差分

編集の要約なし
14行目: 14行目:  
<!-- *センサー有効半径: -->
 
<!-- *センサー有効半径: -->
 
*開発組織:[[サナリィ]]
 
*開発組織:[[サナリィ]]
 +
*所属:[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]
 
*主なパイロット:[[キンケドゥ・ナウ]]、他
 
*主なパイロット:[[キンケドゥ・ナウ]]、他
    +
== 概要 ==
 
[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]](海賊軍)の試作型[[モビルスーツ]]。[[サナリィ]]によって開発された、地球圏初の他惑星での運用を前提とした機体である。<br />メインスラスターとして背部にX字状に配された4基のフレキシブルスラスターユニットを装備しており、これの向きを自在に変更する事によって高い機動性を発揮し、大気圏内での単独飛行をも可能とする。ラダー部にはコンフォーマルタンクを搭載し、そこから複数の燃焼材を選択可能となっている。既存の[[MS]]のメインスラスターと比較して構造的に違いはないが、機体の質量重心から離れた位置に作用点が存在するので方向転換や姿勢制御をよりアクティブで効率良く行えるようになった。このような方式となったのは木星の高重力に対処する為で、「全身にスラスターを設置する」という従来の方式ではスラスターの一つ一つが大型化してしまい、機体自体も大型化、その大型スラスターの稼働の為に大型ジェネレーターを搭載せざるを得ず、それによって重量も余計に増加するのでそれを補う為に更なる大型スラスターを搭載し……という悪循環が起きる為、抜本的な解決策として採用される事になった。ちなみに過去に一部の機体で採用されたシュツルムスラスターユニットと構造が似ているが、設計の意図はかなりの差があるとされる。<br />[[U.C.]]0130年代におけるMS戦は、敵味方共にビーム・シールドを装備しているせいでビーム・ライフルのような遠距離攻撃が勝敗を分ける要素とはなりにくくなっている為、「敵の懐に飛び込んで攻撃する」という戦い方を海賊軍が採っている事から本機は接近戦を重視した機体として設計されており、ビーム・ザンバーやブランド・マーカー、ヒート・ダガー等といった接近戦用の武器を多数装備している。また装甲が厚く造られ、胸部の排熱ダクトもなるべく小面積化して搭載されている。そのため機体の内部が加熱しやすくなっており、頭部のフェイスカバーを展開して頻繁に強制冷却している。この強制冷却機構や頭部メインフレームの構造は[[ガンダムF91]]に準じた物を採用しており、アーキテクチャも[[クラスターガンダム]]の物を原型としている。[[バイオコンピューター]]も頭部に格納され、機体制御のサポートを行っている。右眼部には精密射撃用のターゲッティングデバイスも格納され、使用時には眼帯のように実装される。この他、他惑星での運用の為に強度の高い対放射線処置等も施されている。<br />[[コアブロックシステム]]も採用され、コクピットブロックは機体から分離して[[コア・ファイター]]となる。基礎構造はクラスターガンダムのコア・ファイターを参考にしつつもよりマルチプルな運用を可能とする事を目標とし、システマチックに洗練されている。この状態でもその高推力を活かし木星の大気上層からの離脱が可能。<br />U.C.0133年時の最強のMSとして名高いが、機体バランスや接近戦に特化した武装等からその性能を引き出すにはパイロットにも相応の技量が要求される。
 
