マルコ・モラシム
マルコ・モラシム | |
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外国語表記 | Marco Morashim |
登場作品 | |
声優 | 竹村拓 |
プロフィール | |
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異名 | 紅海の鯱 |
種族 | 人間 (コーディネイター) |
性別 | 男 |
年齢 | 47歳 |
没年月日 | C.E.71年3月7日 |
身長 | 187cm |
体重 | 79kg |
髪色 | オリーブグリーン |
瞳の色 | 紫 |
職業 | モラシム隊々長 |
所属組織 | ザフト軍 |
所属部隊 | モラシム隊 |
階級 | 緑服 |
主な搭乗機 |
ディン ゾノ ジンフェムウス |
概要 編集
カーペンタリア基地所属のモラシム隊々長。顔の下半分を覆う髭が特徴で、「紅海の鯱」の異名を持つ実力者。
C.E.70年2月14日に発生した血のバレンタインで妻子を失っており、この事からナチュラルに対し激しい憎悪を抱いている。地球に降下してからはC.E.70年4月1日に発生した地球連合海軍との海戦「珊瑚海海戦」で大戦果を挙げた後、カーペンタリア基地に配属される。
『SEED』作中においてはインド洋での哨戒中、クルーゼ隊々長のクルーゼの挑発に乗る形で自身の隊を率いてアークエンジェル隊と交戦した。
C.E.71年3月3日のアークエンジェルとの初戦ではディンに乗り、空中から激しい攻撃を加えるものの、僚機が全滅したため止む無く撤退した。4日後の3月7日、アークエンジェルとの再戦ではキラの乗るソードストライクの足止め役を務め、僚機のグーン2機にアークエンジェルの攻撃を指示するものの、グーンはアークエンジェルのバレルロール戦法により全滅。僚機の全滅に気を取られた隙にソードストライクに乗機のゾノを撃破され戦死した。
登場作品と役柄編集
- 機動戦士ガンダムSEED
- 第22話~第23話 (HDリマスター版第21話~第22話)に登場。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- Field 02で登場。珊瑚海海戦においてジンフェムウスに搭乗し、部下のジンワスプと共に大戦果を挙げた。
人間関係編集
モラシム隊編集
クルーゼ隊編集
- ラウ・ル・クルーゼ
- クルーゼ隊の隊長。通信でアークエンジェルが地球へ降下した事を伝えると共に挑発する旨を伝えてきた。
名台詞編集
機動戦士ガンダムSEED 編集
- 「ハッ、クルーゼめ。こんな通信を送ってくる事自体が下手な挑発だぞ。まぁ、よかろう…乗ってやろうじゃないか。その足つきとやら、インド洋に沈めてやる」
- 第22話(HDリマスター版第21話)より、初登場時の台詞。クルーゼからの挑発に不快感を露にするモラシムだったが、敢えてその挑発に乗る事を決断。インド洋の地図を横目に1人ほくそ笑むのだった。
- 「足つき!この私がぁ!」
- 同上。ディンで空中戦を仕掛けつつ弾幕の合間を針に糸を通すように避ける様はまさにエースである。
- 「フッ、浅い海を行ってくれるとは、このゾノには却って好都合。クルーゼも降りて来ているからな、今日こそ沈めてやるぞ!」
- 第23話(HDリマスター版第22話)より。海面からの攻撃に弱いアークエンジェルの弱点を見抜いたモラシムはクルーゼを見返すべくグーンと共にアークエンジェルに再度攻撃を仕掛ける。
- 「コイツは私がやる!お前達は艦を!」
「今日こそその機体、バラバラにしてくれるわ!このゾノがな!」 - 同上。ソードストライクと交戦状態に入ったグーンをアークエンジェルへの攻撃に専念させるべく、モラシムは1機でソードストライクに肉薄。スピードとパワーで圧倒する。その間にアークエンジェルを攻撃するグーン隊だったが、アークエンジェルは予想外の反撃を仕掛けてきた。
- 「な…何だ!?」
「うおわあああ!!」 - 断末魔の叫び。海面にいるグーンに対しアークエンジェルはバレルロールしつつ下方へのゴッドフリートによる砲撃を敢行。瞬く間に2機のグーンは全滅し、その爆発にモラシムは海面に気を取られ隙が出来てしまった。直後、ソードストライクの対艦刀がゾノを貫く。万事休すのモラシムはソードストライクに組み付き、相討ち覚悟で零距離からフォノンメーザー砲を撃ち込もうとするものの、ソードストライクは咄嗟にアーマーシュナイダーをゾノに突き刺し止めを刺す。モラシムの虚しい叫びと共にゾノは蹴り上げられ、岩に叩きつけられると同時に爆散した。
この時、BGMに「射程距離」が流れているが、同曲がゲーム「連合vs.Z.A.F.T.」で敗北時のBGMとして用いられている事もあり、プレイ経験のある人から見ると作戦失敗を思い越させる場面である。
搭乗機体・関連機体編集
余談編集
- マルコ・モラシムの名前の由来はSEEDの設定製作を担当した下村敬治氏が由来との事で、下村困るのアナグラムになっている(下村困る ⇒ シモムラ・コマル ⇒ マルコ・モラシム)。