させることが可能。
- リアクティブシールド
- 軽量化のために小型化された特殊シールド。シールド表面の結晶構造のコンデンサー素子がビームを吸収し、エネルギーを放射・拡散させる。
- ビームソード
- シールド裏に2基装備されている近接武装。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ガンダムジェミナス (ジェミナス01)
- 原型機。