ザク強行偵察型
ザク強行偵察型 | |
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外国語表記 | Recon Type Zaku |
登場作品 | MSV 機動戦士Ζガンダム |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 偵察機 |
型式番号 | MS-06E |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 60.4t |
全備重量 | 76.2t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 951kw |
スラスター総推力 | 53,750kg |
センサー有効半径 | 3,200m |
開発組織 | ジオン公国軍 |
総生産数 | 約100機 |
所属 |
ジオン公国軍 地球連邦軍 (接収機) |
主なパイロット |
ジオン兵 連邦兵 |
概要
ザクIIの機動性能を活かし、戦略偵察機として転用する目的で開発されたモビルスーツ。他と比較して装甲が薄くされた訳でもなく、ユニット化された探知システムを装着したマイナーチェンジ型という性格が強い[1]。しかし、試作機のロールアウトした時点ではその意を多少曲げて、死角から徐々に軽量化が図られている。
情報収集能力を高めるべく、頭部には大口径の高精度・複合カメラが接近戦用モニターカメラに代わって装備されている。外形は通常の物を使用していたが、ガラスシールドは排除され、上面へ向けての縦ロール化も成されている。肩部のシールドとスパイクアーマーは取り外され、代わりにカメラユニットを設置。更に腰の関節ユニットを前方延長してカメラを収納している。ランドセルもS型用のロケットエンジンをボアアップした改良型が搭載されている。機体内部の燃料搭載スペースが10%増加され、胸部左右には緊急離脱用ロケットが装着されている[2]。
MS-06Eは広範囲の偵察用として早くより部隊配備が行われ、一般部隊に存在したが、製造コストの問題から生産数は極めて少なく、総数は100機近くが少数ずつ補給されたに留まっている。特殊任務用として機動性と探知システムの性能向上を図ったMS-06E-3ザクフリッパーが少数ながら生産された他、ザクI・スナイパータイプにも本機のモノアイが転用されている。
カラーリングはノーマルカラーに加え、一年戦争中期には暗視塗装を施した物が存在した。特に濃灰色や濃紺の物が多く、偵察小隊によってはチーム編成で従来の戦闘機パイロットが搭乗しており、偵察行動に従事しながらも変わったマーキングやエース機並の塗装を施す機体も存在したと言われ、熟練パイロットを厚遇するジオンの体質を表していた。
カラーバリエーション
登場作品と操縦者
装備・機能
武装・必殺攻撃
- CE-16TX カメラガン
- 偵察用の携行式カメラ。モビルスーツである事を利用したオプション装備。
その他
対決・名場面
関連機体
改修機・強化型
系列機・派生機
- ザクII
- 原型機。C型とF型のどちらかがベースとされる。『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話には黒塗りの機体が登場し、連邦軍に占拠されたソロモンに強行偵察を行っている。
- ザクII (サンダーボルト版)
- 『サンダーボルト外伝』における原型機。
- ザクIIS型
- 本機のバックパックのロケットバーニアにはS型用の物をボアアップした改良型が用いられている。
技術的関与のある機体
- ザクI・スナイパータイプ
- 狙撃用に本機のモノアイが転用されている。
商品情報
ガンプラ
リンク
脚注
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