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| [[クロスボーン・バンガード]]の精鋭部隊「[[黒の部隊]](ブラック・バンガード)」の隊長。右目着用したゴーグル状の眼帯がトレードマーク。沈着冷静、ともすれば冷淡ともとれる性格であり、敵に対して容赦ない戦いを見せるが、礼節をわきまえた人物でもある。 | | [[クロスボーン・バンガード]]の精鋭部隊「[[黒の部隊]](ブラック・バンガード)」の隊長。右目着用したゴーグル状の眼帯がトレードマーク。沈着冷静、ともすれば冷淡ともとれる性格であり、敵に対して容赦ない戦いを見せるが、礼節をわきまえた人物でもある。 |
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− | 貴族主義を掲げる没落貴族シャル家の出身であり、同じ貴族主義を掲げるロナ家に協力して[[クロスボーン・バンガード]]の一員となった。
| + | 没落貴族シャル家の出身であり、貴族主義を掲げるロナ家に協力して[[クロスボーン・バンガード]]の一員となった。 |
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| 成り上がった彼を偏見の目で見る者も少なくはないが、その実力は本物で、指揮官としても優秀であり、[[モビルスーツ]]に乗る[[セシリー・フェアチャイルド|ベラ・ロナ]]の面倒を任されるなど、[[マイッツァー・ロナ]]からの信頼も厚い。一方で[[カロッゾ・ロナ]]には不振を抱いており、彼の進める[[ラフレシア・プロジェクト]]を密かに探っていた。 | | 成り上がった彼を偏見の目で見る者も少なくはないが、その実力は本物で、指揮官としても優秀であり、[[モビルスーツ]]に乗る[[セシリー・フェアチャイルド|ベラ・ロナ]]の面倒を任されるなど、[[マイッツァー・ロナ]]からの信頼も厚い。一方で[[カロッゾ・ロナ]]には不振を抱いており、彼の進める[[ラフレシア・プロジェクト]]を密かに探っていた。 |
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− | [[コスモ・バビロニア建国戦争]]では大隊を率いて[[フロンティアIV]]を制圧。その際に彼の興味がベラに向いていた事から[[アンナマリー・ブルージュ]]の離反を招いた。後にアンナマリーと交戦し、[[ベルガ・ギロス]]の被弾を許しながらもこれを撃破した。以降は[[デナン・ゲー]]に乗り換え、部下と共に戦線に復帰するが、カロッゾが[[バグ]]と[[ラフレシア]]を実戦投入した事を知り、その確認の為に[[ザムス・ガル]]に乗り込み[[ジレ・クリューガー]]に現状を問い詰めたが、彼のしらを切る態度に怒り殺害。その後、ラフレシアの撃破を確認し、その場に残っていた[[ガンダムF91]]と付近を航行していた[[スペース・アーク]]を敢えて見逃し、ドレル大隊と合流してフロンティアIVへと凱旋した。その後も幾度となく[[シーブック・アノー]]らと交戦したが、その最中にコスモ・バビロニアの残虐な殲滅の手法を見た事から離反した。 | + | [[コスモ・バビロニア建国戦争]]では大隊を率いて[[フロンティアIV]]を制圧。その後マイッツァーからベラのお目付け役を任されるが、それが[[アンナマリー・ブルージュ]]の離反を招いた。 |
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− | コスモ・バビロニア建国戦争から10年後、ザビーネはベラ・ロナ率いる[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]に参加し、[[木星帝国]]への抵抗活動に身を投じ、[[キンケドゥ・ナウ]]とともに海賊軍のエースパイロットとして活躍する。 | + | [[フロンティアI]]での戦闘でアンナマリーと交戦し、[[ベルガ・ギロス]]の被弾を許しながらもこれを撃破。以降は[[デナン・ゲー]]に乗り換え、部下と共に戦線に復帰するが、カロッゾが[[バグ]]と[[ラフレシア]]を実戦投入した事を知る。事実確認の為に[[ザムス・ガル]]に乗り込み[[ジレ・クリューガー]]に現状を問い詰めたものの、ジレのしらを切る態度に怒り彼を殺害。その後、ラフレシアの撃破を確認し、その場に残っていた[[ガンダムF91]]と付近を航行していた[[スペース・アーク]]を敢えて見逃し、ドレル大隊と合流してフロンティアIVへと凱旋した。 |
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| + | カロッゾの死後も幾度となく[[シーブック・アノー]]らと交戦したが、その最中にコスモ・バビロニアの残虐な殲滅の手法を見た事から離反した。 |
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| + | コスモ・バビロニア建国戦争から10年後、ザビーネはベラ・ロナ率いる[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]に参加。[[木星帝国]]への抵抗活動に身を投じ、[[キンケドゥ・ナウ]]とともに海賊軍のエースパイロットとして活躍する。 |
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| かつてコスモ・バビロニアを裏切ったザビーネではあったが、内心では貴族主義を捨てておらず、ベラが貴族主義を復活させるつもりがない事を知りつつも「クロスボーン・バンガード」を名乗る者が木星帝国を討伐する事で再び貴族主義に人身を集めている事を期待していた。 | | かつてコスモ・バビロニアを裏切ったザビーネではあったが、内心では貴族主義を捨てておらず、ベラが貴族主義を復活させるつもりがない事を知りつつも「クロスボーン・バンガード」を名乗る者が木星帝国を討伐する事で再び貴族主義に人身を集めている事を期待していた。 |
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| しかし、戦いの最中に木星帝国の厳格な規律こそが自分の理想とする貴族主義に最も近いと考え、同士と共に叛乱を起こし、海賊軍を離反。部下を拘束されながらも一人帝国へと渡ったが、当の木星帝国はザビーネを信用しておらず、拷問を受け続けて精神を破綻させ、かつての颯爽とした彼の面影は崩れていく事になる。 | | しかし、戦いの最中に木星帝国の厳格な規律こそが自分の理想とする貴族主義に最も近いと考え、同士と共に叛乱を起こし、海賊軍を離反。部下を拘束されながらも一人帝国へと渡ったが、当の木星帝国はザビーネを信用しておらず、拷問を受け続けて精神を破綻させ、かつての颯爽とした彼の面影は崩れていく事になる。 |
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− | 宿敵たる[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との対決では、ベラの心変わりの原因となった彼への憎悪から一度は勝利を収めるが、最終決戦で奇跡的に生存したキンケドゥと再び相見えるが、激闘の末に敗北。最期は貴族主義に対する未練を残し、戦場に散った。 | + | 宿敵たる[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]との対決では、ベラの心変わりの原因となった彼への憎悪から一度は勝利を収める。しかし、最終決戦で奇跡的に生存したキンケドゥと再び相見え、激闘の末に敗北。最期は貴族主義に対する未練を残し、戦場に散った。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |