ビブロンズ
ビブロンズ | |
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外国語表記 | Bibrons |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト |
デザイナー |
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スペック | |
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分類 | 地上用試作型モビルスーツ |
型式番号 | ZMT-XXG |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ベスパ |
所属 | ザンスカール帝国 |
主なパイロット | ザンスカール兵 |
概要
ザンスカール帝国が地上侵攻用に開発した試作型モビルスーツ。正式な型式番号が未取得の機体である。
アインラッドをモビルスーツに一体化させるコンセプトの機体で、ブルッケングと同時期に開発が進められていたと見られている。機体後部の巨大な尻尾を連結して車輪を構成し、側面の穴の磁力が高速でオンとオフを切り替えることで、一種のリニアモーターとして駆動するようになっている。
変形した際に車輪の直径を小さく抑えるように設計したため機体本体が車輪の外側にはみ出ているが、アインラッドがビーム・シールドで防御しているのに対し、本機はフレキシブルに可動するビーム砲を両側に配置することで克服している。つまり弱点となるサイド側に回り込んだ機体は銃口の的になると言うことであり、いわば「攻める」ことで「守り」を強化していると言える。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 第38話で登場。パイロットは黒いノーマルスーツを着用したザンスカール兵。
主戦場が宇宙へ移行する中で地上に取り残された地上部隊が運用しており、宇宙へ上がるのに必要な宇宙船を入手するべく前準備としてシーブックらが住む街を襲撃、住人を人質に取る事でリガ・ミリティアに解放条件として宇宙船を要求する手筈だった。隊長の「100人いれば充分」という指示の下、生身の相手を虐殺し、シーブックのX-0に撃墜される前に機体から脱出しようとした味方を「簡単に諦めるような奴は死刑」と称して殺害するなど非道の限りを尽くした。
当初は僚機と共にX-0を苦戦させていたものの、フォントが奪取したゲドラフで介入した際、フォントの策によってアインラッドが機体に嵌まり込み、身動きが取れなくなったところをX-0にビーム・サーベルで切り裂かれて撃墜された。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ビーム砲
- 胴体部上部に双頭のように装備されているビーム砲。フレキシブルに可動し、側面への攻撃にも対応する。銃身は短く、射程も短い。
- 携行型アインラッド
- 機体後部に尻尾のように装備されているアインラッド。先端部には3本のクローが装備されており、車輪を構成する際のロックにも使用される。
対決・名場面
関連機体
- ブルッケング
- 本機と同様のコンセプトで開発された機体。こちらは量産化されている。なお、単行本での本機の紹介ページでは「ブルッケリング」と誤記されている。
- アインラッド
- ザンスカール帝国のサブ・フライト・システム。本機はこの兵器の問題点を解決するために開発された1機である。