ゴッゾーラ | |
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外国語表記 | Godzorla |
登場作品 | 機動戦士Vガンダム |
デザイナー | 石垣純哉 |
スペック | |
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分類 | 地上用試作型モビルスーツ |
型式番号 | ZMT-S13G |
頭頂高 | 14.6m |
本体重量 | 8.1t |
全備重量 | 20.9t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 4,990kW |
スラスター総推力 | 49,860kg |
アポジモーター数 | 12 |
装甲材質 | ハイチタン合金ネオセラミック複合材 |
開発組織 | ベスパ |
開発拠点 | ラゲーン基地 |
所属組織 | ザンスカール帝国 |
所属部隊 | イエロージャケット |
主なパイロット | ガリー・タン |
概要編集
ベスパが重力下での運用データ収集を目的に開発した実験機。機体フレームはシャッコーの物が流用されている。
頭部センサーは量産機に採用されている複合複眼式マルチセンサーではなく、独自の複合式全方位センサーが採用されている。これは可視領域の光学情報と、赤外線などの不可視領域の情報を同時に感知・処理できる物であり、索敵能力が大幅に向上している。
ビーム・ローターは従来の4枚翼ではなく、効率化した3枚翼の試作型が装備されている。バックパックはスタビライザー状の装甲板を有する大型の物であり、高推力により機動性や運動性にも優れている。
ゾロは対MS戦において火力不足であることを指摘されていたため、本機では固定武装を追加することで火力の向上が図られているが、火力の高い武器は有しておらず、依然として火力不足は解消されていない。そのため、対MS戦においては高い機動力を活かしたサーベルによる近接戦闘に頼らざるを得なかったと言える。
装甲はテスト段階の新素材が使用されており、特にコクピット部は胸部内蔵火器の荷電粒子から保護するため、装甲版の下に二重構造のコックピットハッチを有する頑丈な構造となっている。
本機は実験機であるため量産化はされなかったが、本機のデータはドムットリアの新型ビーム・ローターに活かされている。
登場作品と操縦者編集
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビーム・ライフル
- シャッコー等と同様の試作型ビーム・ライフル。『V』作中では格納庫内に懸架されていたものを使用している。
- ビーム・ガン / ビーム・サーベル
- 胸部両脇に計2基収納されているビーム砲。発射時に胸部カバーが下側に開放し、砲身を前方へスライドする仕組みとなっている。砲身を引き抜くことでビーム・サーベルとしても使用可能。ただし『V』作中では代わりにシャッコーの物と思われるグリップがオレンジ色のサーベルを使用している。
- ビーム・ローター
- 左腕に装備されている重力下用フライトユニット。発振器を4基から3基に減らした試作タイプ。ビーム・シールドとしても使用できる。
- マルチ・ランチャー
- 大腿部装甲内に9発ずつ装備されている対地・対空を目的とした武装。あらゆる種類の弾頭を使用可能。発射時には大腿部の装甲が展開し、内部のランチャー部が露出する。
対決・名場面編集
- ゴッゾーラの反撃
- 『V』第5話より。入院中に戦友サバトをリガ・ミリティアとの戦いで失ったガリーは、復讐を果たすべく未だ傷の癒えない身を押してゴッゾーラで出撃。リガ・ミリティアに潜入していたクロノクルからの信号弾を発見し、秘密工場に爆撃を開始した。高い火力を持たないリガ・ミリティアを相手に当初は弾幕で圧倒していたガリーだったものの、地上に気を取られている隙を突かれコア・ファイターがVガンダムへと換装する猶予を与えてしまう。それでもVガンダムとサーベル戦を繰り広げ、止めを刺す寸前まで追い込むものの、ウッソの咄嗟の反撃によって相討ちとなり機体を両断されてしまった。直後にビーム・ガンで相手も戦闘不能に追い込んだガリーは大破した機体から這い出し、拳銃を手にVガンダムへ肉薄。その執念にウッソは戦慄を覚えるのだった。