ウイングガンダムセラフィム
ウイングガンダムセラフィム | |
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外国語表記 | Wing Gundam Seraphim |
登場作品 | ティエルの衝動 |
スペック | |
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分類 | 量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
搭載システム | ゼロシステム Ver2.5 |
開発組織 | OZ (ロームフェラ財団) |
所属 | ロームフェラ財団 戦争推進派陣営 ⇒ 新教聖歌隊 (マリーメイア軍) |
主なパイロット | ティエル・ノンブルー |
概要編集
書籍『新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ 最強プレイングブック』に掲載されている「1/144 ウイングガンダムゼロカスタム」の改造作例。同時掲載の漫画『ティエルの衝動』に登場しているが、ガンプラの作例と作中のイラストでカラーリングが異なる。
- 作中の設定
『新機動戦記ガンダムW』の終戦直前、ロームフェラ財団によって生産された量産型ガンダム。OZがウイングガンダムゼロ (EW版)を回収した際のデータが開発に活かされており、本機はその簡易量産機となっている。元の機体と比べて外見が一部簡略化されており、特に主翼がサイドアーマーへの収容式になっているのが一番の違いである。他にも一般兵でも扱えるように調整されたゼロシステムである「ゼロシステム Ver2.5」が搭載されているのが特徴となっている。
戦後もロームフェラ財団の戦争推進派陣営によって、X-18722コロニーの軍事プラント内で極秘裏に生産が進められていたが、ガンダム量産計画で行方不明になった兄を探そうとしていたティエル達によって他の量産型ガンダムと共に強奪され、そのままティエルの搭乗機となる。なお、作中に登場する量産型ガンダムでは唯一、複数機確認できる機体である。
登場作品と操縦者編集
- ティエルの衝動
- 冒頭、X-18722コロニーの軍事プラントに6機以上格納されているのが確認できる。その内の1機をティエルが強奪し、以降の戦闘で最後まで生き残っている。
装備・機能編集
特殊機能編集
- ゼロシステム Ver2.5
- ゼロシステムを一般兵向けに調整した物。作中で通常のゼロシステムの様なフィードバック機能は見られないが、自機が危機に陥った際には緊急起動し、オート操縦で敵機を攻撃した。
- ウイングバインダー
- 原型機だと主翼だった部分で、本機の場合、普段はサイドアーマーに収容されている。作中ではティエンロンガンダムやガンダムルシフェルとの戦闘中に展開している。ただ、サイドアーマーのサイズ・形状は原型機と変わりが無いため、本来であれば収容は物理的に無理がある。
武装・必殺攻撃編集
- バスターライフル
- 物質化寸前まで縮退した高エネルギーを発射する大型ビーム砲。原型機が2丁装備だったのに対し、本機は1丁のみとなっている。
- ビームサーベル
- 接近戦用の斬撃武器。原型機ではビーム刃の色がライトグリーンだったのに対し、本機はピンク色になっている。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ウイングガンダムゼロ (EW版)
- ベース機。OZによる回収時のデータが本機の開発に活かされている。本ガンプラの製作には「1/144 HG ウイングガンダムゼロカスタム」が使われている。
- ガンダムルシフェル
- 本機以前に開発されたゼロシステム試験機。ゼロシステム Ver2.5の前身であるゼロシステム Ver2.0を搭載している。
- ガンダムデリンジャーアームズ / ティエンロンガンダム
ガンダムデスサイズギルティ / ガンダムサンドレオン - 本機と共に生産された量産型ガンダム。
- セラフィムガンダム
- 本機と同様「熾天使 (セラフィム)」の名を冠するガンダム。
余談編集
- ガンプラでの再現はウイングガンダムゼロ (EW版)のキット1つで済むため、極めてリーズナブル。ただし、雑誌内の作例とコミックとでカラーリングが異なる(腰部フロントアーマーの塗り分けも異なる点に注意)ため、どちらを選ぶかは作る人次第となる。
- 本機を意識しての命名かは不明だが、ガンプラ「RG 1/144 ウイングガンダムゼロ EW」の拡張エフェクトとしてプレミアムバンダイ限定で発売された羽パーツの名称が「セラフィムフェザー」、ウイングガンダムスノーホワイトプレリュードに搭載されている各ウイングバインダーの総称が「セラフィムユニット」と、いずれも「セラフィム」の名を冠している。
商品情報編集
ガンプラ 編集
書籍 編集