キラル・メキレル | |
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外国語表記 | Kyral Mekirel |
登場作品 | 機動武闘伝Gガンダム |
声優 | 麦人 |
デザイナー | 逢坂浩司 |
プロフィール | |
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種族 | 人間 |
性別 | 男 |
出身 | ネオネパール |
所属 |
ネオネパール ガンダム連合 |
役職 |
殺し屋 ガンダムファイター |
主な搭乗機 | マンダラガンダム |
概要
ネオネパールのガンダムファイター。盲目の殺し屋であり、ゴーグルを着用し仕込み刀つきの錫杖を武器とする。
かつての第11回ガンダムファイトでは優勝候補だったが、終盤戦で自らの慢心の故に敗退し、機体を破壊された際にコックピットで起きた爆発により失明。国からは用済みとして扱われ、ガンダムファイトから追放される。その為、自分の目から光を奪ったガンダムファイトを憎み、暗殺者となる。
暗殺を生業に生きていたが、第13回ガンダムファイトで国からその暗殺者としての腕を見込まれ、ガンダムファイトに呼び戻される。国からの指示で暗殺者として試合前に対戦者を暗殺し不戦勝を重ねていたが、決勝大会におけるドモンとのファイトでガンダムファイターとしての魂を呼び起こされ改心。その後、自らが殺したガンダムファイター達を供養する旅に出たが、大会後にデビルコロニーの出現により地球が危機に陥ったため、アレンビーと共にガンダム連合を率いてシャッフル同盟の下に駆け付けた。
盲目ではあるが、そうとは全く感じさせない動きを見せる。仕込み杖の扱いに長け、連続で繰り出される突きの速さはもちろん、仕込み刀の切れ味に関しては、生身の状態で2階建てバスを縦に一刀両断するほど。その他にも水面に浮かんだ葉の上で立つなど、東方不敗やドモン達に負けずとも劣らない驚異的な身体能力を持つ。
登場作品と役柄
- 機動武闘伝Gガンダム
- 初登場作品。第28話で初登場し昼間の街中でドモンを襲撃。暗殺こそ失敗したものの得意の暗殺術で相対したドモンに手傷を負わせ、只ならぬ警戒心を抱かせた。試合では仕込み杖への対処法を考えあぐねているドモンを相手に有利に立ち回ったが事前の暗殺に失敗した事が仇となり、仕込み刀の一撃を見切られ必殺技で受け止められてしまった。最後は真剣勝負の末に敗退し改心。ドモン達に別れを告げたがその後、第48話から再登場し、地球をデビルコロニーの魔の手から救うべく各国のガンダムファイターと共に奮戦。戦いの終結に貢献した。
人間関係
- ドモン・カッシュ
- 対戦相手の1人。他のファイターと同様に暗殺を図るが、彼とのファイトが自身のファイターの魂を呼び戻すこととなる。
- アレンビー・ビアズリー
- デビルコロニー出現時、彼女と共にガンダム連合を率いて登場。地球を救うべく戦った。
- シュバルツ・ブルーダー
- マンダラガンダムを爆破して隠蔽工作を図ろうとした高官の行動を阻止した。陰ながらキラルの命を救った人物。
- 高官
- ネオネパールの官僚達。キラルに試合前のガンダムファイター暗殺を指示していた。キラルが敗れた際、暗殺の件を隠蔽しようとキラルもろともマンダラガンダムを爆破しようとするが、シュバルツによって阻止された。
名台詞
- 「ドモン・カッシュさんですね?」
- ドモン「何の用だ」
- 「…死んでもらいます」
- 『G』第28話より、街を出歩いていたドモン達の前に忽然と出現した際に。同行していたチボデーの「暗い夜道には気をつけた方がいい」という忠告をよそに昼間の街中でドモンを襲撃する。台詞の直後の一撃はコンクリートの地面を打ち砕き、水道管を破裂させた。
