スペルビア ジンクス | |
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外国語表記 | Superbia GN-X |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00V |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 強襲揚陸用擬似太陽炉搭載型モビルスーツ |
生産形態 | 特務機 |
型式番号 | GNX-612T/AA |
頭頂高 | 19.2m |
総重量 | 69.1t(強襲揚陸ユニット重量:44.9t) |
主動力 | GNドライヴ[Τ] |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍(アロウズ) |
主なパイロット | ヒリング・ケア |
概要編集
地球連邦軍が開発した擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。ジンクスIIIをベースに海中からの強襲揚陸機として開発された。イノベイドの持つ革新的技術が多数盛り込まれているため、次世代機として開発中のジンクスIVに近い立ち位置の機体となっている。名称の「スペルビア (Superbia)」はラテン語で「誇りある」を意味しており、文字の中に英語で「最高」を意味する「Super」も含まれているため、次世代機に迫る性能を誇る本機の名称として採用された。型式番号の「AA」は「Amphibious assault(強襲揚陸)」の意。
専用の強襲揚陸ユニットと呼ばれる追加装備を装着できるようになっており、水中での機動性を高める事が可能。腰部ホバーユニット、腕部ウェポンユニット、頭部センサーユニットで構成され、センサー部にはトリロバイトのセンサー素子の改良型が採用されている。上陸後にはユニットをパージし、速やかに陸戦に移行することが可能な構造になっている。
機体本体の頭部センサーはフレーム内にかなり強引に収めているため、若干の隙間がある。この新型センサーユニットはレグナントにも採用されている。
本機は所属こそ連邦正規軍となっているが、開発中に正規軍がアロウズの指揮下に入った事から、実質的にアロウズ所属機として運用されており、パイロットもアロウズ所属兵かライセンサーが殆どであった。数多くのミッションに参加したものの、その記録の多くが機密扱いで詳細は不明となっている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム00V
- 出典元。Vol.019にて機体解説が行われた。ストーリーテキストでは無人島にあるソレスタルビーイングの基地への潜入任務でヒリング・ケアが搭乗し、無人の基地を攻撃した。
出撃前、ヒリングはヴェーダの情報で基地がもぬけの殻である事を知っていたものの、人間側に伝える訳にもいかなかったため、退屈しのぎに最新鋭機である本機の使用許可を申請。その際、エイミー・ジンバリストに口説かれており、代わりに搭乗しようという彼の提案を丁寧に断っているものの、自身を初めて「かわいい」と言った彼にやや興味を抱いている。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 強襲揚陸ユニット
- ホバーユニット、ウェポンパック、センサーユニットから構成される追加装備。水中、水上での機動力をモビルスーツに付与する装備で、機体の腰部や肩部のハードポイントに接続して装備する。センサーユニットのカメラ部は先に開発された水中用モビルアーマー、トリロバイトの物をベースに改良を加えたセンサー素子が採用されている。
武装・必殺攻撃編集
本体側編集
- GNバルカン
- 腹部に2門内蔵されている速射式のビーム砲。本機唯一の固定兵装となっている。通常のバルカンより大口径となっており、高出力のビームを発射可能。
- GNクロー
- 足底部に搭載された展開式のクロー。爪先の2本と踵の1本を展開する事で3本爪となる。大型のクローのため足場をしっかり掴む事が可能。
- GNクナイ
- 両腕部に2基固定装備。小型のGNソードをベースに、GNバルカンと小型ビームサーベルであるGNビームニードルを組み合わせた複合兵装となっている。クナイまたはニードルを使用する際には基部で回転し、グリップを手で保持する。
強襲揚陸ユニット側編集
- GNミサイル
- 腕部ウェポンパックに2基装備している。
- GNビームガン
- 腕部ウェポンパックに4門内蔵されているビーム砲。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ジンクスIII (地球連邦型)
- 原型機。
- ジンクスIV (一般機) / ジンクスIV (指揮官機)
- 本機をベースとした次世代機。
- トリロバイト
- 強襲揚陸ユニットのセンサーユニットはこの機体の物がベースとなっている。
- レグナント
- 同型の頭部センサーが使用されている。