登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムMS大全集
- 2022年発売の「機動戦士ガンダム 新訳MS大全集 U.C.0081-0090」にて、『ヴァルプルギス』本編での登場に先駆け、設定画とスペックが公開された。
- 機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
- 初登場作品。第49話より登場し、フィオリーナ・フィリーのタリスマンに共鳴するように無人でジュノーンから出撃。フルアーマーオーヴェロンの前に立ちふさがった。なお、当初のプロットでは登場する予定は無かったが、登場に際して物語の展開が本来の形から変更された旨が『ヴァルプルギス』の単行本9巻巻末でアナウンスされている。
装備・機能編集
- 変形
- 鳥を思わせるシルエットのMA形態へ変形が可能。
- 隠し腕
- 両肩に計4基搭載されている簡易マニピュレータ。ビーム・サーベルを保持・使用する機能はタイタニアやジ・Oと同様。
武装・必殺攻撃編集
- ロング・ビーム・ライフル
- 槍を思わせる形状の長砲身ビーム・ライフル。ビーム刃を形成する事で接近戦にも対応可能。MA形態時には機体下部にマウントされる。
- ビーム・サーベル
- シールド裏に計6基装備している近接格闘兵装。マニピュレータと隠し腕を使用して6基全てを同時に使用する事が可能。
- ビーム・キャノン
- バックパックに二門搭載されたビーム砲。使用時に前方へと展開される。
- ファンネル
- リアスカート裏に8基搭載されたサイコミュ兵装。
- シールド
- パラス・アテネの物に似た円形シールド。シールド表面にIフィールドジェネレーターを装備し、裏面にはビーム・サーベルをマウントする。
対決・名場面編集
- タイタニア
- 原型機。この機体の設計をクランが引き継ぎ、完成させたのがタイタニアIIとなる。
- 宇宙世紀系Gジェネオリジナル機体には大抵、既存機をソースとして、その発展系や試作型として設定が設けられているが、その設定が他作品で取り扱われる例は皆無に等しい(設定資料で言及される例や機体の外部出演自体はある)。それらの事情に加え、本機は逆にGジェネオリジナル機体をソースとして、その発展機として明確に設定された珍しい例と言える。