- 「フッ、殺しの世界は生きるか死ぬか二つに一つ。そのどちらかはこの腕と運次第。このような事もあろう」
- ドモン暗殺に失敗するも、余裕の態度を見せるキラル。キラルにとっては殺しのタイミングがずれたに過ぎないのだ。この態度に「生ぬるい」と高官は糾弾するが…
- 「いかにも私はプロの殺し屋。狙った獲物は必ず倒す。余計な口出しは無用!」
- 「心配なさらずともドモン・カッシュは必ず仕留めてみせましょう。ムハハハ……」
- 上記の直後、高官の目の前で部屋中の蝋燭を一瞬にして切り捨ててみせる。しかもキラルが去った後に残った1本の蝋燭は、点いている火ごと縦に四等分されていた。
- 「ならば覚悟しておけ! 貴様らのように友情を気取ってつるむような弱虫どもは、この私がまとめてあの世へ、送ってくれるわぁ!」
- 「戦いの場では、頼れるものは己のみという事を教えてくれよう!」
- ドモン達の前に再び現れ、宣戦布告をした際に。水面の葉に全神経を集中し立っており、ドモンを唸らせた。
- 「いいか!私は忘れない。私の目から光を奪ったガンダムファイトを!そうだ!貴様らにも見せてやる!この世の闇をな!ムハハハハハ……!アハハハハハ……!」
- ドモン達の前から去る際に。確かに失明による闇だけでなく、ガンダムファイトからの追放、暗殺者の腕を見てファイトに都合よく呼び戻すなど、キラルの周りには闇が多い。
- 「ドモン!貴様に今こそ教えてくれるわ!この私のガンダムファイトから追放された恨みを!この私の恨みをぉ!!」
- ドモン「ならば、斬る!」
- ゴッドフィンガーによって奥の手の仕込み刀を打破されたキラルは刀を構え、ドモンとの真剣勝負に挑む。そして互いに斬りあう瞬間、キラルはドモンから発せられる眩い光を垣間見る。
- 「見事だドモン。貴様のような男と、再び剣を交える事ができようとは!クッ…楽しい戦いだったぞ…うぬぉ!」
- 勝負の末、ファイターの魂を取り戻したキラルは、ドモンを賞賛しそのまま崩れ落ちる。その姿はもはや暗殺者ではなく、1人のガンダムファイターだった。
- 「ドモン・カッシュよ。私は忘れはしないぞ。そう、あの最後の一瞬の、お前を支える仲間達の姿。まさか、この目にもう一度あのような素晴らしいものが見えるとはな…」
- 「礼を言おう、さらばだ!」
- ファイト後、ドモン達に別れを言う際に。そして、ファイトから足を洗ったキラルは終わりのない供養の旅に出ていった。これで出番が終了するかと思いきや、終盤に思いもよらない形で再登場し、ドモン達の窮地を救う事となる。
- 「マンダラガンダム、只今見参!ドモン殿、義によって助太刀致す!」
- 『G』第48話より、ウルベの前に苦戦するドモン達の元にアレンビーと共に現れた際に。さらに彼らに続いて各国のガンダムが集結してくる。
- 「全てのガンダムよ集結せよ!ここに我ら世界ガンダム連合を創り、地球の存亡を賭け、団結し、勝利するものなり!」
- 「我らが母なる星の危機、人種も国籍もあるものかぁ!」
- 集結したガンダム連合と共にデビルコロニーの触手に一斉攻撃を仕掛ける際に。今まで戦いあっていたガンダムファイター達も、地球の危機となれば、互いに団結し戦うものなのである。
- 「キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生ォォォ!!」
- 「南無阿弥陀仏!」
- 『G』第49話より、ガンダム達と力を合わせ、必殺技の曼陀羅円陣・極楽往生を放つ際に。見事、地球に向かっていた触手を粉砕するが…
- 「どぅわはははは!見たか我らの力…な、何ッ!?」
- 上記の直後、触手を撃破し意気揚々とするが、新たに出現した多数の触手の攻撃を受け、ガンダム連合共々、ピンチに陥ってしまう。少し間抜け。