[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]](海賊軍)の試作型[[モビルスーツ]]。[[サナリィ]]によって開発された、地球圏初の他惑星での運用を前提とした機体である。<br />メインスラスターとして背部にX字状に配された4基のフレキシブルスラスターユニットを装備しており、これの向きを自在に変更する事によって高い機動性を発揮し、大気圏内での単独飛行をも可能とする。ラダー部にはコンフォーマルタンクを搭載し、そこから複数の燃焼材を選択可能となっている。既存の[[MS]]のメインスラスターと比較して構造的に違いはないが、機体の質量重心から離れた位置に作用点が存在するので方向転換や姿勢制御をよりアクティブで効率良く行えるようになった。このような方式となったのは木星の高重力に対処する為で、「全身にスラスターを設置する」という従来の方式ではスラスターの一つ一つが大型化してしまい、機体自体も大型化、その大型スラスターの稼働の為に大型ジェネレーターを搭載せざるを得ず、それによって重量も余計に増加するのでそれを補う為に更なる大型スラスターを搭載し……という悪循環が起きる為、抜本的な解決策として採用される事になった。ちなみに過去に一部の機体で採用されたシュツルムスラスターユニットと構造が似ているが、設計の意図はかなりの差があるとされる。<br />[[U.C.]]0130年代におけるMS戦は、敵味方共にビーム・シールドを装備しているせいでビーム・ライフルのような遠距離攻撃が勝敗を分ける要素とはなりにくくなっている為、「敵の懐に飛び込んで攻撃する」という戦い方を海賊軍が採っている事から本機は接近戦を重視した機体として設計されており、ビーム・ザンバーやブランド・マーカー、ヒート・ダガー等といった接近戦用の武器を多数装備している。また装甲が厚く造られ、胸部の排熱ダクトもなるべく小面積化して搭載されている。そのため機体の内部が加熱しやすくなっており、頭部のフェイスカバーを展開して頻繁に強制冷却している。この強制冷却機構や頭部メインフレームの構造は[[ガンダムF91]]に準じた物を採用しており、アーキテクチャも[[クラスターガンダム]]の物を原型としている。[[バイオコンピューター]]も頭部に格納され、機体制御のサポートを行っている。右眼部には精密射撃用のターゲッティングデバイスも格納され、使用時には眼帯のように実装される。この他、他惑星での運用の為に強度の高い対放射線処置等も施されている。<br />[[コアブロックシステム]]も採用され、コクピットブロックは機体から分離して[[コア・ファイター]]となる。基礎構造はクラスターガンダムのコア・ファイターを参考にしつつもよりマルチプルな運用を可能とする事を目標とし、システマチックに洗練されている。この状態でもその高推力を活かし木星の大気上層からの離脱が可能。<br />U.C.0133年時の最強のMSとして名高いが、機体バランスや接近戦に特化した武装等からその性能を引き出すにはパイロットにも相応の技量が要求される。
   36行目: 38行目:  
:コアファイターに分離可能。<br />ABCマントを脱ぎ捨てる。
 
:コアファイターに分離可能。<br />ABCマントを脱ぎ捨てる。
 
;ビリー
 
;ビリー
:[[エビル・S]]の小型偵察ポッドから着想を得たオウム型の小型偵察メカ。可動フィギュア「METAL BUILD クロスボーン・ガンダムX1」で新たに設定された装備である。
+
:[[エビル・S]]の小型偵察ポッドから着想を得たオウム型の小型偵察メカ。可動フィギュア「METAL BUILD クロスボーン・ガンダムX1」で新たに設定された装備である。サイコミュ兵器の一種ではあるが、ニュータイプ兵器の全盛期ほど精度は高くなく、1個のみしか使用できないため、使用頻度は少なかったとされる。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
96行目: 98行目:  
*<amazon>B001UFVJZE</amazon><amazon>B0002U3EKG</amazon><amazon>B00DJPNCM6</amazon><amazon>B00B09IA52</amazon>
 
*<amazon>B001UFVJZE</amazon><amazon>B0002U3EKG</amazon><amazon>B00DJPNCM6</amazon><amazon>B00B09IA52</amazon>
   −
== 話題まとめ ==
+
<!--== 話題まとめ == -->
 
<!-- *[[namazu:クロスボーン・ガンダムX1]] (全文検索結果) -->
 
<!-- *[[namazu:クロスボーン・ガンダムX1]] (全文検索結果) -->
 
+
<!-- == 資料リンク == -->
== 資料リンク ==
   
<!-- *[[一覧:クロスボーン・ガンダムX1]] -->
 
<!-- *[[一覧:クロスボーン・ガンダムX1]] -->
   
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 +
<!-- {{DEFAULTSORT:}} -->
 +
<!-- [[Category:登場メカか行]] -->